dumbreck-fan.com別館 レースなblog 新館

dumbreck-fan.com別館 レースなblogの新館です。こちらでもよろしくお願いいたします。

女盗賊プーラン

女盗賊プーランは、だーいぶ前に買ったけど読んでなかった本のうちの一つ。
まだまだ読んでない本が一杯あるので、部屋を片付けながら読んでます。
↑そういうことしてるからすすまないんじゃん!

自分が今生きているところでは想像もつかない生活なんだよね。そもそも。
13歳とかで嫁にやられるとかいうところからしてまずありえないし。
まあそこから盗賊になるまで、盗賊になってからもいろいろあるんだけれども、彼女の怒りのパワーとでも言えばいいのかな。
私が読んで思ったのは、彼女を動かすものって「怒り」なんだよね。
自分を傷つけるもの、自分を守ってくれないもの、自分の愛するものを殺したもの、カーストへの怒りというかなんというか。
怒った勢いで何かをするって言うことは自分ももちろんあるけどさ、それでここまでやるか、やれるのか、というのを思いましたわ。
その思い(意志)の強さは恐ろしいほどだった。
彼女にそういう強さを与えてしまった運命って言うのか、流れっていうのも恐ろしかった。
一人の人生にこんなにいろいろ起こるのかと。
フィクションじゃないよね?ってかフィクションでもこんなにあったら胡散臭くない?みたいな。

この本を買ったきっかけって言うのは、確か映画になったっていうのでこの本を見て、それで覚えてたらその後、彼女が暗殺されたっていうニュースをみて、それからまたしばらくたって、ブックオフで1冊100円になってて、2冊揃ってるのを発見したからという(笑)。
今は、彼女が暗殺されたことについての本も出ているようなので、そっちも読んでみたくなりました。
…とりあえず、部屋がもう少し片付いてから買って、読もう…。