えーっと、「おらが国のシューマッカー」、アンディ・プリオール君。
そういう話は前もなんかで出てましたが、マリオ・タイセンが「レースへの取り組み方、レーシングドライバーの役割の理解の仕方とかがとってもシューマッハー(兄)っぽい」と、認定をくだしたようで。
で、プリオール本人は
「お世辞でも嬉しいねえ～。
僕はマイケルに会ったことはないけど、僕も、彼と同じようにがんばってるんだよ。
才能はあったにこしたことはないけど、やっぱり努力もしないとだめだからね」
プリオールさんは今後
「BMWと長くやっていきたいと思うんだ。
もう、ちょっとした「歴史」を彼らとは作ってるし、ラバーリア(ツーリングカータイトル6連覇)みたいな関係を作っていきたい。
でもル・マン24時間とか、スポーツカーのビッグレースも出てみたいんだ。
僕のドライビングスタイルとかアプローチにもあってると思うし。
あとDTMもやってみたいなあ。
まあ、BMWがやらせてくれるかどうかだよね。なんにしてもさ」
…あんたBMWじゃなくてアウディにいけば？(笑)
ハイテックでマカオに出てたアスマー、参加費を2000ユーロずつ12人、あとアスマー父が出してくれて、マカオに出られたんですって。
マカオ、いくらかかってんの？
っつか2000ユーロずつ12人て、小金もちの友達が多いね！うらやましい(笑)。
あと、Comtecの話。
スパで、小ダニが2台全損しちゃったじゃないですか。
そのときには、チームは「もう次から出られないかも」だったらしいです。
で、マーティン・ドネリーがドライバーコーチで加入したのが2005年末。
ですが、1年弱の間に、血圧の薬を飲むようになってしまったそうです。
心労がたたったんですな！(汗)
「もう、スパみたいな週末がないことを祈るよ。U
でも、チームは負けずにがんばってきたんだ」
で、代表のジョナサン・ルイスは
「2006年にWSRに出るために本当にがんばったんだ。
で、スパのアレだろう？
正直、どうやってあの状態を脱したかなんて覚えちゃいない。
とにかくがんばったってことだけだ」
スパ後、翌週がニュルブルクリンクだったので、最初はオーガナイザーとチームのみんなに「とりあえず荷物まとめてイギリス帰るわ」と言ってたそうですが、一晩計算機たたき続けたら「なんとかなるかも」って結論になったので、朝食食べながら「ドイツ行くからね」ということになったそうです。
で、月曜の朝から準備はじめて、ニュルの予選前には2台の新車がそろったそうです。
そこからダニエルソンはぐんとよくなり、ニュルではRace 1&2でポイントをとり、Comtec地元のドニントンで優勝、ル・マンのRace 1でも勝って3連勝、そのつぎバルセロナに行ってまた勝って…。
まあそんでもタイトルとれるなんて思ってなかったようですが。
Comtecは、2002年まではヴァン・ディーメンのワークスチームだったんだそうです。
ですが、ヴァン・ディーメンをパノスが買い取ったとき、「ワークスチームはいらない」ってことで切られたんだそうです。
が、まあ、カスタマーチームからしたらComtecがいるから勝てないってことで気に入られなくて…
まあ勝ちすぎて、自分たちで自分の首をしめたのかなぁと。
で、その後もフォーミュラフォードに出てましたが、2004年からはフォーミュラルノーに。
初年度はマイク・コンウェイが引っ張って、ウェスリーも何勝かして、スージー・ストッダートも表彰台にあがったりしてたので、デビューイヤーにしては、タイトルはとれなかったけど上出来。
で、2005年はイギリスとフランスのフォーミュラルノーに出て、で、2005年の最終戦で、「来年、でていいよ」ってお墨付きがもらえました。
で、出られるってなかったからって言っても、周りにWSRの経験者もいない。
とりあえず人をかき集めてはじめたようなもんらしいです。
で、2005年の冬あたりはイギリスからイタリアに飛んでってテスト、また荷物もって帰ってきてマシンペイントして、そんでまた荷物詰めてバレンシア飛んでってテスト…。
「あんたら大丈夫なの？」ってカンジでみんなから見られていたようです。
が、初年度はすっげ金持ちのドライバーがきたりしたわけじゃなかったけど(小ダニは持ち込んでたろうけど、それでもチームは借金25万ポンド作ったらしい)、今じゃあみんながComtecに乗りたがってるわけで。
でもチーム代表のジョナサン・ルイスは、今年1年で一気に老け込んで、離婚の危機にもおちいったようで(爆)。
まあそれでも彼は来年もちゃんとWSRにでますよ、という、なかなかいいお話でした。
私、2002年ごろのフォーミュラフォードのComtecのマシンの色って、ルノーワークスの色だと思ってたの(爆)。
今になってあの色柄がComtecのだったって知って、正直びっくりしました。
そういえば今年の小ダニの柄もおなじだもんね。
これ以上ドネリーさんの血圧があがらず、ルイスさんの家庭も壊れないようにお祈り申し上げます。
Eさん、来年、「家庭円満」のお守りをルイスさんに差し入れしてあげてください(笑)。
ちょっと余談なんだけど、私、96年にドネリーさんをイギリスF3のパドック(つか、イギリスGPの前座のときですよ)で見ました。
あのころはフォーミュラフォードでMartin Donnelly Racingがあったからね。
そんで、そのとき舘君に「あれがマーティン・ドネリー」って教えてもらったんですわ。
で、「あ～、やっぱり足引きずって歩いてるね」とかそんな話をしてたわけ。
そしたら舘君に「なんで知ってるの。マニア？」って言われました…。
ええ、あんまりいい話でもないですね…。ははは…。
そして今日は眞田のせーちゃんの誕生日…。
Yukoさんは長野に行く前に、せーちゃんに会いに行かれたのでしょうか？
