dumbreck-fan.com別館 レースなblog 新館

dumbreck-fan.com別館 レースなblogの新館です。こちらでもよろしくお願いいたします。

2010年ル・マン24時間について その2

今年のル・マンは路面が悪いという話でしたが、スタート進行の時点で#8のアウディと#80のフライングリザードがパンクしてたんだそうですね。
で、スタートから20分くらいでマンセルが、左リアがパンクしてたみたいで、スピンしてインディアナポリスでクラッシュしちゃったみたい。
そんでセーフティカー1回目。
このセーフティカーのとき、1台はちょうどスパイカーのスタートドライバー、ブレーケモーレンの前に入っちゃって、前と1分まるまる開いちゃったそうです。
運が悪い…。まあしょうがないけど。ここでアウディプジョーとの差がついちゃったみたい。

3時間経つ前に、#79のBMW(アートカーですね)も左リアがパンクして、テアトル・ルージュでコースオフ。
そのときになんかちょっと飛んじゃって、落ちたときに車が腹打ってフロアに大穴あいて、サスペンションも交換しないとだめだったらしい。
ピットに戻ってきたけど、ガレージへ。

他にもみんな左リアパンクが多かったように思います。ラインダースも左リアパンク。

あとGT2のジャガーは、配線から火が出ちゃって、修理するのに6時間~とかなのでリタイアになったらしい。
エントリーリストに花を添えてはくれましたが、24時間のレースするにはまだ早い、ってことですか…。

んで#3のプジョーは3時間目でリタイア。サスペンショントラブル?

ブレーケモーレンは2時間ドライブして、ダンブレック先生に交代。
そして4時間目に入ったところで、ピーターがタイヤをロックさせて、インディアナポリスでコースアウト。
(これは先生のミス。何やってんすか先生)
そんでマシンをチェックするためにピットに戻ろうとしているその矢先に、今度はポルシェカーブで#38のPegasus RacingのNorma Juddにカマほられたらしいです。
ピーターいわく「どうも#38はアウディに当てられて、俺につっこんできた」とのことなんですが、ビンゴ。
#38のda Rochaいわく、アウディR15に当てられて、玉突き事故でダンブレック先生をひっかけてしまったらしい。
#85はなんとかピットに戻ってきて、修理して、1時間後にトミーさんドライブでレース復帰。
ラップ数は相当遅れてますが、走るペースは普通になってたようです。
#38は…ラップ数を見るとだめだったんすかね?

んで、5時間目手前で、アウディの#9のピットアウトの時に、フォトグラファーが接触するって事故があったようですな。
フォトグラファーは体張った、プジョーの刺客か?(もちろん冗談です)
で、レース展開的にはミラーなくして、さらにタイムロス。
トムクリ号はトムクリ号で、無線が使えなくなってたみたいだね…。

そして5時間経過で、さらにトムクリ号はピンチを迎えたわけだ。
今度は左フロントをパンクした#79のBMW(アートカーのプリオール様号。プリオール様ドライブ中)が、ピットに戻ろうとしていたところで、これを抜こうとしていた#92のアストンのロブ・ベルがインディアナポリスで、右のホイールをグラベルに落として、スピードが落ちたわけですよ。
で、スピードを戻しつつ#79を抜いていったら、#79のプリオール様が今度はハンドルを切ったわけだ。
そこにやってきたのは#7のトムクリさん。
なんとトムクリのスペースがなくなって、グラベルに突っ込むしかなくなって、クラッシュってほどにはならなかったみたいだけど、タイヤバリアに接触
ラクターで引き出してもらってレース復帰はできましたが、これで怒り心頭のウルリッヒ博士、BMWのピットに行ってチャーリー・ラムに文句つけた模様。
結局#79はピットに戻りましたが、修理後のアウトラップで、インディアナポリスでストップ。

6時間目、#61のFord女子チームは、エンジンから火が出て、ミュルサンヌで終了。
その前にはもうすごい勢いでオイル吹いてたらしい。

んで6時間終了時点で、スパイカーはクラス15位。
リタイアしたJaguarとJMWを抜かして、走ってる中では多分ペケ。
まあものは言い様ですね。

7時間目は、なんかKollesのジャーヴィス号じゃない方がクラッシュしてセーフティカーが入ったのかな。
で、セーフティカーがピットに戻るって表示されてるのに戻らない、ってのが続いたらしい。迷惑だな。
この時間帯は、GT2クラスのトップ争いがスプリントレースですか?くらいに激しくて、面白かったみたいですな。

8時間目、ようやくRebellionの#12で、マルコ・アンドレッティさん登場。
今までセンサーのトラブルでろくに走れてなかったみたいですね。
まあル・マン24時間が24分レベルだったマンセルの子供たちより良いでしょうか。レース走れたし。

で、このころからまたプジョーは地味に問題出始めてるようです。
#1のブルツ君号(ジェネがドライブ)がオルタネータのトラブルとか。
ここまでずっとトップだったみたいですが、#2がトップにたち、またちょっとずつ下がって行ったみたい。
プジョー3台の後ろはアウディで、1周くらいの差だったみたいですね。

で9時間目。
このころはミュッケがローラ・アストンで頑張ってたみたいですね。
ガソリン車クラス(正確にはそんなものありませんけどねぇ…)の優勝目指すんだ!ってところだったのか、ディーゼルエンジンに食いついてきてたらしい。

で、9時間終了で日付が変わります。
ここまででリタイアは11台。
まず1周目にギアボックスが壊れた#19のAutocon。
Autoconは「何しにきたの?」的にトラブル出まくってたカンジがする…。
次はグーセンが乗ってたジャガー。ここは4周でリタイア。
その次にパンク(スローパンクチャーだそうです)で、マンセルのクラッシュ。
次がラインダースのFord GT。
その次に#3、ラミーがサスペンション壊れてストップ。
(今年もまたラミーのスティントでリタイアと、友人に言われて気がついた)
お次が#38のPegasus Norma Judd。アウディに当てられて終了。
お次は#79のBMWのアートカー。
で、#29のRacing Boxは燃料系とサスペンションのトラブルでリタイア。
#61のFord GT女子号もエンジン燃えて終了。
#80のFlying Lizardは、ダーレン・ローがグラベルに突っ込んだときにラジエーター壊れたのとその他のトラブルでリタイア。

…だそうです。
あと、JLOCとかDrayson Racingがピット作業続けてますが、リタイア届けは出してない。
JLOCは「一周できるのか」とかから話を始められるので何とかしてください(笑)。
つか日本だとぼちぼち頑張ってるっていつもフォローしてるんだけど、どうしてル・マンだとそういう…。

で、10時間目。
深夜12時回ったら、フォードシケインで#60のフォード男子号がクラッシュしたのかな。
リアウィングなくしてピットイン。
どうも#24のOak Racingと絡んだみたいで、#224はショートカットしてピットに戻ってきたみたい。
こっちはフロント左側が壊れてたそうな。そんでセーフティカーが入りました。

ムッチュがドライブしてたみたいなんだけど、どうもピットから出てきたプロトタイプ(Oakのことですね)がいきなり前に出てきたからムッチュがスピン、で、戻ってきたところで接触
Ford GTは30分くらいの修理で出て行けそう、って話だったようです。
ここでGT1のトップはSaleenになりました。

そこからまたしばらくしたら、ブリオンがやっぱりフォードシケインでリアからタイヤバリアに突っ込んで、リタイア。
どうもタイヤが冷えてたところでそんなことになっちゃったらしい。
まあ本人は無事だったようです。

そして12時半ごろかな、セーフティカーが戻ったところのリスタートで、パトリック(元)少年がアレジを抜いてクラス3位へ。

総合トップは#2のプジョーで、サラザンにドライバーが交代。
2位が#4のオレカだったんだけど、3位が#9のアウディ。ティモがドライブ。
このころティモはトップと2分49秒差、2位のニコラとは1分11秒差。
まだ同一ラップではあるけれど、この時点では今年もプジョーかな、ってカンジだよね。

KSMがいきなりピットに戻ってきて、ガレージで作業してるみたい。何があったんだろう?