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金沢に行ってきました その4

さて土曜日の朝ですが、雨は降っていないけど曇りで空は真っ白。
これは兼六園は金曜に行っておいて良かったなあと思いましあ。
(まあ曇っててもきれいだろうと思うけど)
この日は前夜に買っておいたエッグタルトを食べて、カフェラテ飲んで、波津彬子原画展へ行くぞ!と気合を入れました。
ホテルをチェックアウトして、荷物を預けてさて出動です。

波津彬子原画展の会場の石川近代文学館までは大体道はわかったので、バスに乗ってみようかどうしようか…とか考えていたら、そういえば金曜日に見掛けてちょっと気になっていた大きなお寺、金沢東別院というのがありましてちょっと覗いてみました。そうしたらなんか小学校のイベントの準備?っぽかったので、お詣りしないでそのまま戻ってきました。

そしてまた香林坊を歩いていったのですが、えっとね、香林坊の交差点にあったこれ、正直ぎょっとしました(笑)



調べてみたら「走れ!」という、郡順治氏の作のオブジェのようです。
なんかこう、『昔いた香林坊というお坊さんは健脚で有名な逸話』みたいなのがあるのかと妄想していました(笑)

香林坊っていう地名は「比叡山の僧であった香林坊が還俗して、この地の町人向田家の跡取り向田香林坊(むこうだこうりんぼう)となり、以来目薬の製造販売に成功して「香林坊家」として繁栄したという説が有力」とあるから、お坊さんの名前っていうのは外れてなかった…のかな…?

で、そこからすぐのところにあるいしかわ四高記念公園の中にあるのが石川近代文学館。
明治22年に建てられた旧制高校…っていうのを見た時に、もう頭の中には摩利と新吾でしたね…(それは別の漫画だから!今は木原敏江さんじゃないから!)
すごい雰囲気が良くて、ここの建物ゆっくり回るだけでも絶対楽しい。妄想がはかどると言い換えてもいい(笑)。
そんな中で波津彬子さんの原画展なんてズルいくらいだ(笑)




この原画展を見た後に雨柳堂を読んでから気づいたのですけど(今まで、なぜ読んでいなかったのか自分でも本当に理由がわからないけど読んでいなかった)、時代背景的には四高ができたころとかそういう時代の漫画なんですよねきっと。
色々考えるとやっぱりもう一回、雨柳堂読んだ後にも行ってみたくなってしまいますね…。
(あと東京の根津のあたりに雨柳堂があったことになっていそうなので、根津のあたりもそういう目線で散歩に行きたい)

まあ展示してある部屋の中は普通の展示室なんですけど、明るくて「カラーも展示してあるのに、3か月で入れ替えをするとは言え、こんなに明るくていいんですか!?」って、余計な心配をしてしまう。
(ふと思ったのですが、今のデジタル作画の時代だと、「原画展」ってどうなるんですかね。大きくプリントして展示っていうような感じで続いて行くのかしら?)
規模としてはそんなに大きくはないものなのですが(会場は1教室分)、幸か不幸か自分以外がいなかったので独り占め!だったのとか、カラー原画展示以外にも漫画がおよそ3話分展示されていて、いやあ眼福眼福。冬にも金沢に来たくなりました。

っていうか、多分普通は波津彬子さんって雨柳堂じゃなければ何を読んでいたの?ってなりそうかも…?
私、姉が持っていた同人誌とか、レディースコミック扱いなのかな?っていう短編集で読んでいたんですよね。雨柳堂以前が多い…。
(うちには花郁悠紀子さんの白木蓮抄とかもありました。すごいよお姉ちゃん)
雨柳堂が始まった頃は私が青年漫画(具体的に言うと沈黙の艦隊ですね、あとコミック・モーニング系)とか三国志にどハマりしていた時期だったから、見逃していたのかも。だからと言って今までどうしてスルーしてきていたのかは自分でも謎ですが!
そんなもんで、彼女というとどうもむしろ西欧ものの漫画という印象がとても強かったです。でも帰ってきてから雨柳堂、夢中になって読んでおります。
いやほんと、どうして読んでなかったんだろうね…。

まあそれはおいておいて(笑)
次に、金沢21世紀美術館に行こうかなあとも思ったのですが、なんかその辺ばっかりしか行ってないなあと思いまして、前夜に見かけた果物屋さんに行きつつ、主計町茶屋街とかの方に行ってみました。少し(ええまあほんの少し)離れている浅野川沿いの方ですね。
ここでまた歩いて前日の果物屋さん、フルーツむらはたに行って持ち帰り専用の柿のパフェを買いました。


2階がパーラーになっていて、そっちにも柿のパフェがあればそっちでゆっくり食べたかった…。
ちなみにゴミはきちんと熊谷まで持ち帰り(持ち運び)ました。

パフェというか柿おいしかったです。実家にある富有柿(だと思う)以外ってなかなか食べないんだけど、売ってる柿はお上品な味だわって思った(笑)
粒あんとクリームもおいしかった。
クリームが一番甘かったのかな?っていう程よい甘さのパフェでした。

っていうかね~ほんとに昔より甘いの弱くなったよ!甘いのと脂質と両方ね!
好きなんだけど全然食べられなくなった。年だね~(苦笑)

このころから、金沢駅から向かってくる観光客らしき姿の人たちの数がすごい増えた!
前夜にABRIさんで、9月の4連休の時はすごい観光客の数だったという話だったので、私は空いてて(まあ平日でしたからね)いい時に来たかもって思ったのですが、いや、金曜に来て良かったね…!?
コロナが落ち着いたら多分また平日でも混むんだろうなあ…。
(そのくらい金沢駅香林坊界隈の、百万石通りかな?沿いのホテルがずらーって並んでた)

その後は近江町いちば館に入ってみたら、地下に座って食べられるお惣菜やさんの夢屋さんがあって、ちらっと見てみたらお寿司があったのでちょっと食べてみることにしました。
大好きなイカイカゲソ!



本当は「回転寿司でいいから食べて来て」って話を友達に聞いていたので行ってみたかったのですが、イカ!!!と思ってこれにしてしまいました…。
でもこれでもイカすごいおいしかった。
惣菜屋さんでこれならそりゃ回転寿司なら…って感じでしたね。

ここのお店の元気が良いおにいさんに「今度はランチ食べにおいで~。おいしいよ~」って言われたのですが、ちょっと興味出てきました。また次回…!

で、これで食べる順番は逆なのですがデザートもお昼も食べたし、帰りの新幹線まであと1時間ちょっとふらふらするか…と思ったら、また、甘いものを見つけてしまったの…!
すぐ近くの中六商店というお味噌屋さんの中にあるジェラテリア白味噌&チーズとかのフレーバーを出している!
結構寒い日だったけど勢いで、白味噌&チーズと醤油チョコレートのダブルでいただきました。
味噌とか醤油の味がする!っていうほどするわけじゃないですが、それっぽい味がするかなっていうのは白味噌、後味に感じられるかな?っていうのは醤油の方でしたね。



こちらでジェラートだけでなく2年物の味噌の方も買ってみました。
帰宅してから早速この味噌を使って茄子の油味噌という名で呼んでいる茄子の炒め物を作ってみたのですが、とてもおいしくできました。このお味噌買ってきて良かった。
(お味噌汁も吸わない私が作る、数少ない味噌味の料理です)

グーグルマップを見ながら「こっちかな~?」って歩いていると、まあ大体同じ方向に向かう人たちは観光客っぽいんだよね。
泉鏡花記念館方面に向かう人たちについて行ったら、茶屋街方面についたようでした。
ここで、久保市乙剣宮にお詣りして御朱印いただいてきました。
泉鏡花の生家の向かい側で、彼は子供の頃に境内で遊んでいたそうな。句碑もあった。



泉鏡花は小柄の美形だったようですが(石川近代文学館で見てきた 笑)、今度は泉鏡花記念館も行ってみたいな。って思うけど泉鏡花あんまり読んでない…。少し読んでから行かなきゃ(笑)
(一番好きなのは映画になってた「外科室」)

この辺をぷらぷら歩いていましたが、新幹線の時間まであと1時間くらいになったのでホテルに戻ることにしました。まあつまり駅に戻るってことなんですけど。



一回くらいバスに乗るか…と、バスに乗って駅まで戻って、ホテルで荷物を引き取って金沢駅に向かいました。
バスも割とすぐに来たし、ホテルで荷物もすんなり引き取ったし、駅もすぐだし…と三拍子そろってしまい、逆に駅で時間をつぶすことに(笑)
お土産屋さんエリアを見ていたらいろいろなおつまみがおいしそうで、ついいくつか買ってしまいました。
ホタルイカ大好き…。

そういえばスタバでマグカップ見てくるの忘れたな、となったのですが、まあご縁があればまた金沢に(今のマグカップのデザインのうちに 笑)来るでしょうということで、あんまり気にしないことにして、12:56の新幹線で熊谷に向かいました。
新幹線は途中の高崎で乗り換えだったのですが、気が付いたらすごい寒いのね!あと雨も強かった。
一応雨傘は持っていたけれど、金沢で降らなくて良かったな~と思いました…。
熊谷の駅ビルのGUでニットかなんか買おうかと真剣に考えたくらい寒かった!
まあ熊谷についたらそこまででもないかな?って感じになったから買わなかったんだけどね。

24時間ほどの滞在時間でしたがすごいリフレッシュできたし、満喫できました。すごい楽しかった!また行きたいなあと思います。
治部煮とかも食べたいし(笑)
他にも国内で行きたいところがあるので、行けそうなら行ってみようかなあと思っています。
次は11月上旬、現美新幹線に乗りに新潟です!