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映画「クリムト」

珍しく映画見てきました。
昨日、銀座線に乗ってたらクリムトの絵のポスターが見えたから「なんだ?」と思ったら、映画やってるってことだったので、やる気出して見に行ってきました。
新宿で派遣の登録すまして、その足でシネスイッチ銀座に行って、最終回で見てきたんですが、なんでもシネスイッチ銀座は金曜日がレディースデー、女性は900円で見られるとのことで、偶然とはいえラッキーでございましたわ。

シネスイッチ銀座に行ったのは3回目か?
多分、最初に見に行ったのは「真珠の耳飾りの少女」だったと思う。
その次はアレだ。「幸せになるためのイタリア語講座」だ。
懐かしいなあ~。

今公式サイト見比べたんだけど、日本のよりオーストリアの方がいいな~。
日本のサイトって、アール・ヌーヴォーではあるんだけど、分離派っぽくないから気になった。どーでもいいことでしょうが。
それに、パリでのストーリーも映画ではあるしね。

なんつーか、クリムトが死ぬ直前に見てた夢、みたいな映画なんですね。
クリムトがパリ万博に絵を出して、パリに行ったときに彼の理想の女性と会って、クリムトはその理想の女性を追いかける…みたいな話。
隣の席のおばちゃん寝てたんだけど(笑)、クリムトが好きじゃなければ寝るかもしれんな(爆)。
で、映画を見てて「なんか"アイズ・ワイド・シャット"っぽい…」と思ったんですが、今日本語サイト見たら「Klimt / A Viennese Fantasy / A la maniere de Schnitzler」ってある。
「シュニッツラー風」…どこでこのサブタイトルがついたんでしょ?
ま、いいけど。

で、クリムトの最期をを看取るのがシーレになってるんだけど、シーレも同じ年に死んじゃうんだよねえ。
なんかねえ…。まあ卒中→肺炎で死ぬ人と、流行のスペイン風邪で死ぬ人とでは違うんですが…。
しかもシーレは若死にだしな…。

いやほんとにジョン・マルコヴィッチもですが、エミリー・フレーゲ役の人も、シーレ役のニコライ・キンスキーも、やっぱり写真(とか自画像とか)で顔が出てる人を演じるからでしょうけど、似てる、ってか、似て見える!
でもあれじゃー有田だよ、と、今一瞬思った。ごめん。

クリムトフレーゲ


看護婦さんとシーレ。
(写真は、オーストリアの公式サイトより。)

シーレは、この手つきがいい!(笑)
いかにもってカンジですごい気に入った。

まあそれはそれとして、私はそこそこ楽しんで見てました。
ちょっと違うものを期待していたのは事実なんだけどね~。
(もうちょっと伝記的なものかとは思っていた)
映像はきれい。面白いと思ったよ。
もう一回くらい見てみたいなぁ…。