木曜日、ワールドシリーズbyルノーのチャンピオン、ロバート・クビカがルノーF1チームの本部エンストンを訪れ、12月1日のバルセロナテストに向けて最終的な準備を行った。テストには、ユーロカップ・フォーミュラ・ルノーV6チャンピオンのジョルジオ・モンディーニも参加することになっている。
水曜日にヒースロー空港に降り立ったクビカは、その翌日にエンストンを訪ねた。金曜日にはモンディーニもファクトリーを訪問している。この日の主な目的は、クビカにテストドライバーとしての仕事を紹介し、シート調整を行うことだった。
非常に感銘を受けた様子のクビカは、ポーランドへ向かう飛行機に飛び乗る前に、次のように感想を語った。
Q:今日一番印象深かったことは何ですか?
ロバート・クビカ:ステアリングの後ろに座っているとき、たくさんの人たちに囲まれたのが印象的だった。ワールドシリーズのマシンだと、5人以上に囲まれることはあまりないからね。なぜルノーF1が成功を収めたのか、よく分かったよ。それは、彼らが巨大な規模で組織化されているからだ。どんなささいな点についてもチェックし、気を配っているんだね。
Q:ファクトリーの中で一番気に入った場所は?
クビカ:テクニカルな点では、風洞と空力部門が忘れられない。でも、一番楽しかったのはレーシングカーが並ぶワークショップだった。クルマのどんな細かいパーツについてもコメントがあって、とても技術力の高いプロフェッショナルなグループがクルマを作っているんだと感じた。
Q:バルセロナのテストについて、テストチームと打ち合わせをすることはできましたか?
クビカ:もちろん、できたよ。担当のエンジニアを紹介されて、彼が訪問の間ずっと付き添ってくれたんだ。バルセロナでのテストについて話したし、彼からステアリングの操作について宿題を出されたんだ! ルノー・スポールにR25をテストする機会を与えてもらえて、すごく光栄だよ!
クビちゃん、応援してるよ〜。
マカオで会えるの楽しみにしてるよ〜。