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幻の表彰台…。

土曜日に開催されましたALMSのロードアメリカ戦、ピーターとミュラーDはクラス3位でフィニッシュしましたが、レース後の車検で、ブレーキランプがちゃんと点灯してなかったってことでペナルティ、1位降格になりまして、最終結果は4位となっております…。
どうも、テールランプのスイッチが、天気が悪かった(雨降ってた)からなんかおかしくなったらしいんですが、そんなん富士とかこないだの菅生とかでのレースなんてことになったらあんたらどーすんのー!…と、雨がわりと多い国・日本に住んでると思っちゃうわけですよ。はい。
まあでもコース上では3位だからね。
今後も多分あると思うので(1000kmで確認してこようっと)、今後に期待します。

一応日曜朝にIMSAのライブタイミングをチェックしてたんですが、やっぱりそれだけだと細かいことは良く分からんのよね~。
でも、朝のウォームアップで、「12台がコース脇に止まってます」ってテキストを見て吹いたです。
28台スタートのレースだろうが~!(笑)

スタートはミュラーDで、スタート直後、1コーナーまででトップに立っちゃいました。えらい!
で、5周目にGT1に軽く接触してしまってスピンしてコースアウトして3位にダウン。
マシンもちょいとダメージを受けましたが、その後、代わってトップを走っていたマシンと2位のマシンが接触してコースアウト、その隙にまたトップに返り咲きます。
その後もレース開始後1時間10分のところまでトップをキープして、ピーターに交代。
ドライバー交代のときにピーターのハーネスがうまく止まらなくてちょっと時間を食っちゃって、6位にダウン。
で、ピーターに代わって10分後、雷雨…。
ここでまたピーターはピットインしてレインタイヤに交換しましたが、ずーっと、レースの残り1時間28分のところまで、イエロー出っ放しだったようです。

で、ピーターは走行中に、総合トップのマシン(アウディ?ポルシェ?どっちだ?)と接触、運転席側のミラーがなくなります。ひえー!
当たったの誰だー!(汗)
そんでも走行を続け(続けられるものなんだ…。まあコースレイアウトによりけりでなんとかなるのかなとは思うんだけど)、レース残り1時間18分の時点で、ミュラーDに交代。

まだコースは濡れてたそうですが、チームはもう一度ミュラーDをピットインさせて、スリックにチェンジ。
P/WLは今回セーフティカーの生で一周くらい損しちゃったりとかしてたらしいんですが、でもこのスリックへの交換が奏功し、がつがつと前とのタイム差を削っていきます。
この頃は私もライブタイミング見ててびっくりしたよ~。

ですが、まーたプロトにマシンを引っ掛けられてコースアウト。
順位は変動なかったけど、せっかく追い上げてたところで再度45秒ロス。
でもそれでもまだ諦めずに前との差を縮めていきます。
結局、その間にイエローとか出なかったから最後にスプラッシュしにグリーンでピットインしなくちゃいけなくなって、3位のままフィニッシュ。
最後に車検でひっかかっちゃって4位に降格してしまいましたが、いいレースができて、結果もついてきて、よかった!ってカンジだそうです。

チーム代表・ドライバーのコメントですが、

マイク・ピーターセン:
「上がったり下がったり大変なレースだったね。ペースカーのせいで貴重なタイムも失ったし。
でもダークとピーターががんばってくれたから、ロードアメリカを4位で終えることができた。
遠からず、表彰台の真ん中に上がれることを期待してるよ」

デイル・ホワイト:
「イエローのタイミングっていうのはいつも気になるところだよね。
ドライバー交代の時にタイムロスしたから、総合のトップの後ろにつけなくなってしまったのが痛かった。
でもレースでこんなに長い間イエローコーションが出続けていたし、そのほかのイエローのタイミングも自分たちにとってはいいタイミングじゃなかったけど、それでもダークとピーターは3位まで戻ってくれた。
表彰台に上がれなかったのは本当に残念だ。
ブレーキランプの件については確かに機能していなければいけない。
自分たちとしては点いていたとは思っていても、オフィシャルにそうでないと言われたら仕方ない。
今年は正直なところ、自分の中では最も難しいシーズンの一つではあるけれど、それでもこのチームはとても強いチームだということが証明できたと思う。
次はMosportで、優勝できるようにしたいと思っている」

ピーター・ダンブレック:
「かなりプレッシャーのかかるシチュエーションだったけど、レースで、ペースアップして走れなかったのが残念なくらいかな。
レースを楽しんだよ。新しい経験がたくさんできた。
でも、僕はまだまだこんなもんじゃないよ。今に見てろよ(笑)。
ウェットコンディションでは、今までドライブしたことなかったけどまあまあこんなものかな、という走りができたと思う。
今回のレースでたくさんのことを学べたから今後はその経験を生かしつつ、また皆に色々教えてもらえればなと思ってる。
ダークは最後のスティントはすばらしいレースをしてくれたよね。でも次のレースまでにまた、やっておかないといけないこともちょっとあるけどね」

ダーク・ミュラー:
「いやあいいレースができたよ。
スタートではトップに立てたけど、そのあとはなんかよくわかんないことが色々おきちゃったね。
最初のフルコースコーションのあと、僕はマセラティに左側から当たられてしまったけど、マシンがなんともなかったのは本当にラッキー。
そのあと#45と#962が接触して、またトップに戻ることができた。
この時点では、マシンは本当に調子がよかったから、このままなら優勝できるなって思ってたんだ。
でもドライバー交代のときにタイムロスをして後ろに下がることになってしまって、でもマシンが良かったからまたオーバーテイクして前に出ることができた。
今回のレースは、優勝したのと同じような気分だよ。これだけ色々あってこの結果だもの。
でも公式には3位、というのが認められなかったのはとっても残念だ。
次の、ピーターとのレースが本当に楽しみだ。
次こそはこのマシンで表彰台だね!」

motorsport.comを見てたら、なんか天気が悪くなっていく模様が分かりました…。

うーん、正式結果を探しにALMSのサイトを見に行ったんだけど、見つからないのよねぇ…。
ってことで、レース終了時のリザルトです。

Road America: Race results
Racing series ALMS
Date 2007-08-11

Pos Car Cls CP Drivers Team Car Laps Gap Status
1. 7 P2 1. R.Dumas, T.Bernhard Penske Racing Porsche RS Spyder 96 0.000
2. 1 P1 1. R.Capello, A.McNish Audi Sport North America Audi R10 TDI 96 1.783
3. 2 P1 2. E.Pirro, M.Werner Audi Sport North America Audi R10 TDI 96 0.706
4. 6 P2 2. S.Maassen, R.Briscoe Penske Racing Porsche RS Spyder 96 58.238
5. 9 P2 3. D.Brabham, S.Johansson, D.Dayton Highcroft Racing Acura Acura ARX-01a 94 2 Laps
6. 20 P2 4. C.Dyson, G.Smith Dyson Racing Porsche RS Spyder 94 32.419
7. 16 P2 5. B.Leitzinger, A.Wallace Dyson Racing Porsche RS Spyder 94 16.595
8. 15 P2 6. A.Fernandez, L.Diaz Fernandez Racing Acura Lola BO6 94 21.379
9. 26 P2 7. B.Herta, M.Franchitti Andretti Green Racing Acura ARX-01a 94 28.312
10. 06 P1 3. G.Pickett, K.Graf Team Cytosport AER Lola B06-10 91 3 Laps
11. 8 P2 8. J.Bach, B.Devlin B-K Motorsports Mazda Lola B07-40 91 5.023
12. 4 GT1 1. O.Gavin, O.Beretta Corvette Racing Corvette C6.R 91 21.742
13. 3 GT1 2. J.O'Connell, J.Magnussen Corvette Racing Corvette C6.R 90 1 Lap
14. 27 GT1 3. D.Theys, F.Lienhard Doran Racing Maserati MC12 88 2 Laps
15. 62 GT2 1. M.Salo, J.Melo Risi Competizione Ferrari 430 GT 87 1 Lap
16. 18 GT2 2. R.Kelleners, T.Milner Rahal Letterman Racing Porsche 911 GT3 RSR 87 1.156
17. 31 GT2 3. P.Dumbreck, D.Mueller Petersen/White Lighting Racing Ferrari 430 GT 87 29.008
18. 71 GT2 4. W.Henzler, R.Liddell Tafel Racing Porsche 911 GT3 RSR 87 1:36.879
19. 45 GT2 5. J.Van Overbeek, J.Bergmeister Flying Lizard Motorsports Porsche 911 GT3 RSR 86 1 Lap
20. 61 GT2 6. E.Helary, G.Bruni Risi Competizione Ferrari 430 GT 86 3.091
21. 54 GT2 7. T.Pappas, T.Borcheller Team Trans Sport Racing Porsche 911 GT3 RSR 85 1 Lap
22. 73 GT2 8. J.Tafel, D.Farnbacher, N.Swartzbaugh Tafel Racing Porsche 911 GT3 RSR 83 2 Laps
23. 44 GT2 9. S.Neiman, D.Law Flying Lizard Motorsports Porsche 911 GT3 RSR 81 2 Laps
24. 12 P1 4. C.McMurry, B.Willman, M.Lewis Autocon Motorsports Lola EX257 AER 76 5 Laps
25. 22 GT2 10. B.Auberlen, J.Hand Panoz Team PTG Panoz Esperante 75 1 Lap Pit
26. 37 P1 5. J.Field, C.Field, R.Berry Intersport Racing Creation CA06H Judd 48 27 Laps Retired