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2004年のニュル24時間 その4

まあ日付も変わって、朝になって、ゴールに向かって頑張るぞー!ってところですが、ここで6, 7, 8位のところにポルシェが3台います。
これが#2のアルツェン(多分ウヴェ?)、#38のバッセンク、#85のレーダーで、12:20に、みんな同じ周にピットインしたりなんかしてます。

あとも一人、Porsche 964に乗ってるMarkus Luhrって人は、#46のブラジルポルシェにいるLucasのおとんなんだそうです。
父親参観日か(違)。
前はティーマンのおとんがルドと同じチームで出てたっけね~。
この親にしてこの子ありってヤツでしょうか。
それはさておき、ルーカスは現在#8ののっぽさんアプトアウディを振り切って、3位をキープしようとがんばっているようです。
ブラジルティモ・ベルンハルトは、ル・マンをドタキャンしてニュルに出ることにしたんだそうです。
それで表彰台でレースを終えられれば、ニュルにした甲斐もあるってもんだ。

で、現在トップにいるのは#42のAudi R8…じゃなくってBMW M3 GTR(笑)。
いやんあんまりシュニッツァーが強いから間違えちゃったわ!ってカンジ(爆)。
すでに2位にいる同じくシュニッツァーの#43とはほぼ2周の差をつけてます。

そして#2に不運が。King Klausがお乗りになっていらっしゃるとき、Klostertalでそれは起こりました。
エンジンが爆発(!!)してしまったんだそうです。
(彼らにとっての)レースが終わってから、ユルゲン・アルツェン・モータースポーツではトレーラーの中で長いことミーティングをしていたそうです。
ここでウヴェのコメントをひとつ。
「大変失望しています。私たちは104位から6位まで上がってきたというのに、オイル漏れが全てを台無しにしました」
↑ウヴェに丁寧な言葉ってどーしてもイメージじゃないよな。
(ってか#2のメンツは誰一人として似合わない気がする。グラフの元彼も含め。)
ちなみにこの#2のトラブルのおかげさんで、マリノちゃんちが6位にあがってきました。
ここでFALKEN GT-Rはギアチェンジのたびにスモークがあがるようなことになってたようですが、なんとか後ろからくる#85から順位をキープしようとしています。
ちなみにFALKEN GT-Rは「来年も出る!でも来年こそ最後!!」って言い出したそうです。
まあこんな狼少年なら歓迎といえなくもないけどね。

そしてここでこっそりと、先ほどご紹介?のヴィルドハイムのおとんがいるポルシェ996ですが、Wehrseifenでガードレールに接触
左フロントのサスペンションを曲げてしまって、レース続行は不可になってしまった模様。
そしてもう一台、#38のマリノちゃんちのポルシェ996も、これもクラッチトラブルが出て、ピットでハマってしまっているようです。
多分ここんちは最終ラップだけは出て行くことにするのではなかろうかといったところ。
(耐久のお約束ですな)

「残念だよ。クラッチがずっとすべるようになっちゃったんだ。」
と、見るからに残念そうなマリノちゃん。
ファイナルラップだけは出て行けるようにがんばってるんだけど、でも夜に僕が乗ってたときに起こったトラブルとは違うんだよね。
あれはね、僕はインターミディエイトタイヤでドライブしてたんだけど、なんでかどこ走っててもアクアプレーニングが起こっちゃって。
もうとりあえずゆっくり走るしかなくって、みんなに抜かれてくはめになってしまった。シビックにまで抜かれたんだよ!
それで、しまいにはどこかからガタガタ言い出して、縁石に乗ったと思ったら次はもうウォールだよ。それでリアをダメにしちゃった。
でもそんなことがあっても、僕らは6位だったのに!ほんっとに!残念だよ」
確かに残念でした…。

ここで#79のデーレンポルシェはラジエーターが割れてエンジンが壊れたそうです。
でもこの4月に亡くなったEdgar Dören (ドイツでは有名な耐久のスペシャリストみたいな人らしい。私はよく知らんのですが)の供養で、エンジンとギアを替えて、なんとか最後にフィニッシュだけはするつもりらしい。
昨年も出てたらしいのにねぇ…。
ちなみにDörenさんの死亡原因は、アクシデントとかではなく病気だそうです。癌だったっけかな…。

昼になって、トップにトラブルが発生。
#42のシュニッツァーBMWのアンダートレイが外れてしまったので、ピットに戻ってきました。
でも、ほんの数分でちゃっちゃと直してコースに戻ります。
まだ、2位を走る#43とはまるまる一周の差があります。
しかし#43もボリス・セッドからラミーにがっちり交代。
24時間残り少なくなってきましたが、あせらず騒がずミスらない!って、ゴールを目指します。

ところで、残り70 分というところで、アプトアウディの#8、のっぽさん組が#46を追いかけて表彰台を目指してアタックかけます。
ここでレースのファステストラップの8:29:6.81を記録。

満身創痍の#1のティーマン号のオペルアストラ、なんとかトップ10にもう一度入ってきます。
オペル的にはそりゃワークスチームですんで、勝ちしかありえない!ってとこですけど、コースサイドのたくさんのオペルのファンのために、勝てなくても、泥くさく走り続けてます。
「僕の走りを見てくれお嬢ちゃん!(きらーん)」てなもんでティーマンはひた走ります。←違うだろ
あれだけ当たるわ修理するわして、それでもレースでの2位のタイムを記録。
きゃ~ティーマンすてき~♥
シュトリチェクさ~ん、私だったらHHFなんかよりもやっぱしティーマンをやとうよ。
こんなcrowd pleaserめったにいないよ~。