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Petersen Motorsports/White Lightning Racing Announces Dumbreck for Road America

企業のプレスリリースっぽくやってみる。
あくまで「ぽく」ね。なかなか難しい。

8/11に開催されるGenerac 500 at Road America戦に向けて、Petersen Motorsports/White Lightning Racingは、No. 31 MMPIE/PAWS/Petersen Holdings/Michelin Ferrari F430 GTに、ピーター・ダンブレックが参戦することを発表いたします。

現在Super GTに参戦中のダンブレックはスコットランド生まれ・イングランド在住で、ALMSのGT2クラスでのP/WLのロードアメリカ戦での、当チームの連勝のために、レギュラードライバーのダーク・ミュラー(ドイツ出身・モナコ在住)のチームメイトとして参戦することになりました。

今回の4時間レースは、ダンブレックにとっては初めてづくしのレースとなります。マイケル・ピーターセン(ネバダ州ラスベガス在住)のチームも、フェラーリF430GTをドライブするのも、ロードアメリカも、ALMSのレースも、アメリカでのレースも、全てが初めての経験です。

ダンブレックは、アメリカのスポーツカーのレースにおいてはルーキーではありますが、モータースポーツでのキャリアは大変輝かしく、1999年からファクトリードライバーとしてレースを続けてきました。
現在はロードカーをベースにしたマシンを使用したレースに参戦していますが、もともとはフォーミュラレース出身で、彼の最初のタイトルは、Stewart Racingに在籍時に獲得されています。

1994年と1996年にスコティッシュ・ドライバー・オブ・ザ・イヤーと1996年のAutosport British Club Driver of the Yearを獲得を獲得しているダンブレックは、スポーツカーでのキャリアとしては、1999年、メルセデス・ベンツのワークスドライバーとしてル・マン24時間に、その後はDTMに参戦しました。2001年には2勝をあげましたが、2003年にはオペルへ移籍し、在籍中には、ドライバーズポイントランキングでオペル勢のシリーズ最高位も記録をしています。

2005年には、トヨタのファクトリードライバーとして、1998年にF3 のタイトルを獲得した日本でのレースに復帰。2006年のSuper GT、富士500kmレースでの優勝をはじめ、彼は大変コンペティティブなこのシリーズにおいても、レースリーダーとして走ることも度々ならずありました。
また、2006年にはル・マン24時間に、スパイカーのGT2クラスのマシンをドライブし、久々に参戦。2度のル・マン24時間(1999年・2006年)以外にも、4度のニュルブルクリンク24時間(2003年~2005年・2007年)の参戦経験もあります。

Petersen Motorsports/White Lightning Racingは、American Le Mans Seriesでのロードアメリカのレースでは過去4年間のうちにクラス4勝(2003年・2005年・2006年)を記録。デイル・ホワイト(モンタナ州ボーズマン)がマネージメントを担当しているこのチームでは、現在フェラーリF430 GTでのレースは8戦目、5月のソルトレイクシティでのレースでは、優勝をしています。

デイル・ホワイト(チームマネージャー/エントラント): 「今までピーターがレースをしているところを直に見たことはないのですが、彼はダーレン・ターナーから強く勧められたドライバーです。マイク(ピーターセン)と私は、ダーレンを大変高く評価しています。そんな彼がレースに出られないときの代役として推薦してくれたので、ではピーターで行ってみようということになりました。ピーターと初めて話をした時から、ピーターは私たちのチームにぴったりだと思いました。実際のところ、今回のレースに向けてはピーター以外にも候補は何人もいましたが、ピーターは今までフェラーリでも、アメリカン・ル・マン・シリーズでもレースがしたことはありませんが、これは上手くいくだろうという感触がありました。彼の経験、木曜日のテスト、そして4時間のレースがあれば、ピーターは本来の力を発揮してくれることでしょう。」

ピーター・ダンブレック(ドライバー): 「(いくつもの「初めて」があるレースですが)そう言われると少し緊張しますね。ですが、特にチームのことも、シリーズのことも、マシンのことも、コースのことも心配はしていません。フェラーリに乗ったら色々と新発見はあるでしょうね。ドライバー仲間たちも、フェラーリはドライブするためには少しコツがいると言っていました。ですが、私には豊富な経験がありますから、問題はないでしょう。レースウィークにはとにかくこうべを垂れて、教えを請いたいと思っています。

(ロードアメリカのコースの習得については)このコースは、私のドライビングスタイルにも合っていると思っています。私は高速サーキットの方が、短い、ストップアンドゴーばかりのサーキットよりも好きなんです。とにかくドライブをしている全ての瞬間が、実になることと思っています。また、レースも4時間と、長いですからね。とにかく焦らず、きっちりと行きます。レースの最後には、これ以上ないくらい速く走れるようになっているはずです。

アメリカン・ル・マン・シリーズについては)色々なドライバーがいますが、自分が、他のドライバーたちと比べても劣ることはないと思っています。ですが、他のドライバーはこのシリーズで、すでにフェラーリを3年もドライブしているようなドライバーたちばかりですから、その点では彼らの方が有利でしょうか。しかし今は、ドライブする機会が来るのをただ待つしかできませんけれど。

(Petersen Motorsports/White Lightning Racingへの加入については)レーシングドライバーは誰しも、レースでの優勝、また、タイトルを狙えるチームでドライブをしたいと考えているはずです。楽しむためにレースをしているわけではなく、勝つためにレースをしているわけですから。ピーターセン/ホワイトライトニングでのレースの機会は、大変に魅力的なものです。先日、デイルと30分ほど電話で話しましたが、彼は大変に、モータースポーツに情熱を持っているということがすぐにわかりました。モータースポーツをビジネスではなく、情熱としてとらえている人と話すことは、大変に気持ちが良いものです。こういう人物とレースをすると、勝ちたいという意欲も、さらにわいてくるというものです。このような機会を与えていただくことができて感謝の念に絶えません。マイク達が私を信じてくれた、そのことに対して、レースでは結果でお返しをすることができればと、心から思っています。」

次回のレース、Generac 500 at Road Americaは8月11日(土)、午後5時(北米東海岸時間)にスタート、また、レースの模様は、NBC Sportsにて翌12日(日)午後2時30分(東海岸時間)から放送の予定です。また、American Le Mans Series公式サイトにて、午後5時から9時(東海岸時間)まで、ネットラジオでの放送も予定されています。

ピーター・ダンブレックについての詳細は下記URLより、ウェブサイトをご確認ください。
http://www.peterdumbreck.com/