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今日の小ネタ〜GT1のカレンダーと公式小ネタ集(違)

12/15、GT1とGT3のスケジュールが発表になってました。
レースはストリーミングで見てても現地で見てても結構面白かったし、ピーターが出るならまた来年も見に行きたい。

FIA GT1 Championship 2012
April 8 - Coupe de Paques - Nogaro
April 22 - Zolder
May 27 - Navarra
July 8 - Algarve
August 26 - Beijing (TBC)
September 2 - Ordos (TBC)
September 16 - Moscow
October 7 - Zandvoort
November 25 - San Luis
TBA


ザクセンリンクとシルバーストーン(Tourist Trophy)はあるとか言ってたはずだけど、ドイツもイギリスもなくなってるなあ。
中国連戦はまた涙目になる人が多そうだ…。
で、GT1は10戦の予定だそうなので、TBAがどこに入るか?ですね。多分ヨーロッパだと思うけど。
しかしヨーロッパのレースを減らすっつってたのはなんだったんだってカンジだね…。

しかしドイツとイギリスがないと、今年のGT1の参戦チームなんてほとんどドイツとイギリスなのに、地元レースないじゃん。
ランボルギーニも日産もないじゃん。
地元レースあるのHexisだけじゃん(笑)

日産は参戦するって書いてたけどJRMはどうなるんだか決まってない(決めてない?)のかなあ…
(ステップニーが、イギリスのチームいるのにイギリスでレースないじゃんってtweetに反応して「イギリスチームってどのチームの話よ?」って書いてた)

FIA GT3 European Championship 2012
April 8 - Coupe de Paques - Nogaro
April 22 - Zolder
May 27 - Navarra
July 8 - Algarve
September 16 - Moscow
October 7 - Zandvoort
TBA


GT1のヨーロッパ以外のレースがないだけか。

GT1の「数でみる2011年GT1」を訳してみる。けど読みやすいようにちょっと変えてみた。
こういうの日本のレースではあんまり見ないねえ。
あると面白いのに!

最後の最後でようやく勝ったコルベット
コルベットC6.Rは2011年の最終戦、サンルイスでのバーマンとフランチェスコ・パストレッリの目の覚めるような走りで今年初優勝を記録。それまでのコルベットは第2戦ゾルダーでの予選レースの2位と、またシルバーストーンの2レースで3位に入った以外は、目立った成績はありません。

100点満点(100点は稼げないけど)
GT1の1レースウィークエンドで、予選レース・決勝レースで1-2フィニッシュをすると、予選レースでは14ポイント、決勝レースでは43ポイント、計57ポイントがチームチャンピオンシップのポイントに加算されます。ちなみに予選レースとチャンピオンシップレースの両方で優勝すると33ポイント獲得できます。

*1-2フィニッシュ編
第6戦のナバラでのAll-Inkl.com Munnich Motorsportと第9戦の北京でのYoung Driver AMRが、同じチームで1-2フィニッシュをしました。

*同じ車の連勝編
第2戦のゾルダーでMunnich Motorsportのバッセンク&ヴィンケルホック組、第7戦のポールリカールでJRMのクルム&ルーア組、第8戦オルドスでMarc VDSのマルタン&マコヴィエッキ組、最終戦のサンルイスでは、GT1デビュタントのバーマン&フランチェスコ・パストレッリ組の計4組が記録しました。

福利厚生(違)
2台エントリーしてなかったとか途中参戦とかで、Team China, DKR Engineering, DKR www-discount.deはシリーズのチームポイントの獲得資格がありませんでした。そんな彼らの恩恵にあずかったのはHexis AMRでした。ポイント獲得資格がない前述の3チームが抜けた順位でカウントするから、その後ろにでフィニッシュしたらチームポイント的には繰り上げされるわけです。で、Hexisは29ポイントいただいちゃったそうです。
その次にお世話になったチームはJRMとBelgian Racingで、こちらは17ポイントずついただいています。Belgian Racingは年間39 ポイントしか獲得していないので、半分近くを前述の3チームのお世話になっております。
ちなみに少ない方としては、第4戦終了以降撤退しちゃったスイスレーシングが1ポイント、あとMunnich MotorsportとYoung Driver AMRは、タイトル争いとか最後までしてたわりには8ポイントずつとあんまりお世話にはなってません。

ちなみに前述の3チームがポイントを獲得する権利があると仮定して計算すると、Team Chinaは第7戦までは1台しかエントリーがありませんでしたが93ポイント、シリーズ7位に入ることになります。DKR www-discount.deは3戦のみのエントリーですが20ポイント獲得となり、フル参戦していたBelgian Racingまであと2ポイント、ということになるんだそうです。

「アタシたち、ずっと一緒って約束したじゃない!」(違)
2011年は56人のドライバーが参戦し、うち46人がポイントを獲得しましたが、全10戦でその中で1チーム2台でドライバー4人、一度も変更がなかったのはHexis AMR, JRM, Young Driver AMR, All-Inkl.com Munnich Motorsportの4チーム。あとチームメイトが交代しなかったのはSumo Powerの21号車、ジェイミー・キャンベル‐ウォルター&デビッド・ブラバム組でした。

チームメイトが交代したドライバーの中で、シリーズ最上位はマキシム・マルタンで98ポイント獲得、予選レース3勝にチャンピオンシップレース1勝を記録してます。彼の相方は6戦一緒だったフレデリック・マコヴィエッキ(69ポイント獲得)、2戦一緒だったベルトラン・バゲット(28ポイント獲得)とヤン・クライレイ(1ポイント獲得)の3人になります。マルタンの優勝はいつもマコヴィエッキと一緒、バゲットとは予選レースで3位が1回と決勝レースで4位が2回でした。

ほぼ完璧
ドライバーズタイトルを獲得したJRMのカーナンバー23のクルム&ルーカス組ですが、サンルイスの最終戦のチャンピオンシップレース(本当にシーズン最後のレースですね)でスタートの時のクラッシュに巻き込まれなければ、全レース完走になるところでした。惜しい。

優勝回数
・チャンピオンシップレース編
第3戦、第5戦、第7戦で3勝を挙げたJRMのクルム&ルーアが唯一チャンピオンシップレースで複数回優勝したコンビです。その他はシーズン初めから名前を挙げると、ピッチオーネ&デュッセルドープ(Hexis)、バッセンク&ヴィンケルホック(All-Inkl.com Munnich)、ホーエナーデル&ピッチーニ(Hexis)、ニッキー・パストレッリ&ドミ(All-Inkl.com Munnich)、マルタン&マコウェイエッキ(Marc VDS)、ミュッケ&ターナー(Young Driver)、イエルマー&フランチェスコ・パストレッリ(Team China)でした。

・予選レース編
Hexisのマルタン&マコヴィエッキが、開幕戦・第4戦・第5戦で3勝しました。
こちらはその他については箇条書きでまとめます。

・3勝…Hexisのマルタン&マコヴィエッキ(開幕戦・第4戦・第5戦)
・2勝…All-Inkl.com Munnich Motorsportのバッセンク&ヴィンケルホック(第2戦・第6戦)、Young Driverのエンゲ&ミュラー(第5戦・第9戦)
・1勝…JRMのダンブレック先生&ウェストブルック様(第3戦)、クルム&ルーア(第7戦)、Team Chinaのイェルマー&フランチェスコ・パストレッリ(第10戦)

そしてトータルでは以下のとおり。

・5勝…JRM(予選レース2勝&チャンピオンシップレース3勝)
・4勝…All-Inkl.com Munnich Motorsport(予選レース2勝、チャンピオンシップレース2勝)、Marc VDS(予選レース3勝、チャンピオンシップレース1勝)
・3勝…Young Driver(予選レース2勝、チャンピオンシップレース1勝)
・2勝…Hexis(チャンピオンシップレース2勝)

終戦のTeam Chinaを抜いて「優勝した分のポイントをもらった」とすると、JRMは予選レース3勝になって計6勝、Hexisがチャンピオンシップレース3勝で計3勝、ということになります。

表彰台回数
表彰台に乗った回数が一番多いのはJRMのクルム&ルーア組で20回中9回になります。以下は箇条書きでまとめたものです。

・9回…JRMのクルム&ルーア
・8回…Young Driverのエンゲ&ミュラー
・7回…Young Driverのミュッケ&ターナー
・5回…Marc VDSのマルタン、All-Inkl.comのバッセンク&ヴィンケルホック、JRMのダンブレック先生&ウェストブルック様
・4回…Marc VDSのマコヴィエッキ、All-Inklのニッキー・パストレッリ&ドミ、Sumo Powerのブラバム&JCW、Hexisのピッチオーネ&デュッセルドープ
・3回…Hexisのホーヘナーデル&ピッチーニ、Team Chinaのヘーゼマンス
・2回…Team Chinaのイェルマー&フランチェスコ・パストレッリとアンドレアス・ツバー
・1回…Team Chinaでキャッツバーグ、Marc VDSのバゲット、DKR www-discount.deのハーセ&ラウック

チーム別の表彰台回数は

・15回…Young Driver AMR
・14回…JRM
・9回…All-Inkl.com Munnich Motorsport
・7回…Young Driver AMR
・5回…Marc VDS, Team China
・4回…Sumo Power
・1回…DKR www-discount.de

でした。

ポイント獲得回数
ポイント獲得回数が一番多かったのは、やっぱり#23のクルム&ルーア組でした。
また以下に箇条書きにします。

・14回…JRMのクルム&ルーア
・13回…Marc VDSのマルタン、Hexis AMRのピッチーニ&ホーヘナーデル
・12回…Hexis AMRのデュッセルドープ&ピッチオーネ、Young Driver AMRのターナー&ミュッケ

そのほかは大体10回か11回でポイントゲットが多いそうです。

2レース以上参戦してポイントとらなかったのは第1~4戦まで出てたSwiss Racing Teamのヤナック&ニルソン組、DKR Engineeringで第1~3戦まで出てたロッシ&カマラ組、第8~10戦まで出てたDKR www-discount.deのブリュック&ケンナード組。でもロッシはDKRではエンジャルバートと組んでたときと、Team Chinaのコルベットでフェアドンクと出てたときにポイントとってます。

予選結果
予選で速さが目立ったのはAll-Inkl.comのシュワガー&ニッキー・パストレッリ、JRMのダンブレック先生&ウェストブルック様、Marc VDSのマルタン、Team Chinaのヘーゼマンスでした。

シュワガー&パストレッリ組は開幕でトップタイムを出しましたが、Q1での黄旗無視でポールポジションはYoung Driverのターナー&ミュッケ組に持っていかれてしまいました。また彼らは第2戦でもポール、第4戦はヘーゼマンス&キャッツバーグのマシンが車検にひっかかりタイム取り消しになったのでポールを獲得、ということもありました。

ダンブレック先生&ウェストブルック様は第3戦と第7戦で、ヘーゼマンス&ツバーは第5戦のシルバーストーンポールポジションを獲得しました。またマルタンは第8戦・第9戦の中国の2戦でポールを獲りました(チームメイトはオルドスがマコヴィエッキ、北京がバゲット)。あとはAll-Inkl.comのバッセンク&ヴィンケルホックが第6戦、JRMのクルム&ルーア組が第10戦でポール獲得、ということになってます。

合計するとJRMとAll-Inkl.comが3回ずつ、Marc VDSが2回、Young DriverとTeam Chinaが1回ずつ獲得、という結果になりました。


以上、GT1公式小ネタ集でした(笑)