ロードアメリカ、木曜日のセッションではダーク・ミュラーがGT2クラスのトップタイムでしたが、金曜日朝1回目はピーターの番でした。
二人ともこのコース初めてとか言ってる割にはうまく行ってるよね。うまく行き過ぎるくらいに(爆)。
予選後のデイル・ホワイトさん、ピーター、ダーク・ミュラーのコメントです。
デイル・ホワイト: 私たちはいつでも一番速いチームでありたいと思っているけれど、今回は4時間のレースだ。この時点で喜んでいてはいけないね。現在は、マシンの仕上がりには満足している。明日のレースでは、走行中ずっといいペースで走れるだろうと思っているよ。着実に行くことが、耐久レースでの勝利の秘訣だからね。
ピーターは、私たちが期待していたよりもずっと速いし、ダークは、彼はベストドライバーのうちの一人であることを証明もしてくれている。明日のレースがとても楽しみだよ。
ピーター: 今日はいい一日だったんじゃないかな。決勝のフロントローを確保できたのはいいことだよ。個人的には、マシンのことも、コースのこともだいぶわかってきたと思う。だいぶ慣れてきたよ。まあ、まだいろいろ学ばないといけないこともあるけれど、レースは4時間もあるからね、その時間を有効に使おうと思ってる。
本当にフェラーリについては色々学んだよ。どう走ったらどういう反応がでるか、とかね。昨日、おっかなびっくり走ってた時とぜんぜん違う。マシンはプッシュしないとタイムが出ないし、タイムの出し方を、周ごとに身につけたよ。今日の最後には、まあまだ色々覚えないといけないことはあるけれどベストタイムを出せたから、自分の成長には満足しているよ。
コースについては、まだいくつか学ばないといけないところがある。縁石を踏んでいかないとタイムがでないコースっていうのがたまにあるけど、ここもそのひとつみたいだね。縁石使えば0.5秒速くなるのはわかってても、それをレースでもやる？って言われるとまた別だしね。最初は良くても、サスペンションのトラブルが出てこないとも限らないし。
とにかく明日は、キッチリ着実に、スムーズに行くのが目標。ダークと僕は同じくらいのペースで走れてるから、明日はいいレースができそうだよ。
ミュラーD: ここでレースができてうれしいよ。いつも、新しいサーキットにトライするのは好きなんだ。それにここはほんとうにすばらしいコースだしね。
チームはフレンドリーで、ピーターと僕がすぐにうまくやっていけるような雰囲気を作ってくれた。
予選では、僕はほとんど100パーセントでアタックしてたけど、ここは僕も初めてのコースだしね。まあポールが取れればそのほうが良かったけど、この結果でチームも僕も、まあ満足さ。
ピーターと一緒にレースできてうれしいよ。僕らはうまくやってるよ。
ドライバーのパッケージングも含めて、明日はいいレースができそうだよ。
でも、僕にとって、今回のレースが今年一番暑いレースになりそうだな。FIA GTも含めてね。
でも大丈夫。いいマシンを準備してくれたチームに感謝しているよ」
ピーター、日本に来る前に夏バテしないでねー！(汗)
