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2000年DTM最終戦ホッケンハイムとロンドンに遊びに行ってきました その4

さて10月29日の日曜日。
土曜から日曜になるときに時計が1時間戻りました。
まあ戻ったけど、待ち合わせに遅れたら困る緊張感のために結局1時間早く部屋を出て、その辺を散歩兼観光してましたけどね…。
(どうせ軽い時差ボケですごい早朝に目が覚めてしまってますし)
そういえば後で何かで読んだんですけど、パンターノは冬時間に戻らずに1時間早く出勤してきてしまい、「誰もいないんだけどなんで!?」ってなったらしいです。ま、遅れるよりはいいよね(笑)

朝8時にハイデルベルクから、また車に乗せてもらって出発。
さすがに日曜日はホッケンハイムに近づくと車が混んでいましたが、駐車場の案内がすごいスムーズで、サクっと現地到着。さすがに駐車場は前日ほど近くはなかったけど。

サーキットに到着してみたらもうF3のレーススタートまでもうすぐっていう頃だったので、慌てて事前に購入済だった表彰台前の席に行ったのですが、なんか知らない人たちが集団で座ってたから、まあいいやと思って近くの空いてる席で座って見ていました。そして何も問題はありませんでした。
お前ら、席の番号ちゃんと見て座れよ…。
ちなみに表彰台正面だと、F3のグリッドの2-3列目が正面でした。割と気になるドライバーが近くだったので嬉しかったですが、DTMだとピーターはちょっと遠いな~って位置でしたね。

で、F3のレース2の予選結果。

20. Lauf Deutsche Formel-3-Meisterschaft - Ergebnis Zeittraining 2
1. #19 Frank Diefenbacher Klaus Trella Motorsport Dallara F300 Opel 2:07.817
2. #28 Alexander Müller Team Ghinzani Dallara F300 Mugen Honda 2:07.899 +0.082
3. #1 Patrick Friesacher Opel Team BSR Dallara F300 Opel 2:08.021 +0.204
4. #4 Giorgio Pantano Opel Team KMS Dallara F300 Opel 2:08.245 +0.428
5. #21 Pierre Kaffer team hms f3 Dallara F399 Opel 2:08.346 +0.529
6. #9 Val Hillebrand JB Motorsport Dallara F399 Opel 2:08.490 +0.673
7. #31 Philip Cloostermans Prema Powerteam Dallara F300 Opel 2:08.549 +0.732
8. #6 Tony Schmidt GM Motorsport Dallara F399 Opel 2:08.708 +0.891
9. #12 Tom van Bavel Van Amersfoort Racing Dallara F399 Opel 2:08.766 +0.949
10. #2 Andre Lotterer Opel Team BSR Dallara F399 Opel 2:08.769 +0.952
11. #30 Enrico Toccacelo Prema Powerteam Dallara F300 Opel 2:09.027 +1.210
12. #10 Nicolas Stelandre JB Motorsport Dallara F399 Opel 2:09.150 +1.333
13. #14 Kari Mäenpää Team Rosberg Dallara F399 Renault 2:09.202 +1.385
14. #99 Björn Wirdheim Team Ghinzani Dallara F00 Mugen Honda 2:09.395 +1.578
15. #5 Martin Tomczyk Opel Team KMS Dallara F300 Opel 2:09.622 +1.805
16. #8 Toshihiro Kaneishi ARTA-GM Motorsport Dallara F300 Opel 2:09.888 +2.071
17. #27 Elran Nijenhuuis AIL Team Kolles Racing Dallara F300 Mugen Honda 2:09.921 +2.104
18. #11 Jeroen Bleekemolen Van Amersfoort Racing Dallara F399 Opel 2:09.961 +2.144
19. #16 Stefan Mücke ADAC Berlin-Brandenburg Dallara F300 Opel 2:10.123 +2.306
20. #15 Hannu Viinikainen Team Rosberg Dallara F399 Renault 2:10.362 +2.545
21. #7 Zsolt Baumgartner GM Motorsport Dallara F399 Opel 2:10.456 +2.639
22. #34 Mirco Schrepfer Jo Zeller Racing Dallara F399 Opel 2:10.980 +3.163
23. #26 Andreas Feichtner AIL Team Kolles Racing Dallara F300 Mugen Honda 2:11.525 +3.708
24. #20 Marc Caldonazzi Klaus Trella Motorsport Dallara F399 Opel 2:11.583 +3.766
25. #24 Armin Pörnbacher Swiss Racing Team Dallara F399 Opel 2:11.795 +3.978
26. #32 Roberto Toninello Team VOX/TV Spielfilm Dallara F300 Fiat 2:11.814 +3.997
27. #33 Marino Spinozzi Team VOX/TV Spielfilm Dallara F300 Fiat 2:12.012 +4.195
28. #3 Bernhard Auinger Opel Team BSR Dallara F399 Opel 2:12.258 +4.441
29. #25 Patrick Hildenbrandt Patrick Hildenbrandt Martini MK79 Opel 2:14.769 +6.952
- #23 Giorgio Mecattaf Swiss Racing Team Dallara F399 Opel -
- #17 Thomas Mutsch Josef Kaufmann Racing Martini MK80 Opel -


ムッチュは予選1回目のクラッシュで出走できず。でもまあレースディレクターの判断で決勝に出られましたけどね。
カッファーは予選でブレーケモーレンに邪魔されて怒ってるコメントを読みましたよ…。

で、レースの結果。

Ergebnis Rennen Sonntag
1. #28 Alexander Müller Team Ghinzani Dallara F300 Mugen Honda 12 31:57.608 2:09.453
2. #1 Patrick Friesacher Opel Team BSR Dallara F300 Opel 12 31:57.945 +0.337 2:09.137
3. #4 Giorgio Pantano Opel Team KMS Dallara F300 Opel 12 32:09.491 +11.883 +11.546 2:09.161
4. #5 Martin Tomczyk Opel Team KMS Dallara F300 Opel 12 32:32.364 +34.756 +22.873 2:10.883
5. #11 Jeroeb Bleekemolen Van Amersfoort Racing Dallara F399 Opel 12 32:35.221 +37.613 +2.857 2:11.850
6. #27 Elran Nijenhuis AIL Team Kolles Racing Dallara F300 Mugen Honda 12 32:51.756 +54.148 +16.535 2:10.655
7. #26 Andreas Feichtner AIL Team Kolles Racing Dallara F300 Mugen Honda 12 32:52.458 +54.850 +0.702 2:12.990
8. #20 Marc Caldonazzi Klaus Trella Motorsport Dallara F399 Opel 12 32:55.999 +58.391 +3.541 2:14.057
9. #6 Tony Schmidt GM Motorsport Dallara F399 Opel 12 32:56.045 +58.437 +0.046 2:16.375
10. #10 Nicolas Stelandre JB Motorsport Dallara F399 Opel 12 33:04.549 +1:06.941 +8.504 2:17.175
11. #7 Zsolt Baumgartner GM Motorsport Dallara F399 Opel 12 33:09.453 +1:11.845 +4.904 2:17.897
12. #12 Tom van Bavel Van Amersfoort Racing Dallara F399 Opel 12 33:09.924 +1:12.316 +0.471 2:17.141
13. #30 Enrico Toccacelo Prema Powerteam Dallara F300 Opel 12 33:13.628 +1:16.020 +3.704 2:18.348
14. #14 Kari Mäenpää Team Rosberg Dallara F399 Renault 12 33:27.392 +1:29.784 +13.764 2:18.910
15. #24 Armin Pörnbacher Swiss Racing Team Dallara F399 Opel 12 33:33.229 +1:35.621 +5.837 2:18.966
16. #31 Philip Cloostermans Prema Powerteam Dallara F300 Opel 12 33:35.668 +1:38.060 +2.439 2:17.245
17. #25 Patrick Hildenbrandt Patrick Hildenbrandt Martini MK79 Opel 12 33:40.337 +1:42.729 +4.669 2:20.914
18. #33 Marino Spinozzi Team VOX/TV Spielfilm Dallara F300 Fiat 11 33:16.610 +1 lap +1 lap 2:12.187
19. #8 Toshihiro Kaneishi ARTA-GM Motorsport Dallara F300 Opel 11 33:25.425 +1 lap +8.815 2:17.852
20. #16 Stefan Mücke ADAC Berlin-Brandenburg Dallara F300 Opel 27:49.712 +2 laps +1 lap 2:10.532
DNF #15 Hannu Viinikainen Team Rosberg Dallara F399 Renault 7 22:29.796 +5 laps +3 lap 2:18.644
DNF #99 Björn Wirdheim Team Ghinzani Dallara F300 Mugen Honda 5 16:48.538 +7 laps +2 laps 2:17.412
DNF #19 Frank Diefenbacher Klaus Trella Motorsport Dallara F300 Opel 4 14:24.738 +8 laps +1 lap 2:27.337
DNF #21 Pierre Kaffer team hms f3 Dallara F399 Opel 4 14:25.147 +8 laps +0.409 2:28.049
DNF #23 Giorgio Mecattaf Swiss Racing Team Dallara F399 Opel 1 2:41.483 +11 laps +3 laps 2:41.483
DNF #17 Thomas Mutsch Josef Kaufmann Racing Martini MK80 1 2:41.621 +11 laps +0.138 2:41.621
DNF #9 Val Hillebrand JB Motorsport Dallara F399 Opel 1 2:42.026 +11 laps +0.405 2:42.026
DNF #3 Bernhard Auinger Opel Team BSR Dallara F399 Opel 1 2:42.266 +11 laps +0.240 2:42.266
DNF #2 Andre Lotterer Opel Team BSR Dallara F399 Opel 0 +12 laps +1 lap –

Schnellste Runde: #1 Patrick Friesacher 2:09.137


1周目ではクラッシュがあってセーフティカーが出ていましあ。
だからかな?金石くんが1周でピットに戻ってきてしまいました。コースに戻ったけどね。
このレースはクラッシュもだけど、シケインのショートカットがめちゃめちゃ多かったり、荒いレースでした…。
31台もいるとわちゃわちゃしてるよね。
多分ですが、私が台数の多いレースが正義って思うようになったのは、ドイツF3とかF3ユーロシリーズのおかげなんじゃないかと思います。
(ただしマカオのGTワールドカップは除く)

で、ドイツF3のシリーズランキング。

1. Giorgio Pantano 205
2. Alexander Müller 181
3. Pierre Kaffer 164
4. Andre Lotterer 151
5. Stefan Mücke 136
6. Patrick Friesacher 126
7. Enrico Toccacelo 125
8. Toshihiro Kaneishi 82
9. Sven Heidfeld 64
10. Frank Diefenbacher 57
11. Tom van Bavel 52
12. Martin Tomczyk 49
13. Zsolt Baumgartner 41
14. Björnh Wirdheim 38
15. Tony Schmidt 37
16. Jeroen Bleekemolen 36
17. Nicolas Stelandre 29
18. Elran Nijenhuis 18
19. Armin Pörnbacher 16
20. Val Hillebrand 15
21. Kari Mäenpää 15
22. Thomas Mutsch 9
23. Philip Cloostermans 7
24. Andreas Feichtner 4
25. Peter Sundberg 4
26. Marc Caldonazzi 3
27. Giorgio Mecattaf 2
28. Hannu Viinikainen 1
29. Ken Grandon 1


ちなみにJuniorpokal(ルーキーカップ)は、ロッテラーが1位でした。

F3のあとはまたDTMパドックに行きました。
そうそう、メルセデスの近くで出待ちしてたらフェスラーファンの子と仲良くなったんですよ。
いやー、まさか20年たっても縁があるとは思いませんでしたね!
まあそんなこんなで、パドックにいると話し相手がいるので(笑)、つい足が向く…。

そんなこんなしてたらまたピットウォークの時間になりました。
ダンブレック先生のピットウォークのファンサにようやく行けましたよ!(笑)
そういえばここでダーレンはメルセデスの同乗走行のお仕事をしに行っていたようです。

ピットウォーク、でっかいドイツ人にもまれながら頑張って手を出してサインカードもらって、Thank youって言ったらピーターが顔を上げて、「お前か!」って顔でにっこり笑ってくれました。
ちょっと、いや、すごく嬉しかったです。ファンなんで!(笑)
サインとか写真とかも嬉しいけど、笑顔は格別ですね……。

写真がないのでイメージ画像?でこの時の写真をちょいちょい入れる。

そしてこの後はレーススタートに向かってばたばたです。
ドライバーたちはトラックの荷台に乗せられてコースを一周…というかスタンドがあるところだけかな?F1でもありますよね。ああいうやつです。
(別の年には屋根なしスポーツカーで手を振ってコース一周とかもありました)
ピーターがやたら寒そうにしてました。



F1でもだけど、こういう画像を見ていると人間関係がわかるような気がする(笑)

そのあとはドライバーはザックスカーブから最終コーナー、スターティンググリッドまで歩いてパレード!びっくり。
この間にティーマンとティモ・シャイダーがインタビュー受けてました。
インタビューはドイツ語なので何を言っていたかはほとんどわからなかったのですが、ティーマンは「ドイツのレースといえばどうこう」的な話をしていました。で、何か歌(替え歌っぽかった)を歌っていたのですが、その曲を知らない私でも「なんか…音程が…?」って疑うレベルでした。
周りの人たちも苦笑していたのですが、それは歌の内容的な何かなのか音程的な何かなのか…。

そしてレース1がスタートです。
一応ざっとグリッド順ね。

1. #7 Manuel Reuter Opel
2. #3 Uwe Alzen Opel
3. #11 Éric Hélary Opel
4. #1 Bernd Schneider Mercedes
5. #4 Joachin Winkelhock Opel
6. #12 Christian Menzel Opel
7. #8 Michael Bartels Opel
8. #24 Pedro Lamy Mercedes
9. #9 Laurent Aïello Abt Audi
10. #42 Darren Turner Mercedes
11. #5 Klaus Ludwig Mercedes
12. #17 Timo Scheider Opel
13. #19 Peter Dumbreck Mercedes
14. #6 Marcel Fässler Mercedes
15. #18 Marcel Tiemann Mercedes
16. #16 Stefano Modena Opel
17. #21 James Thompson Abt Audi
18. #2 Thomas Jager Mercedes
19. #20 Kris Nissen Abt Audi
20. #10 Christian Abt Abt Audi


予選と順位は一緒でした。

レースはピーターはスタートで順位を落として15位に下がってしまったのですが、前がつぶれたのもあり、すぐに順位を戻して、上位がつぶれていって順位を上げた感じですかね…。結局7位でフィニッシュ。
このコースはストレートが長かったから、オーバーテイクも迫力あって楽しかったなあ。

この最終戦でチャンピオンが決まるタイミングで、シュナイダー兄さんがタイトルだろうという感じではありましたが、まだポイント3位のルドビックまでは可能性があったんだよね。(まあ2レースとも優勝しないといけなかったんだけど)
ルドはスタート手順で違反したかなんからしく、ペナルティでピットに戻ってきたと思ったら激おこでマシンを下りてしまい、そのままリタイアになってしまった模様。
「やってらんねーよ!」とか「ざけんなこら!」みたいな感じ(笑)
いや、引退してたのが復帰してフル参戦して、一応最終戦までタイトルの可能性があったっていうだけですごいと思うんだけど、タイトル取りたかったんだろうなというのは伝わって来ますね…。熱いわ…っていうか大人げないっていうか…。
観客席では大ウケでしたよあれ(笑)

ティーマンのレースっぷりがアグレッシブで面白かったですね。時代のルドビックかアルツェンか(笑)
ニュル24時間レースを5勝もするような耐久のプロになるとは思いもしませんでしたよ…。
彼はピーターの後ろからスタートしてたのに一時は5位くらいまで上がっていたのですが、ザックスカーブ手前のストレートエンドでフェスラーと接触してコースアウト。グラベルにはまってた。動画で見るとミラー飛んでたね(笑)
でもコースには戻って、結局15位で完走してました。
楽しませてもらいました!

で、レース結果。

DTM 2000 Hockenheim Finale Race 1 Result
1. #3 Uwe Alzen Opel Team Holzer I 15 laps 32:51.134
2. #1 Bernd Schneider D2 AMG-Mercedes 15 laps +6.785s
3. #4 Joachim Winkelhock Opel Team Holzer I 15 laps +8.567s
4. #8 Michael Bartels Opel Team Phoenix 15 laps +8.747s
5. #6 Marcel Fässler Warsteiner AMG-Mercedes 15 laps +12.661s
6. #11 Éric Hélary Opel Team Holzer I 15 laps +14.208s
7. #19 Peter Dumbreck Original Teile AMG-Mercedes 15 laps +14.636s
8. #24 Pedro Lamy 24h Service AMG-Mercedes 15 laps +15.429s
9. #16 Stefano Modena Euroteam 15 laps +18.817s
10. #42 Darren Turner 24h Service AMG-Mercedes 15 laps +25.743s
11. #17 Timo Scheider Opel Team Holzer I 15 laps +28.105s
12. #2 Thomas Jäger D2 AMG-Mercedes 15 laps +34.815s
13. #21 James Thompson Abt Sportsline 15 laps +41.889s
14. #20 Kris Nissen Abt Sportsline II 15 laps +1:13.593
15. #18 Marcel Tiemann Original Teile AMG-Mercedes 15 laps +1:57.693
16. #7 Manuel Reuter Opel Team Phoenix 11 laps +4 laps 2:08.800
DNF #5 Klaus Ludwig Warsteiner AMG-Mercedes 11 laps Retired
DNF #10 Christian Abt Abt Sportsline I 8 laps Retired
DNF #9 Laurent Aïello Abt Sportsline I 6 laps Engine
DNF #12 Christian Menzel Opel Team Irmscher 5 laps Collision


続いてレース2。
スターティンググリッドはレース1の結果の通りでしたが、まあ一応。

1. #3 Uwe Alzen Opel
2. #1 Bernd Schneider Mercedes
3. #4 Joachim Winkelhock Opel
4. #8 Michael Bartels Opel
5. #6 Marcel Fässler Mercedes
6. #11 Éric Hélary Opel
7. #19 Peter Dumbreck Mercedes
8. #24 Pedro Lamy Mercedes
9. #16 Stefano Modena Opel
10. #42 Darren Turner Mercedes
11. #17 Timo Scheider Opel
12. #2 Thomas Jäger Mercedes
13. #21 James Thompson Abt Audi
14. #20 Kris Nissen Abt Audi
15. #18 Marcel Tiemann Mercedes
16. #7 Manuel Reuter Opel
17. #5 Klaus Ludwig Mercedes
18. #10 Christian Abt Abt Audi


アイエロとメンツェルは、修理できずにDNSでした。

レース2は、7番手からスタートのピーターが表彰台狙えたりしないかしら?なんて思ってたら、1周目でボンネット失くして終了です。
多分1コーナーでフェスラーのカマ掘って、そのあとラミーかモデナあたりと当たってフロント壊れたんでしょうね。その先の直線でボンネット飛びました。
「あ、なんか飛んだ!ボンネットだ!おいおい誰のだよ~…ってピーターのだあああ!!!!!(号泣)」って感じでした…。
見ていた時は「ボンネット飛んだ」だけかと思っていたのですが、後から映像で見たら、左フロントタイヤ上のカウルまではがれて落ちそうになっていて、車幅が1.5倍くらいになってましたね…。あぶねえ…。
1周目の終わりですぐピットインして、直してもらって出ていけるかな…と期待していたのですが、結局そのままリタイア。シリーズランキング5位は守り切れませんでした…。
この時、ボンネット飛んだらピットに戻らないといけないレギュレーションがあるとか言われた記憶があるんですよね。いや、オレンジボール旗とかじゃないのか?って感じだけどそういうことでもないらしいのか何なのか。バンパーは外れてもいいのか?とすごい不思議でした。今でもたまに思い出して不思議に思う…。

そのあと確かフェスラーにはオレンジボールが出てピットインしてました。あとティモがシケインショートカットして「どうしたどうした?」とか思ってたらストップアンドゴーペナルティ出てました。
まあそのペナルティはシケインショートカットが理由ではなくて、スタートでのフライングってことらしかったですが…。

もうねー、日本の感覚で見ていると怖いんですよ。ストレートはみんな幅寄せしながら走る感じ。チッ、チッ、チッって当たる音とかするんですよ。
このレースはすごい荒れた気はしますが、その中でも派手だなーというか、華があるなあと思ったのはルドビックとティーマンだったかなあ。見ていてすごく面白かったです。
(誰のファンが何を言っているのだ、というのはあまり気にしないでください…)
そういえばこのころにニュル24時間についてちょっと意識が向いたんでしょうね。ティーマンのお父さんとルドが同じマシンでニュル24時間に出たのを知ったのはこの時だったらしいです。

で、レース結果。

DTM 2000 Hockenheim Finale Race 2 Result
1. #3 Uwe Alzen Opel Team Holzer I 15 laps 32:37.261
2. #4 Joachim Winkelhock Opel Team Holzer I 15 laps +10.075s
3. #8 Michael Bartels Opel Team Phoenix 15 laps +11.848s
4. #16 Stefano Modena Euroteam 15 laps +17.052s
5. #18 Marcel Tiemann Original Teile AMG-Mercedes 15 laps +22.449s
6. #42 Darren Turner 24h Service AMG-Mercedes 15 laps +22.927
7. #11 Éric Hélary Opel Team Holzer II 15 laps +30.151s
8. #2 Thomas Jäger D2 AMG-Mercedes 15 laps +36.363s
9. #21 James Thompson Abt Sportsline II 15 laps +36.773s
10. #24 Pedro Lamy 24h Service AMG-Mercedes 14 laps +1 lap
11. #5 Klaus Ludwig Warsteiner AMG-Mercedes 14 laps +1 lap
NC #1 Bernd Schneider D2 AMG-Mercedes 10 laps +5 laps 2:09.563
DNF #6 Marcel Fässler Warsteiner AMG-Mercedes 8 laps Damage
DNF #10 Christian Abt Abt Sportsline I 5 laps Retired
DNF #7 Manuel Reuter Opel Team Phoenix 3 laps Collision
DNF #17 Timo Scheider Opel Team Holzer II 2 laps Suspension
DNF #19 Peter Dumbreck Original Teile AMG-Mercedes 2 laps Damage
DNF #20 Kris Nissen Abt Sportsline II 2 laps Damage
DNS #9 Laurent Aïello Abt Sportsline I -
DNS #12 Christian Menzel Opel Team Irmscher


ティーマン、メルセデス勢の最上位だったのね。

レースの後、マシンが戻ってくるときにはザックスカーブ手前でシュナイダー兄さんがドーナツやってました。アルツェンもやってたかな確か。
シュナイダー兄さんは「酔わない?大丈夫???」ってくらい回ってました。しまいには回りすぎてコースアウトしてた(笑)

そのあと表彰台…と思ったら、その前にレースの1位~3位がマシンを最終コーナーの内側に並べて、みんなマシンの上に登ってました。赤い煙が焚かれる中。えええー(笑)
スタートのときといい、DTMは発煙筒はセットなんだろうか。サッカーのフーリガン的なものを感じるよ…。

で、ドライバーはグラスタの向かい側にある普通の表彰台に移動して、普通にレースの表彰台…と思ったら、横からチャンピオンのシュナイダー兄さんが乱入。あなた何してるんですか!大人げない!(笑)
(これはYouTubeの公式動画にもあがってますね。当時のセルビデオにも入ってました)

続いてシリーズランキング1位から3位の表彰がありました。
確か表彰台の下に「Bernd Schneider DTM Champion」みたいな横断幕が出ていたと記憶しています。最終戦前でもうシュナイダー兄さんでタイトルは決まりだろうって感じだったんでしょうけど、準備がいいですねえ…。
そしてここでのチャンピオンシュナイダー様のパフォーマンスですが、表彰台でシャンパン撒きながら「ここにかけろ!」ってカンジで上半身折り曲げてお尻突き出して振ってました。
えっ、この人こういう人だったの…!?って思いました。
そしてシュナイダー兄さんのお尻に向かってシャンパンをかける人たちも……。
すごい面白かったけど、ちょっと衝撃でしたね…(笑)

ということで、シリーズランキング。

DTM 2000 Drivers' Championship
1. Bernd Schneider 221
2. Manuel Reuter 162
3. Klaud Ludwig 122
4. Marcel Fässler 116
5. Joachim Winkelhock 113
6. Uwe Alzen 100
7. Michael Bartels 87
8. Peter Dumbreck 75
9. Éric Hélary 53
10. Marcel Tiemann 53
11. Thomas Jäger 45
12. Timo Scheider 45
13. Pedro Lamy 39
14. Darren Turner 19
15. Stefano Modena 15
16. Laurent Aïello 14
17. Christian Menzel 5
18. James Thompson 4
19. Christian Abt 1
20. Kris Nissen 0
21. Roland Asch 0

Team's Championship
1. D2 AMG-Mercedes 273
2. Opel Team Phoenix 249
3. Warsteiner AMG-Mercedes 238
4. Opel Team Holzer 1 213
5. Original Teile AMG-Mercedes 128
6. Opel Team Holzer 2 98
7. 24h Service AMG-Mercedes 58
8. Opel Euroteam 15
9. Team Abt Sportsline 1 15
10. Opel Team Irmscher 5
11. Team Abt Sportsline 2 4


そんなこんなでまたDTMパドックに戻って、ピーターのお兄さんたちとかといろいろ喋っていたらピーターがちょっと来て、「これからメルセデスのパーティに顔出してくる」「そうか、じゃあ俺たち帰るから」みたいな流れで、日曜日の撤収!
帰りは18時ごろで、まあ割と遅めでしたが(今思うとそんなじゃないよね…追っかけどうしだともうちっと遅くまで待つこと多いよね…)、それでも周辺はまだ少し混んでました。でもすぐ道路が流れて、サクっとハイデルベルクまで帰れて、みんなで晩御飯食べて解散しました。

この日の晩御飯に、せっかくだから地元のものっぽいものを…と、ハムのステーキみたいなものを頼んだら、直径15cmくらいで厚み2cmくらいのが2枚来ました。付け合わせは当然イモ、フライドポテトね。
当時はまだ20代だったのですが、それでも重くて食べ切れませんでしたね…。
普通の肉なら多分大丈夫だったと思うんだけど。
(まあでも、ポメスは残したと思う)

この時は5人でごはん食べてたんですけど、みんなそれぞれ注文した中で完食した人が1人しかいなくて、厨房から「あんまりにも残しているから何か問題があったのか?こんなに残されたことは今までない」と問い合わせされてしまいました。
「いやいやいやいや、おいしかったんだけど!量が多くて!」とみんなで必死でアピールしました…。
食べ切ったピーターのお兄ちゃんはガッツポーズしてたよ(笑)

いやーしかし本当にいろんな人に構ってもらえてとても楽しい3日間でした。
初海外行脚、とても恵まれてました…。
(いや、まあ正直この後もいろんな人にいろいろお世話になることが多くて、ずっと恵まれてると思う。ほんとに)