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映画「毛皮のエロス」の試写会に行ってきました

昨日、友達を映画「毛皮のエロス」の試写会に友達と行ってきました。
急に行くことになったんですけども、タイトルに軽く引く私たち(笑)。
そしてR18だったりもしたんだな。
ま、映画を見始めたらすぐに理由はわかるんだけどね(爆)。
ダイアン(ディアン)・アーバスっていう写真家の、フィクション映画。

いやあ、ディアン役のニコール・キッドマンが美人!
すげえ目力!
やっぱ私、彼女が好きだわ~。
めっちゃ美人で参ったよ…。



ちなみに原題は「FUR」だそう。
「毛皮のエロス」なんて言われるとむしろ「毛皮を着たヴィーナス」とか連想するんだけど、それとはさすがに違う(笑)。
でもかなりお預け食らってる感はあるけどね(爆)。

写真スタジオやってるダンナのアシスタントで「しか」なかったディアンが、近所にひっこしてきた謎の男が気になって気になって気になって、とうとう彼女自身がカメラを持って、その謎の男を撮りに行く…という話。

私、最後のほうのシーンで、ライオネルが自分の肺でふくらましたエアマットの空気を、ディアンが吸うところでかなりぐっと来ました。



私もfreakなんでしょうか?(笑)<あんまり否定はできない
マン・レイが好きとか言ってる時点でアレでしょうか…。

ちなみにこの映画を見に行くなら、先にディアンが撮った写真をwebででもいくつか見てから行くのを私はオススメします。
ディアンがどんな写真家だったかを見てから行くほうが絶対にいいと思う。
(私は「写真見てから行けばよかった~!」ってほんとに思った)

ちなみに渡し、偶然なんですがディアンの写真は見たことがあったです。
オリジナルではなくて、本か写真集で見てる。
このIdentical Twinsです。
すっごいインパクトあった。


一人は微笑んでて、一人はちょっとむすっとしてるような。
そんで、左側の子と右側の子がちょっとだけ重なってて、腕がくっついてるように見えない?
ロールシャッハテストみたいな。
それがすごい印象的で覚えてます。

彼女の他の写真も、人と正面から向き合っていて(まあポートレートなんだからそりゃねえ、って話になるかもしれんけど)、Tell me your secret.って、カメラが聞いてるカンジ。
(ちなみにその問いは、映画の中でもよく出てくるようなフレーズです)
被写体は、服を着てようが着ていまいが、肌の下からその問いに答えてるカンジ。
(答えたいか答えたくないかは別だろうけど)
ほんとにぐっとくる。
人のキレイなところだけでなく、っていうかむしろ汚いところ(隠したいところ、自己顕示欲的な「見てほしい」ところ、目を背けたいところ…)を愛してた人なのかなと、映画を見た影響か、思えてきます。

私、最近は変わった映画ばっか見てました。
イメージビデオ的な「クリムト」やら、ドラァグクイーンが主役の一人の「キンキーブーツ」、マジメにアホなドイツ代表映画(笑)。
いわゆる普通の映画は「プラダを着た悪魔」くらいしかこの1年では見てません…。
(あ、「ブリジット・ジョーンズの日記」は見直したけど…)
でもこの映画は、また観にいってもいいかなぁ~って思ったです。