昨日「気になる気になる」言ってた地元の古墳ネタ。
母にこのリストの「上中条」のエリアを見せて、一つ一つ確認。
昨夜は父でもいいから何か話を聞こうと思いましたが、冷静になると、父はそういうことに関して全く！興味がない人なんだなぁ。
（秩父のお寺とかに行っても、参道の階段が何段かあるか数えながらさくさく上っていく人）
鐙塚古墳、女塚古墳・女塚1～5号墳、聖天塚古墳、稚児塚古墳、屯倉塚古墳、団扇塚古墳、鍋塚古墳、No.50古墳は不明とのこと。
ちなみに（中条）大塚古墳は、写真を見たら、誰の家に囲まれてるかもわかる(苦笑)。
で、母が覚えてる幾つかの古墳について。
権現山（ごんげんやま）古墳は、近くにある三幸様（三幸神社）の東・葛和田県道の北。今は田んぼ。
昔はちゃんと塚になってて、なんか2mくらい？の石碑？があったらしいけど、終戦後の食糧難で、畑にしてしまったとのこと。
その石碑は三幸様に移動させたらしい。
有名な出土品（武人埴輪や馬型埴輪）が出たのは鹿那祗（かなぎ）西・鹿那祗東古墳のようですね。
これは、田んぼで農作業中にごろっと出てきたものなんだそうですが、「それは江守さんちの田んぼ」だそうです(笑)。
数年前に国立博物館から（国の重文だよ！すげー！）里帰り展示をしていたらしいのですが、そのときには江守さん（呼ばれた方は故人。掘り起こした人の子孫だろうねえ）は、展示に招待されたらしいです。
ちなみに、私は全く知らなかったのですが、この「かなぎ」というのは、地名としてまだ残っていて、「かなぎ堀」というのがあるらしいです。
（文字がこのままかどうかは知りません）
で、雷電塚（らいでんづか）古墳は、雷電様（雷電神社）の西が山みたいになってたので、それかなあ？と、母が。
でも、今は土とられて、更地になってるって(笑)。
この近くに中条クリニックというのがあるのですが、その西の家の裏にその雷電神社の何か（石か石碑か？）が残ってるのではないかとのこと。
ちなみにそこにはまた、文学の神様（雷電だから、菅原道真かしら？）の石（石碑？）もあったらしいんだけど、これも多分三幸様に移動されてるのではないかと。
三幸様にカメラもって行ってみようかなぁ(笑)。
↑そういうことをするといきなり不審者になるようなふいんき（なぜか変換できない）の地元なんですけどね。
ちなみに三幸様、昔はそこそこの縁日やってたので、遊びに行った記憶があります。
今でもやってるのかしら？
そして残るは行人塚（ぎょうにんづか）古墳。
「あ、これ、おかーさんの実家の田んぼ。」
えー!?まじですか!?
てかなんで古墳!?（動揺）
正確には、この古墳の両脇が母の実家の田んぼだったそうです(笑)。
ちなみに今は耕地整理などが入り、田んぼは別の場所に移動してしまっているので正確な位置はわかりませんが、多分、私の同級生の家が上に建ってるのではないかとのこと(笑)。
ちなみにそこは、お葬式で使われた道具とか、遺体を清めたりした水を捨てに行くところとして使われていたので、ゴミが一杯になって危ないからということで、つぶされてしまったとのこと(爆)。
で、田んぼになって、またさらにその上に今は家が建ってるのでは？と。
ちなみに父はそういう物事に全くと言っていいほど興味がない人なのですが（歴史小説とかもほとんど読まない。推理小説は読んでるけど。森村誠一も読んでるはず。笑）、その父ですら「行人塚は古墳とか、そーいうものなのか？」とか言ってましたが、いちよう（なぜか変換できない）存在を知ってました(笑)。
ちなみに「うちの前の川からなんか色々でてきた」は、「なかったことにしてください」(笑)。
ほら、色々出てくると工事ってストップしちゃうじゃない？
だから(笑)。
近所のお兄さんが前の川から出土品を発見したのも、幼稚園生くらいだった私の覚え違い、ってことで(苦笑)。
でも、常光院の裏は、ちゃんと調べたらしい。さすがに。
まあ常光院自体が「中条氏館跡」だから、そりゃなんかしらあったっておかしくないもんなぁ。
…いったいいつごろからうちの近くの集落はあったんだ？
だったらそれらしくもーちょっと町の中心部になってくれて、もっと鉄道やら街道（中仙道）が近くを通ってくれれば良かったのに(涙)。
駅まで6kmあるのよ、うち…。
追記。
屯倉塚古墳が「みやけづか」だったら、そういう地名のところはあるそうな。
なんか出てきたこともあるらしい、とのこと。
そして、南河原村のあたりとかには、その辺の古墳とかを見に来る人が多かったからできた店とか家とかがあったりもした、とのこと(笑)。
観光地だったのか(違)。
