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Un-break my heart

そのあと、パドック内のカフェでコーヒー飲んで、体力温存。
ピットからピーターがコースに出てくのを見送って、グリッド入りの集団に。
これがまた日本みたいに列ができているわけではないのよ。
ピットレーンへの入り口の周りに、ぶわーっと人がいるだけなんだ(笑)。
(ここで並んで?たところで、私の後に女の子の集団がいた。多分ゲストとかじゃなくて一般ファン)

そんでピットレーンに入ったら、すっげー人。
(グリッドアクセスに特にグリッドパスとかいらないことになってたので)
もう、もみくちゃになりながらグリッドの方に行ったら、なんかリオのカーニバルみたいな人がいる。
この混んでるのに!(涙)
日本のGTのグリッドとかみたいに、最前列と真ん中へんからも入れますよ~とかではなかったのです。
一番後ろに近い方に入り口があったんだけど、そこからぐーっと一番前まで行って、回ってこないといけなかったのだ。
泣きそうになったよ…。
そんでグリッドに行ってみたはいいけど、人が多すぎてイヤになって、割と早々に撤収。

そうそう、スタートドライバーは金曜のうちに決まってた。(予選後くらいかな)
日本だと決勝朝のウォームアップ後だけどね。
そこのタイミングの違いってなんなんだろ?
特に何もないような?

そんでスタートを見にグラスタへ。
グラスタはさすがに結構埋まってる~。
でも、ホームストレートって上り坂~下って1コーナーだから、実はスタンドで見てもあんまり~だったのよね(苦笑)。
やっぱコース見渡せるからコークスクリューの丘の上が良かったかも。
(しかしそれでもホームストレート~1コーナーはそこからは遠いし、ちょっと見づらいのは確か)

グラスタへの移動中にアメリカ国歌が歌われてたんだけど、私が見てた限り、脱帽が8割。
歩いていても足を止めて、帽子を取って、スピーカーの方を向いて、胸に手を当てて、自分でも小声で歌ってるって人も結構目に付いた。
日本って、「起立&脱帽よろしくね」ってアナウンス入ったりするじゃない。
特にそういうのもなかったと思うんだよねぇ。
もちろん、皆がみんな国歌が流れてきたら時が止まっちゃう(爆)ような人たちばっかりじゃなくて、普通に話しながら歩いてる人もいたけど、私が見てたところだと、多めに見ても3割だった。

で、グラスタでようやく気がついた。
ラグナセカって、左回りのコースなんだね!

いや、なんか軽く違和感はあったのよ。
(日本って右回りのコースしか思いつかない)
なんだけどさー、ホームストレートに行くまで思いつかなかったよ。
アホですね私。

レースは、ローリングスタートでスタート。
なんでGTってスタンディングスタートやらないんだろ。
ツーリングカー(とフォーミュラは基本的に)はスタンディングだよね?
なんかそういう決まりとかあるんでしょうか。
わしゃよう知らんので誰か分かる方は教えてくだされ。
長距離だから、スタートでの無用な接触とかの危険性を減らすため、ってこととかなのかなぁ…。
どうなんでしょ?

で、スタートして、戻ってきたら、2位スタートだったのが、Flying Lizardのポルシェに抜かれて3位になってました。
そんでFlying LizardがほんとにFlyingで、トップに立ってます。
てかみんなまだまだ無理してないカンジ。
そしたらそっこーでフルコースコーション。どうもAGRがなんかやったらしかった。
(ホームストレートでかすかに聞こえる放送が情報源)
そんでリスタートしたら、クラスペケからスタートしてたドミちゃんち、ヘンツラーがあっという間に6位に上がっててこらまたびっくり。
ブレーキはフェラーリの方がいいんだけど、ポルシェのほうがなんか速いぞ。

そうこうしてたらFlying Lizardの#44に抜かれてピーターが一つ順位下げた。4位…。
まあでも先は長いはずと思ってたわけですよ。このときは。
だって4時間レースだもん。
富士の500kmのレースより長いよね?

ですがまあピーターも#44を抜き返し、また軽く差をつけて走ってたんですよ。
前とは差があるけど、まだまだ長いし、どうにでもなるだろうと思ってたわけですよ。

そうしたら、30周目くらいで#61のクローンのフェラーリが、グラベルにはまったとのことでフルコースコーション。
セーフティカー入った~、もう2回目かよ~、とか思ってたら、なんかホームストレートでピーターがいきなりスピード落として、後ろの車に道を譲ってる。
「へ?何やってんの?」と。
最初は全く状況が分からないから、頭の中は「?」だらけ。
だって、別にセーフティカーが入ってきたから隊列揃えなくちゃ、とかでもないじゃない。
何か作戦?とか一瞬思ったんだけど(てか思いたかった)、なんかいつになっても戻ってこない。
みんながタイヤ交換とか給油してたりするのに帰ってこない。

ちなみにこの謎のスローダウン直後、ルーアがひょっこり出てきて、ピットレーン渡って、コース脇に様子見に来たんだよね。
え~そこまで渡ってきていいの?って思ったけど(苦笑)。
だから、なんかあったんだろうなぁとは思ってたわけですよ。
だけど、マシンがゆーっくり通過していくから、場内放送、いつにもまして聞き取りづらくなるわけですよ。

それでもまだ諦め悪く私はスタンドで仁王立ちして見てたんだけど、チームの人たちはウィングとかをパドックの方に持ち帰り始めてるわけ(苦笑)。

リスタートしても戻ってこない。
…私もさすがにあきらめました。はい。

このままストレートで見てるのもあんま面白くないし、と思って、のたのたと、4コーナーのスタンドで、お昼食べながら見ようかな~と、パドック通過していこうとしていたら、なんか、ピーターのマシンが牽引されて戻ってきたような???
(それが見えた気がしたのだ)
そんで、こっそりP/WLの近くへ覗きに行ったら、ほんとに、ちょうどピーターとマシンが戻ってきたところでした。


しばらく遠くから覗いてたんだけど、なんか、ピーターのお父さんが、マシンを覗いてたのでこっそり聞いてみた。
「…何がどうしちゃったの?」
「左のディファレンシャルが壊れたんだって」
そして2人でじーっと、マシンをしばらく見つめてしまいました。
そしたらピーターが現れちゃったから私はこっそりと撤収。
なんか頭の中では「1周で終わった鈴鹿1000kmと、30分は走ってたラグナセカと、どっちがコストパフォーマンスがよかったか、って、ネタになるかなぁ」とか、なんかやけっぱちなことを考えていた(爆)。

ちなみにコストパフォーマンスの話はほんとにカンタンに結論出るのよ。
ラグナセカのほうが良かったです。
ラップ数で割ってもそうなんだけど、予選のアタックをしているところが見られた。しかも2位ってことですのよ。

そんでその後はなんとなくコーヒー買ってTri-tip Sandwichを買って(またかい)、もぐもぐ食べたところで、なんとなくラグナセカの山田池(仮)の方へ。
山田池(仮)のあたりって、物販があってねえ。
なんか色々本屋さんとか写真屋さんとかモデルカー屋さんとかいろいろありました。
お金があったら、去年のPorsche Sport買って帰りたかったんだけど、100ドル近くもしやがってさ~!
ティーマンが載ってるのはよーく分かってたんだけど(笑)、さすがに100ドル(しかも重い)はねぇ…。
それだったら日本から通販で買うよ。(笑)
ヘスケスベアのステッカーとかも欲しかった…。
買って帰ってくればよかったかなぁと真剣に思ったんだけど、枚数が不明だったのでやめちゃったのよね。
来年があることを祈ってください>レトロな皆様

で、その後4コーナースタンドでしばらく見てたんだけど、翳ってきたら寒くなってきたので、放浪の旅へ。
丘を登ってコークスクリューに行けば間違いなく温まる!と思ったんだけど、4コーナーの先って言ったことがなかったからてけてけ歩いて、なんかぽちぽち写真を撮りながら行って見ました。
そうしたら気がついたらライトオン。
足元見えね~ったらありゃしない。
基本的に泥の地面のところを歩いていたのでえっちらおっちら歩いてました。