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2008 ル・マン24時間 その3

さて木曜の朝時点から話を再スタート。
すいませんねー遅くって~。
ユーロ2008のグループBが私(達?)の中では熱いんですよ~(笑)。

木曜の朝、前夜チームモデナのアストンのまいたオイルに乗っかっちゃってポルシェシケインでクラッシュしちゃったロマン・デュマばかの乗ってたペスカロロですが、タブまでは行ってなかったし、修理も予選2日目のセッションには間に合いました。
良かったね~。
アストンのほうもちゃんと直して出てこられるとのこと。

野田さんのKruse の方は、なんせ8回転もしちゃってるので、そりゃあもう。
まあ野田さんはほとんど無傷だったとのことなのでそれは本当に何よりだと思います。
どうもマシンのどこかが壊れてクラッシュしたみたいってことですが、モンツァでもそうだし、テストデーもそうだし、怖いねぇ~…。

でKruseのマシン、一日目の深夜からローラの人たちがチェックしてくれた結果、サーキット内でも修理できるような損傷(タブに1箇所穴あいてたらしいですが)だったので、とりあえず土曜日朝のウォームアップに間に合うようにチームの人たちが頑張って修理してるそうです。

で、木曜の夜の予選、19:00-21:00の部。
予選前、Gr.Cの予選中にちょっと、15分くらい雨降ったみたいですね。
まあでも割と予選始まってすぐに乾いたみたいですけど、ミュルサンヌシケインの2つの出口でバリアに突っ込んだローラン・グロッピさん(5号車)って人がいたりしたもんで、赤旗1回目。
グロッピは無事。
23-4分中断しましたが、19:30からセッション再開。
その後、色んなところが徐々に前日のベストタイムを更新し始めてます。

プジョー、サラザンが3:20、クリエンが3:24に乗っけてきました。
あと、Van Merksteijnでは、ヨッさんがクラストップ狙いに出てくる模様。
あと、シェイクダウン直後の#21もタイム更新。シンジナカノがちょびっと更新してきたらしい。
この後、なかなか調子よく#21のEpsilon Euskadiが走ってきているようですね。

さてセッション終わりに近くなって、#9のゾンタ君走行中、ポルシェカーブでタイヤウォールに突っ込んでます。
なんでも
「赤い日本車が僕の右リアに当たってきたんだ!だからウォールに突っ込んじゃったんだ。
僕は大丈夫だけどマシンが…」
赤い日本車っつったらテラモスですね…。
乗ってたの誰でしょうね…。

で、また#59のアストンがタイヤ外れたりして、20:30くらいに赤旗出てセッション終了。
で、20:48に、オーガナイザーが22時からの予選の開始を21:45ね、って発表したそうです。

#10のCharouzはマシンのバランスが前日より大分良くなった模様。レースに向けて「いいカンジでいけるかも~!」って期待が持てるようになってきたらしいです。ガソリン車なりに。(爆)

で、アウディの#1、ピロさんは、
「いやポールはムリでしょ~。でもうちら、今まで予選で何かしようとしたことないし~。
いや、ポールからスタートできればそりゃいいし、他のマシンに絡まれる心配も少ないし、いいけどさ。
でも今年は、取りたくっても取れないよね~。
でもうちらは、チームのみんなが最高だからね。
そりゃ24時間のレースで一つもミスをしないなんてことはまずムリだけど、アウディのみんなは、フランス人よりミスからのリカバリが速いんだよ。
ま、LMSのレースよりはプジョーも早くしてくるだろうけどさ。
あと、彼らはいつも予選から超やる気でくるけど、うちらは別にそうじゃないし~。
ル・マンの24時間はさ、他のチームとの戦いじゃないんだよね。もう。
レース自身との戦いになるカンジだと思うよ」

で、#7のジェネは、
「自分達ももちろん、レースが目的だよ。そりゃそうでしょ。いろんなセッティングも試したりしてるよ。
コースを走りこんでおきたいしね。
やっぱりテストデーでのクラッシュから100パーセント回復はできてないんだ。背中もちょっと痛いしね。
だから理学療法士の人に来てもらってるんだ。我慢できないほど痛いわけじゃないし。
でもさ、マシンを壊しちゃったのはともかく、なんで空飛んだんだろうってのは今でも不思議なんだ。
まあ、プロトだからしょうがないのかなぁとも思うけど、トラブルが解決してればいいんだけどね」

ゾンタ君の事故について、クリエン
「多分誰かに当てられて、ウォールにぶつかったんだと思う。
右フロントにダメージがあるんだけど、どのくらい壊れたかはまだわからない。
でも、22時からの予選も走れると思うけど。
LMP1とF1の違いは、F1はあんなに大きくないってことかな。
でもドライブしてると似てるところはあるね。スピードとか、グリップが強いところとか、パワーがあるところとか。
コックピットの中が静かなのがいいね。無線でエンジン音が入らずにチームと話せる。
まあマシンに慣れるにはもうちょっとかかるかもしれないけど…だって19000回転でシフトしてたのが、5000回転で、だもんね。
でもまあ、すぐだよ、すぐ」

アルファンのインタビューもあったのね。
「スキーをやめてから、レースカーをドライブする機会があって、それからハマっちゃった。
自分はスピードを愛してるし、メカニカルな部分も楽しいと思ってる。
自分でバイクをいじってたこともあるんだよ。
で、10年前に自分のチームを作った。だからちょっとした記念の年だね。
ラリーのドライブはコルベットとは全然違う。ラリーは、勘とか経験とかに頼ってレースをする部分がある。
けど、耐久レースはもっと、ダウンヒルスキーみたいなカンジだね。イメージしながら走る。
そういう意味ではスキーをやっていた経験が生きてると思う。
今回はレースを完走するためにマシンを作ってきた。ファクトリーチームのほうがそりゃ速いけど、プライベーターのトップになれるといいね。
そして表彰台に乗れたりしたら最高だね」

#3のアウディ(比較的)若い子組のルーアは、
「何が悪いんだかまったく。振り出しに戻っちゃったカンジだよ。
グリップがないから浮いてるカンジで、ラインを上手くたどれない。良くないなぁ」
だって。

#8のブルツ君は、
「今のところすごく上手く行ってる。レースでのセットアップに注力してたんだけど、昨日は赤旗のせいでセットアップを終わらせられなかった。
マシンバランスはレースに向けてすごく良くなってるよ。ちょっとした修正をすれば準備は完了さ。
このサーキットは、前に僕が走ってた頃とは変わったね。マシンも速くなってるし。
でもやっぱりル・マンはいいね。12年前に出たときからずっと大好きさ。
前に出たときは優勝したし、勝率100パーセントをキープできればいいんだけどな」

サラザンは、
「ポールで終われればいいけどね!
予選はホントに上手く行った。マシンはすごく速い。すごく安定してるし。本当にいい状態だ。レースについても自信が持てるね。
予選では限界までアタックしたし、ミスもないラップが取れた。だからこれでポールが取れればすごく嬉しいな」

マクニッシュは、
「今夜は上手く行ってるよ。レースラプが良くなるようにセットアップをしていっている。
夜ではプジョーのスピードにもついていけるくらいだと思うよ。
今までどおり、アウディのお約束は、「アウディ同士でぶつからない」で、まあチームプレイもアリって話なんだけど、今回も、そういう路線で行くことになるね」

#85のスパイカーはロシア人からこのセッションは走ってました。
そんで開始直後&約25分の赤旗中断の間にケレナースに交代して、セットアップ。ケレナース的には満足なセットアップができたらしいです。
で、20:30ちょい前にに#94も#85もピットに戻って、#85はケレナースがタイムアタックに行こうかなーってところだったんですが、20:30ちょいすぎにまた赤旗。これがゾンタ君のクラッシュなどなどだね。
で、結局そのまんま予選3回目は終了と。
…ピーター、走ってないのね。

んで予選最後のセッションに入ります。