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世の中って狭い

某イギリスF3ドライバーの現住所と、私がロンドンにいたときにすんでたところがほんの数軒となりっていうのもびびったんですが、その他にも色々「世の中って狭い」ってあるんだよね。
ちなみにこれは、2004年5月にアドリアに行った時の話です。

2004年5月、私はまるっと7年ぶりにイタリアに行きました。
あたしゃイタリア語はさっぱりできまへん。
でもまあなんとかアドリアには行ったわけですよ。
電車の番線変更に負けたりしたけど、なんとか駅にはついてタクシー呼んで、金曜日からサーキットに行ったわけです。

そんで土曜日。
ボナ乃海バロン君のかわい子ちゃんコンビが走ってたギンザーニのピットのところで、こんな写真をとりました。



ちなみにこれはnostro Marco Bonanomi(笑)が土曜のレースでやらかした証拠品。
イタリア人1人しかいなかったから(ギンザじゃ出る価値なしといったどこぞのベテランF3ドライバーが出なかったからね)、nostro Marco Bonanomi(笑)になってたわけですよ。
もうあの時はみんなをつっつくわ何するわ。

「お前ミラー見ろ!車幅感覚とかはないのか!(汗)」

みたいなことになってたので、ノーズとかにブラックマークつきまくりなのよ(笑)。

ここで、足だけ映ってる人に注目。
この兄ちゃんが偶然(爆)英語が喋れたのだ。

この兄ちゃんはダニー君というのですが、メルセデスで働いてたり、カーリンで働いてたりとかあって、若いのに色々なところで働いてきたらしい。
んで英語がやたら達者なんだな~。
そんでなんか知らんのですが世間話を始めました。
顔写真も撮ってくればよかったなぁ…。

彼の出身地の話になって、
「僕フィレンツェに住んでるんだー。フィレンツェ、日本人多いよね~」
という話になりました。

「へーそうなんだー。そうそう、私の友達が今、フィレンツェの方に行ってるよ」
「なんで?」
「サッカー見に」
「サッカー?どこのチーム?」
エンポリ
エンポリ!?」
「そうなのよー。そこの選手の大ファンでさー」
「どの選手のファン?」
イグリ・ヴァンヌッキ
「イグリ!?俺、同級生なんだけど!」
「マジ!?(滝汗)」
そうです。彼は1977年生まれ。地元はルッカ(笑)。

チームの人たちもあまりの騒ぎに、なんだなんだとわらわら集まってきた(笑)。
そして、ダニー君が
「俺の友達がエンポリジョカトーレなんだけど、こいつの友達がそいつのファンなんだって!」
って説明したら、チームの人が感動してた(笑)。

ちなみにイグリは学生時代はサッカーと釣りに明け暮れていたらしいです。
勉強は?というツッコミを入れてもよろしいでしょうかね。

ちなみにこのイグリ騒動の時に、
「そういえば日本人のサッカー選手もセリエに来てるよな~」
って話になって、ギンザーニのみんなが
「日本人、ナカタでしょ~。ホラあとなんだっけ。えっとー、シュンスケだ。シュンスケ・ナカータ!
「違うっ!シュンスケはナカムラ!
「おーそうか。シュンスケ・ナカム~ラ~。シュンスケ・ナカム~ラ~~~」
なんて話もありました…。

そのとき、
「俺の友達が最終節にエンポリの試合観にいってるから、結果わかったら教えるよ!」
って話になってたんですけど、日曜日の試合が始まる頃には、チームはもうサーキットから撤収することになっていた(笑)。

そして私は宿に帰って、日本から持って行ってた携帯ラジオ(国内行脚の必需品をそのまま持ち出した)で、どっかの局で延々インテルの監督のインタをやってたのと、ところどころ拾えた単語で、ああエンポリちゃんはBに落ちちゃうのねぇ、と、窓の外の孔雀を見てたそがれてました。

あ、「窓の外の孔雀」とは、私が泊まっていた宿はアグリツーリズモな宿で、なんか知らんけど孔雀も飼っていたので、明け方とかはその孔雀の、すっげうるさい鳴き声で目が覚めた。
これが「屋根の上にいる孔雀」。



焦って撮ったから全然ピンがあってないのはご愛嬌。

ちなみにここの宿、ご飯がすごくおいしかったです。
ドイツに比べたら当然イタリアの普通のご飯の方がおいしいだろうな…と思うけどね。
私が一番感動したのはサラダ(笑)。
野菜がちゃんと、「今日取れた野菜」なんだもん。
アグリツーリズモなんだからあたりまえではあるんだろうけどね。
ニョッキのラグーソースが気に入って、3泊中2回食べた。

で、話を戻して。

ダニー君にはまたユーロF3に行ったら会えるかな?と思ってたんですが、BCNで働いてるから、メインはそっちだってことで結局もう会えませんでした。
去年BCNで走ってた吉本君にちょっと聞いてみたら、実はイタリア人じゃなくてイギリス人って言われたんだけど、あれはイタリア人だと私は今でも思っている(爆)。
だってかなりイタリア訛りあったもん。
(それか別人か?)

ちなみに日本に帰国後、今は関西に転勤しちゃった同僚で、シュンスケと同級生(学年が同じなだけなのか、学校も同じかはちょっと不明)で、同じチームでプレイしてたという青年(ポジションはGK)にこの話をしたら、やたら「すげー!」を連発してました。
が、私からしたら、シュンスケといっしょにプレイしてた君の方がよっぽどすごいんだよ(笑)。
なに考えてんだこいつ?と思いました…。
まあ偶然会うにしてもネタですか?くらいの偶然な出会い?ではありましたけどもねぇ…。
でもねえ。私は一緒にプレイしてないから。<なんのや

うーん、ダニー君にはまた会ってみたいなー。
GP2じゃ行くことないんだけど。
すいませんEさん、スペインもモナコも行きません。
私にはドイツとイギリス行きが待っているんです。
(両方いけるかはわからないけど。)