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2004年のニュル24時間 その1

PCの古いデータを整理してたら、なぜだか2004年のニュル24時間のまとめが出てきました。
ピーターも出てるレースだから、これも自分のリファレンスにしたいと思います(笑)。

ダリオほど濃くない(髪も 爆)弟のマリノ・フランキッティがニュル初チャレンジ。
で、そのマリノちゃんいわく
「ニュルのコースってスコットランドみたいだ。対向車線に車が来ないだけ(笑)。
ここでレースをすることって素晴らしい経験になると思う。
こんなの初めて!ってのがいっぱいだよ。たとえば、1つのガレージを8台でシェアするとか、燃料ポンプの奪い合いになるとか。来てみないと体験できないことがいっぱいだ。
ル・マンもやりたかったけどね…うーん。まあ日付が一緒だからね。
ダリオはニュルを何回も走ったことあるんだよ。DTMのマシンではないけど、ロードカーのテストで走ったんだって。
で、今週末は電話したらいつでも電話に出てくれるってさ。いつか、一緒にニュルやりたいんだよね~二人で。
とりあえず、今回の目標は完走すること!」
とか言ってる割にマリノちゃんのいたチームのメンツってかなりイケてたんだよね~
フランツ・コンラートとパトリック・シモンとマーク・バッセンク。
ポルシェスペシャリストメンバーですね。
(マリノちゃん自身、ポルシェ乗ってたし)

で、マシンはポルシェ996 GT3-RSだけど
ボディとかガワだけはRSRのアップグレードがしてあるらしく
「RSrってカンジ」だったんだそうです。

予選46番手からスタートってあったんですが、ホントは14位なんだよね~」だって。(なんでかは不明。言えよコラ)
「みんないいヤツだし、速いし、いいチームだよ。でもチームで3人しか英語できないんだよねぇ~。でもうまくやってるよ」

でレース開始前、グリッドについた頃にいきなり大雨。
なんで急いでレインタイヤの準備をしたはいいけど、すぐに収まったりして、レース開始からして、天気に振り回されることになったらしいです。
だからパレードラップはドライ。でも、空には黒い雲だったそうな。

ポールの、アルツェン(てこれ多分ウヴェ)はスリックでスタート。
あとオペル2台と、アルミン・ハーネもスリック。アプトアウディBMWはカットスリック。
スタートの20分前は、「あと1時間は雨は降らない」っていう予想だったんだそうですが、実際にスタートするころにはまたコース全体で雨。

そんで1周目は本当に見ものだったようです。
特にトップの10台は1コーナーに向かってテールトゥノーズで、2台やら3台やらならんで突っ込んで行ったとか。
でも結局アルツェンが、スリックタイヤで苦労しながらもトップで通過。
でも#5のスタートドライバーだったシュトリチェクが、アルツェンが膨らんだところにかーるく当てて(笑)、そしたらそこを#46のManthey Porscheのルーカス・ルーアがパス。
そんで気がついたら150mも後続は離されていたようです。
で、それを追う先頭は#7のエクストロムだったんですが、やっぱしカットスリックじゃちょっと追いつけなかったらしい。
ここでうまーく、レインタイヤで出てた人達が上位に上がって、ルーアがトップで1周目を終えた後、2位にはティルケんちのアドルフがついていたそうな。

でもーレインの中で大変!ってカンジだったんですが、まずアルツェンがレインタイヤに交換。
で、NSXのハーネもそれを追って交換。
ですが、変えたはいいけどすぐに晴れちゃったから、また次の周にはドライタイヤに替えないといけなかったらしいです。大変だ…。
だから、ここで賭けに出てレインに変えなかった人達がちょっと得をしたようです。
でもルーアは頑張って、3周はレインタイヤでトップをキープしてたんですが、4周目のアタマ、エクストロムに抜かれてしまったんだそうです。
そのすぐ後ろにはスリックはいてる#42のヨルグ・ミュラー
ちなみにその時#43のヨーデルおやじのお気にのボリス・セッドは4位にいたらしいです。
結果、ルーアは3位におちちゃいました。
そこでトップにたってたエクストロムも、結局はやらすぃ~ミュラーに5周目には抜かれてしまったようです。
エクストロムにはまだまだオトナのやらしさがたりないと思われます。(爆)

で、#44のローランド・アッシュはコース上の濡れてるとこを選んで走ってたようで、なんとかドライに変えず頑張ってたらしく、1時間終了時では4位。
唯一インターミディエイトで頑張ってたマシンだったようです。

この時点で、ウヴェはやさぐれていたようです。
なんと他をぶっちぎって30秒!も速かったらしいんですが、16:15に、オーストラリアからのミラージュに乗ったお客さんに接触して、ここで右リアタイヤをパンク。
そしてマシンの右側をかなり痛めてしまったらしく「サクラチル」ってカンジだったようです。
でもなんとかピットまで戻ってきたんだそうです。
そしたら今度は天気予報で「あと15分で大雨が来るよ!」ってことになりましたが、「嘘つき!15分もたたないで大雨じゃん!」ってことになって大騒ぎ。
みんなして滑るは回るは当たるわもう大変。
ピットレーンは一時は1/3のマシンが一斉にタイヤ交換してたらしくって大混雑。
しかしこれでラッキー♪だったのは#42のシュニッツァー。
この時点で2位以降のブラジルポルシェと#1のティーマン号を2分半チギっていたらしいです。
なんでも#1にその時乗ってたティーマンはGPコース内でコースアウト。
コースサイドの草も濡れてるから勢いは止めてもらえず、昨年の優勝チームはここでサヨウナラか!?ってトコでしたが、かろうじてタイヤバリアに当たる前に止まれて、レース続行可能だったそうな。

モルガン+8はこんな天気の中でもオープンカー(涙)。
一応フロントガラスと、屋根も布張りのがつけられますが、そんなん焼け石に水~~~って状態だったようです。
そんなもんで2時間経過後、モルガンはテクニカルトラブルでストップ(とりあえず)。
ここで元のBTCCドライバーのフィル・ベネットのBMW M3もテクニカルトラブルでストップ。
ちょっと懐かしのスウェーデン人、テッド・ビョークも同じ。
(この人、この頃はレースにあんまり出てなかったんじゃなかったかと思う)
バイパーなんかメルセデスアリーナのお客様方の目の前でグラベルに捕まっちゃったらしいけど、まあ一応救出してもらえたらしい。
そんで、この2時間経過の時点では、トップと同一周回って11台しかいなかったんだそうな。

で3時間目。
また雨はやんだんだけど、もう誰もドライに換えなかったらしい(笑) 。
この時点でのトップは#42のミュラーズ、ヨーデルおやじシュトゥック、ナンパ師ラミー。
2位と3分以上の差でトップを快走していたそうです。
んでマリノちゃんちのポルシェは6位を快走中。(←こっちは素直に言える)
ハーネの乗るNSXグラベルにスピン!とかもしつつ、おっさんスピードおちやしないってカンジだったようです。
(ああ、さすがおっさん祭ニュル24時間)

で、ここで#7がトップ10からずり落ちて、#2のアルツェンちはなんと102位。
そんで#5のピーター号オペルアストラはストップ&ゴーペナルティくらって(だからなんでよ)また順位をいくつか落とすことに。
#1のティーマン号は#46のブラジルポルシェからプレッシャーをかけられます。
ここの争いは2周後、#46がまた突然の雨のおかげさんで自爆スピン(無傷)で決着がつきました。
でもこの雨も、ところどころしかふってなかったようでまだドライのところも。
で、この2台が予定のピットインに入ったところで、#46のピット作業の方がすばやかったらしく、ここで#46が2位に。
オペルさん!ここのスタッフひきぬいてこなきゃ!(笑)
そんでここでまた雨が強くなってきたそうです。