最近のシュー兄さん復帰祭りで名前が出てきたので思い出した話がありましてね。
昔、某JDさんがインギングでF3走ってた頃に、「なんで2位にしかなれない奴のファンなんかやってんの」と言われたんですが(実話)、「優勝するドライバーしか応援しちゃいけないのなら、世の中全員ミハシューのファンにならなきゃいけないのかい?」と返したことがありました。
そしてふと思いました。
「シュー兄さんよりすごいドライバーは実は結構いるんじゃね?」と。
ちょっと、シュー兄さんの4輪(カート除く)の実績をリストアップして、考えてみることにしました。
(実績リストはウィキペディアを参考にしました)
自分の好きなドライバーだってシュー兄さんに負けてないことを探してみようではありませんか!(笑)
ミハエル・シューマッハ(1969年1月3日生まれ・ドイツ)
1988年
・フォーミュラケーニッヒ(シリーズチャンピオン)
・ヨーロッパフォーミュラフォード1600(シリーズ2位)
・ドイツフォーミュラフォード1600(シリーズ6位)
1989年
・ドイツF3(シリーズ3位・WTS)
・マカオGP(リタイア・WTS)
1990年
・ドイツF3(シリーズチャンピオン・WTS)
・マカオGP(優勝・WTS)※ミカを泣かせた奴ですね
・富士インターF3(優勝・WTS)
1991年
・F1(シリーズ13位・ジョーダンフォード/ベネトンフォード)
・全日本F3000(シリーズ12位・チールマ)
1992年:F1(シリーズ3位・ベネトンフォード)
1993年:F1(シリーズ4位・ベネトンフォード)
1994年:F1(シリーズチャンピオン・ベネトンフォード)
1996年:F1(シリーズ3位・フェラーリ)
1997年:F1(順位剥奪・フェラーリ)※それがなければ2位かな?
1998年:F1(シリーズ2位・フェラーリ)
1999年:F1(シリーズ5位・フェラーリ)※シリーズ途中欠場
2000年:F1(シリーズチャンピオン・フェラーリ)
2001年:F1(シリーズチャンピオン・フェラーリ)
2002年:F1(シリーズチャンピオン・フェラーリ)
2003年:F1(シリーズチャンピオン・フェラーリ)
2004年:F1(シリーズチャンピオン・フェラーリ)
2005年:F1(シリーズ3位・フェラーリ)
2006年:F1(シリーズ2位・フェラーリ)
通算記録(F1)
ドライバーズチャンピオン獲得7回(1位)※2位はファンジオの5回
優勝91回(1位)※2位はプロストの51勝
PP獲得68回(1位)※2位はセナの65回
FL獲得76回(1位)※2位はプロストの41回
ポールトゥウィン40回(1位)※2位はセナの29回
表彰台154回(1位)※2位はプロストの106回
入賞190回(1位)※2位はプロストの128回
獲得ポイント1369pts(1位)※2位はプロストの798.5pts
決勝完走197回(1位)※2位はプロストの143回
決勝周回13908周(1位)
年間記録(F1)
優勝13回(1位)※2004年。2位は本人の2002年(11回)
FL10回(1位タイ)※2004年。2位は2000年のミカ(9回)
ポールトゥウィン8回(2位)※2004年
ハットトリック5回(1位タイ)※2004年。1952年のアルベルト・アスカリとタイ
表彰台17回(1位)※2002年、全戦表彰台。2位は1988年のプロスト2001年の本人(14回)
獲得ポイント148pts(1位)※2004年。2位は本人の144pts(2002年)
連続記録
ドライバーズチャンピオン獲得5回(1位)※2位はファンジオの4連続
7連勝(1位タイ)※2004年第7戦ヨーロッパ〜第13戦ハンガリー。アルベルト・アスカリとタイ。
7連続PP(2位タイ)※2000年第14戦イタリア〜2001年第3戦ブラジル
6連続ポールトゥウィン(1位)※2000年第14戦イタリア〜2001年第2戦マレーシア。2位はマンセルの5連続
19連続表彰台(1位)※2001年第16戦アメリカ〜2002年第17戦日本。2位は本人、ラウダ、ピケ父、ジム・クラークの9連続
24連続入賞(1位)※2001年第13戦ハンガリー〜2003年第2戦マレーシア。2位はロイテマンの15連続
24連続完走(2位)※2001年第13戦ハンガリー〜2003年第2戦マレーシア。今はニックが記録更新中。3位以降は本人18連続、ラウダ、セナ、ジャン・アレジが17連続
開幕5連勝(1位タイ)※2004年。タイは1992年のマンセル
以上を踏まえまして、以下、いくらシュー兄さんでも(しばらくは、も含め)できなかろう!という記録?を羅列。
・ル・マン8勝でトムクリに追い付くのに最低8年(荒さん・関谷さんと並ぶのにも最低1年)
・モナコGPとインディ500とル・マン24時間優勝のハットトリック
・ニュル5勝でティーマンに追い付くのに最低5年
・DTMシリーズチャンピオン5回のシュナイダー兄さんに追い付くのに(以下略)。
・F3で3年連続シリーズ2位の門珍
・バリチェロのF1最多出場記録
・ルイスの最年少F1チャンピオン記録の更新(そもそもデビューの時点でルイスより上だったはず)
・ル・マン24時間で空を飛んでメルセデスをレースから撤退させた偉大なドライバーダンブレック先生
あっ、ピーターでもピエール・ルベーにはかなわないか?<こらーーーーー
…前フリ長い割にこれか?ってのはナシね(笑)。
他にもあるのは間違いないので、なんか思いつく人はコメント欄にでも追加お願いします。(笑)
まあ最後のダンブレック先生のは不謹慎なネタですが、こうね、F1だけがレースの全てでもないんだよね、って思ったりもするわけで…。
金子みすずじゃないですが、「みんなちがって、みんないい。」んですよねぇ。
ほら、たまぁーにいらっしゃるじゃないですか。F1ドライバー以外はどんなドライバーでもダメなドライバー扱いしてくれる人とかさ…。
でもさ~、F1ドライバーがみんなすごいんだったら、なんでラルシューがDTMで勝てないんだよ!ハッキネンがタイトルとれなかったんだよ!みたいな(爆)。
そうさ、きっと、別にレーサーでないおいらでも、シュー兄さんにはできないことができるかもしれんよな…ほら日本語しゃべれるし私。<そこか~?
ま、とにかくいわゆる「偉人」的な人でなくても、存在価値はみんないろいろあるんだよ…。
と、ちょっとへこんだりあげなきゃいけなかったりとかいろいろあって、なんか自分を励まして?みたりするおいらでした。