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ユーロF3: 100の小ネタ

Super GTもこないだの最終戦で100戦を迎えましたが、ユーロF3 も、今年の最終戦で100戦目を迎えていた模様です。
んで、「100戦100小ネタ」なんかやってたので、訳してみることにしました。
さてちゃきちゃき行きますよん。

シリーズ全体の小ネタ:
1. ユーロF3 は2003年、ドイツF3とフランスF3が合併して設立されました。
2. 現在は100戦行われています。
3. 50回の週末で、100戦が終了しました。
4. フォーミュラ3ユーロシリーズは、設立されてから5シーズンが終わりました。
5. ここまでの100戦では、121人のドライバーが参戦しました。
6. ユーロF3ではここまで、Julia Kuhn, Natacha Gachnang, Gina-Maria Adenauer, Cyndie Allemannと、4人の女性ドライバーが参戦しています。
7. 上記4人の女性ドライバーの中で、フル参戦をしたのはアレマンただ一人です。
8. ユーロF3に参戦していた121人のドライバーは、28の国からやっていきています。
9. ユーロF3に参戦していた121人のドライバーは、4つの大陸から来ています。
10. ユーロF3に参戦したことのあるドライバーの数が一番多いのはドイツで、23人となっています。
11. ユーロF3に参戦したことのあるドライバーの数が2番目に多いのはフランスで、16人となっています。
12. ユーロF3を卒業後、すぐにF1のレースドライバー、もしくはテストドライバーになったのも16人です。
13. ユーロF3を卒業後すぐにF1のドライバーになったドライバーのうち、7人が2007年のF1の最終戦、ブラジルGPのグリッドにつく予定です。これは、F1 ドライバーのおよそ3分の1を占めています。
14. 2007年のF1タイトルを狙っているルイス・ハミルトンも、ユーロF3の卒業生です。
15. ユーロF3を卒業後、DTMに参戦しているのは8名です。
16. ユーロF3を卒業後DTMに参戦した8名のうち7名が、2007年のDTM終戦でも走ります。
17. GP2のタイトルも、設立以来3年間全てユーロF3の卒業生が占めています。2005年のニコ・ロズベルク、2006年のルイス・ハミルトン、2007年はティモ・グロックです。
18. 2005年は、アメリカのFormula AtlanticでもユーロF3の卒業生、Charles Zwolsmanがタイトルを取りました。
19. 同じく2005年、ロベルト・クビカがWorld Series by Renaultのタイトルをとりました。同シリーズのチャンピオンとしては、唯一のユーロF3卒業生のチャンピオンです。
20. ここまでのところ、ユーロF3では4つのメーカーのシャシーを使用されています。Dallara, Lola-Dome, SLC, Mygaleの4社です。
21. また、6メーカーのエンジンがユーロF3には使用されました。Mercedes-Benz, Opel, Renault, Toyota, Mugen-Honda, Volkswagenです。


チャンピオンドライバー、チームについての小ネタ:
22. ユーロF3 の初代チャンピオンはライアン・ブリスコーです。
23. ブリスコーが参戦していたチームは、Prema Powerteamです。
24. ブリスコー以降のチャンピオンは、ジェイミー・グリーン、ルイス・ハミルトン、ポール・ディ・レスタ、ロマン・グロージャンです。
25. ブリスコー以外は、全員ASM Formule 3チームのドライバーがチャンピオンになっています。
26. そんなASMですが、ルーキータイトルをとったのは2006年の小林可夢偉だけです。
27. ミュッケ・モータースポーツは、現在のところ唯一、ルーキーチャンピオンを2回取ったチームとなっています。そのドライバーはクリスチャン・クリーンとセバスチャン・フェッテルです。
28. また、2004年のルーキータイトルはプレマのフランク・ペレラ、2007年はシグネチャエドアルド・モルタラが獲得しています。
29. ここまでの100戦では、52人のドライバーが表彰台に上がっています。
30. 参戦ドライバー中一番表彰台に上ったドライバーはルイス・ハミルトンで、22回表彰台圏内でフィニッシュしています。
31. ハミルトンに続くのはセバスチャン・ブエミで16回表彰台にあがっています。また、15回のドライバーが2名いて、それはジェイミー・グリーンとセバスチャン・フェッテルです。
32. ここまでの100戦で、優勝したドライバーは35名います。
33. ユーロF3の最多優勝記録をもつのはルイス・ハミルトンで、16勝です。
34. 2番目に優勝した数が多いのは8勝のライアン・ブリスコーです。
35. 今までの100戦のうち、ポールポジションを獲得したことがあるのは22名です。
36. ユーロF3の最多ポールポジション記録はルイス・ハミルトンで、13回です。
37. ポールポジション獲得回数がハミルトンに続くのはポール・ディ・レスタで、8回です。
38. ファステストラップを記録したのは、100戦のうちでは30人です。
39. 最多ファステストラップ記録も、ルイス・ハミルトンで、12回です。
40. ファステストラップ獲得回数でハミルトンに続くのは、セバスチャン・ブエミの9回です。

技術面での小ネタ:
41. 全てのユーロF3チャンピオンが使用していたシャシーは、ダラーラです。
42. 過去の100戦全てで、ダラーラシャシーが優勝を飾っています。
43. また、過去の100戦で表彰台に届いたのも全てダラーラシャシーです。
44. ダラーラ以外のシャシーの最上位フィニッシュは、SLC R1をドライブしたファビオ・カルボーネが、2004年のスパで記録した4位です。
45. 2007年のマニクールでは、エステバン・ゲリエーリがミガールシャシーで5位に入賞しました。現在のところ、ミガールはこの週末しかユーロF3に参戦していません。
46. 初代チャンピオンのライアン・ブリスコーは、オペルエンジンでタイトルを獲得しました。
47. ブリスコー以外全員のチャンピオンが、メルセデスエンジンを使用しています。
48. 100戦中77戦では、メルセデスエンジンが優勝を遂げています。
49. 100戦中22戦で、オペルエンジンが優勝をしています。
50. オペルエンジンで優勝をした最後のドライバーは、Peter Elkmannで、2006年のブランズハッチ戦となっています。
51. 2005年にはオペルエンジンが2勝しています。開幕のホッケンハイムでのジェームス・ロシターと、ザンドフールトではギョーム・モローが優勝しています。
52. ルノーエンジンは、1勝しています。
53. ルノーエンジンの1勝は、2003年のポーでのレースで、ファビオ・カルボーネが飾っています。

チャンピオンについての小ネタ:
54. 2007年のチャンピオンのロマン・グロージャンは、現在のところ英語を母国語としない唯一のユーロF3 チャンピオンです。
55. 最もポイント差をつけてタイトルを獲得したのは2005年のルイス・ハミルトンで、2位のアドリアンスーティルとは78ポイントの差をつけました。
56. また、ハミルトンは172ポイントを獲得してユーロF3のチャンピオンになりましたが、これは1年での最多ポイント数記録でもあります。
57. 最小ポイント差は2006年と2007年、ポール・ディ・レスタとセバスチャン・フェッテル、ロマン・グロージャンセバスチャン・ブエミのポイント差で、11ポイントとなっています。
58. ルーキータイトルでの最多ポイント差は、2003年のクリスチャン・クリーンとニコ・ロズベルクの、33ポイント差です。
59. 2003年はクリスチャン・クリーンはユーロF3のシリーズ2位で1年を終え、シリーズランキング最上位のルーキーの記録を持っています。
60. ルーキータイトルの最小ポイント差は2007年の、エドアルド・モルタラとFranck Mailleuxで、5ポイント差です。
61. 2005年、ルイス・ハミルトンは1年に15勝を記録しましたが、これは1年での最多勝記録となっています。
62. 1シーズンの最多勝ルイス・ハミルトンですが、続くのは2003年に8勝をしたライアン・ブリスコー、また、2004年のチャンピオンのジェイミー・グリーンは年間7勝をあげています。
63. 年間最多ポールポジション記録もルイス・ハミルトンで、2005年に12回のポールポジションを獲得しています。
64. 1年で2番目に多くポールポジションを獲得したのはクリスチャン・クリーンで、2003年に6回のポールポジションを記録しています。
65. 2レース目のグリッド順がリバースグリッドで決定されるようになり、予選は1回しか行われなくなった2006年以降では、ポール・ディ・レスタが5回のポールポジションを獲得しているのが最多となっています。
66. 1年のうちで最も多く表彰台にあがったのも、ルイス・ハミルトンです。彼は2005年は、17回表彰台に上がっています。
67. 17回に続くのは2004年のジェイミー・グリーンで、14回。13回が2007年のセバスチャン・ブエミ、11回が2005年のアドリアンスーティルです。
68. 1年でもっとも多くのファステストラップを記録したのはルイス・ハミルトンで、2005年に10回記録しています。それに続くのは2004年のジェイミー・グリーンとロマン・グロージャンで、各7回ずつのファステストラップを記録しています。

F3国際戦:
69. ユーロF3が設立されて以来、Masters of Formula 3で優勝を飾っているのは、ユーロF3のドライバーだけです。
70. Masters of F3の2003年からの優勝者は、Christian Klien (2003), Alexandre Premnat (2004), Lewis Hamilton (2005), Paul di Resta (2006), Nico Huelkenberg (2007)です。
71. 2004年以降は、Masters of F3のポールポジションを獲得しているのも、全てユーロF3参戦ドライバーです。
72. 2004年以降にMasters of F3でポールポジションを獲得したドライバーは、Alexandre Premat (2004), Lewis Hamilton (2005), Giedo van der Garde (2006), Romain Grosjean (2007)です。
73. 2007年のマスターズでは、1位から9位までをユーロF3のドライバーが占めました。
74. マカオF3では、現在では3人のユーロF3参戦ドライバーが優勝を遂げています。
75. マカオでは、Nicolas Lapierre (2003), Alexandre Premat (2004), Lucas di Grassi (2005)が優勝をしています。
76. 2003年にユーロF3が設立されて以来、マカオでユーロF3のドライバーが優勝できなかったのは2006年だけです。(注: 2007年はまだ開催されていない時点でのデータです)
77. 2004年に1回だけ開催されたBahrain Super Prixで優勝したのはユーロF3参戦中のルイス・ハミルトンでした。
78. Bahrain Super Prixで表彰台に立ったのはルイス・ハミルトン、ニコ・ロズベルク、ジェイミー・グリーンと、ユーロF3のドライバーが占める結果となりました。

ユーロF3・初めてのレースでの小ネタ:
79. Formula 3 Euroseriesの初戦は2003年4月26日にホッケンハイムで開催されました。
80. ユーロF3の初めてのレースでは、29台がグリッドにつきました。
81. そのレースでの優勝は、ライアン・ブリスコーでした。
82. 初めてのユーロF3のレースで、ブリスコーと共に表彰台に上がったのは、ロバート・ドーンボスマルクス・ヴィンケルホックでした。
83. ユーロF3の初戦のポールポジションを獲得したのは、オリビエ・プラでした。
84. ユーロF3で初の失格を言い渡されたのはプラとそのチームメイト、アレクサンドル・プレマでした。フロントウィングに取り付けられていたパーツが車検にひっかかり、失格となりました。そしてポールポジションとボーナスポイントはライアン・ブリスコーに渡りました。
85. ユーロF3初のリタイアは、フィリップ・バロンが記録しています。また、このレースではニコ・ロズベルクもリタイアを喫しましたが、この2台以外のマシンは全てフィニッシュしています。
86. ユーロF3初のファステストラップのは、マルクス・ヴィンケルホックが記録しました。
87. ユーロF3初の週末は、ライアン・ブリスコーが2連勝を遂げて終わりましたが、この時点でブリスコーはユーロF3初のポイントリーダーとなりました。

開催サーキットについての小ネタ:
88. 現在までのところ、ユーロF3はオーストリア、ベルギー、チェコ、イタリア、フランス、ドイツ、オランダ、ポルトガル、イギリス、スペインの10カ国で開催実績があります。
89. 10カ国のうち、最もレースが開催されているのはドイツで48戦、続いてフランスの20戦、オランダの10戦になります。
90. 今まででユーロF3が開催されたサーキットは19コースになります。ホッケンハイム、ノリスリンク、ニュルブルクリンク、オシャースレーベン、ユーロスピードウェイ(以上ドイツ)、アドリア、ムジェロ(イタリア)、ポー、ル・マンマニクールモンテカルロ、ノガロ(以上フランス)、A1リンク(オーストリア)、ザンドフールト(オランダ)、エストリル(ポルトガル)、ブルの(チェコ)、スパ(ベルギー)、ブランズハッチ(イギリス)、バルセロナ(スペイン)です。
91. 開催コース中最も長いのはスパの6.976kmのコースです。
92. 開催コース中最も短かったのは、ブランズハッチの1.929kmのコースです。
93. ユーロF3が最も開催されているサーキットはホッケンハイムで、20戦が開催されています。
94. 続いて開催数が多いのはノリスリンク、ニュルブルクリンクとザンドフールトで、各10戦ずつ開催されています。
95. 伝統的に、開幕戦はホッケンハイムになっています。また、最終戦もほとんどホッケンハイムですが、2003年だけは違うサーキットで開催されました。
96. ユーロF3は3つのストリートコースでレースを開催したことがあります。ノリスリンク、ポー、モンテカルロの3つです。
97. ユーロF3を1回だけしか開催したことがないのはムジェロ、モンテカルロ、A1リンク、エストリル、ブルノ、スパの6つのサーキットです。
98. ユーロF3は、過去に3回F1と併催になったことがあります。2004年と2007年のマニクール、2005年のモナコGPです。
99. ユーロF3は、過去に9回だけDTMと併催でなかったレースがあります。モナコを除くと、それはすべてフランスでのレースです。
100. ユーロF3は、100戦目に100の小ネタを披露した、初めてのシリーズです。


以上!

GTもやろうよ。スーパーGTは、100戦目に100の小ネタを披露した、2つ目のシリーズですって。(笑)
もしくは「スーパーGTは、100戦目に100の小ネタを披露した、アジアで初のシリーズです」って。どだ?(笑)