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2011年もニュルブルクリンク24時間へ行ってきたよ その3

そして朝になって再度行動開始。なんか天気が良くなりそうらしい。
30度くらいになるって予想をもらいましたが、前日は10度ちょいとかですよ。
まさかそれはないだろう…と思ったら、あった(涙)
35度の日本を脱出して10度の世界にきたと思ったら、また30度ですよ。
「避暑に行ってくるわ~」なんて冗談を言ってたけど、全然避暑にならない(苦笑)

そして今年こそBrünnchen方面ではなくて、Adenau方面に行きたいと思っていた私は、バス乗り場でひたすらバスを待ったのですが、Brünnchen方面しかバスが来ない。
本数が少ないんだろうなぁって何本待っても来ない…。
バスの乗客に聞いた方向に歩いていたら偶然友達と会ったので、それっぽいバス停に行って聞いてみたら、もともと待ってたところを紹介される。
待てコラ!(怒)
そしてあきらめてBrünnchen方面ってバスに乗って、結局グランプリコースのヘアピン(でいいのかなー)のところが終点って言われて降りて、そこでしばらく写真撮ってた。

多分このころ、ダンブレック先生が走ってたんじゃないかと思うんだけど、自信がない。
写真撮っててもメットが良く見えなかったんだなぁ。
このヘアピンにいるときは、上位の順位が見えるボードがあったのです。
それ見ながら「上位走ってる車はやっぱり速いねぇ」なんて思いながら見てたんですが、#1のBMWが#2のFarnbacher Ferrariを抜いたなぁと思ったら、しばらく1秒差くらいで走ってて、どうもピットインしてまた走ってきたっぽいんだけどまた2台とも同じくらいの差で走ってたり、ってのがあって非常に面白かった。
あと#44のFalkenは普通に走ってたっぽかったけど、日産の台の方はなんかトラブルでもあったのか、それともたまたま(長い)ピットインのタイミングにかぶってたのか、しばらく走ってなかったりしてたのが気になった。

で、グランプリコースに戻ろうとしたんだけどあきらめきれずにバスの行き先(バスに貼ってある)を見てたら、Adenau方面行きのバスをついに発見!
なんだーここだったのかー!
幻じゃなかったんだねー!(涙)
そしてまたしばらくバスを待って、憧れの反対側(?)へ!
終点まで行って帰ってくるだけでもいいかも、なんて友達と話してたんだけども結局、途中でBreidscheidで下車。
Breidscheidはバスルートから階段上がってもうコース脇なので良かった。
これBrünnchenとかだとかなり歩かないといけない。
前の人について行ったら山登りになったこととか絶対忘れない(笑)

そんで、走ってる車を見ながら朝ご飯にCurrywurst mit Brotなんてのんきなことしてたら、一緒に来た友達と「今ならニュルのお城行ける!」と連絡が。
で、そこからバス乗ってあわててグランプリコースに戻って、その友達とニュルのお城へ出発!
ちなみに「あわてて戻って」とか言っても軽く30分、いや多分1時間近くかかってます…。
何気に、鈴鹿のヘアピンからグラスタ何往復したろう、ってくらい歩きます。昔歩数計で計ったら1日10万歩くらい歩いてた。

で、お城には「多分こっちだったよね…」的な運転でも無事到着。
途中で逆走しかけて、同乗者と周りの人には申し訳ない…。
(でも本気の逆走?をしかけたのはこの時だけだったはず…)

今まで二人ともお城の入り口までしか行ったことなかったのですが、初めて中に入りました。
案内板とかもろくにない(一応入口で解説の小冊子は売っている)のですが、それはそれで探検気分が味わえていい(笑)


んで、お城の一番高い塔がありますが、これに上ることができるのですよ。
上るとアイフェル地方を一望できます。
グランプリコースもだけど、ノルトシュライフェも一望。
道路を走ってる車?と思いきや、レースカー(笑)

アイフェル地方で二番目に高いところにあるお城とか書いてあったと思いますが、ほんと高いところにある。
天気も良かったし、すごい眺め良かったです。
高所恐怖症の私でも「上って良かったぁー!」って思えた。
ただ、なんでか知らないんですがその塔の上には羽虫が大量にいた…。

あ、そうそう、その塔の上なんですけど、真ん中に立ってしゃべるとそこでだけ声がすっごい響きます。
そう作ってあるのか、それとも丸い塔だとそうなってしまうものなのか?
インスブルックに行ったとき、建物の壁にあるアーチ形の溝の端で小声でしゃべると、反対側の端にすごく響いて聞こえるっていうのがあったんだけど、それを思い出した。
お城の小冊子をちゃんと読めば分かるかもしれないけど、まだ読んでないのでその辺書いてあるかどうかは不明。
入場2Eくらいだったかな?小冊子は英語もドイツ語も1.5Eくらいだったような気がする。
(日本語はない)
読みながら回れる余裕がなかったのが残念…。
観光だけで行ってたら間違いなく、読みながらのんきに歩いてたと思います。

城の中見たあとは城の入り口にあるZur Nürburgで一休み。
そんでグランプリコースに戻って、友人はレース観に戻って、私はringwerkの中に何があるか確認しに行った。
これ、20E近くする別料金なの!
中は博物館っぽくなってるのかしら?と思ったら意外とそうでもなく(記念館、レベルかなぁ)、どっちかというとプチアミューズメントパーク。
中にはレストランもあります。
レースの入場券とは別料金なので人がいなくて、空調も入ってるし、のんびりできて快適でした(笑)

ちなみにこの中ではいろいろありましたが(セナがドライブしたツーリングカーとかね)、個人的には一番ぐっと来たのは、Opelでティーマンがニュル24時間で初優勝したマシン。<私的目線ではこう説明
昔、ノリスリンクで飾ってあるの見たけど(笑)、久しぶりに見て涙でそうになった。



おいおい私はダンブレック先生のレースを観に来たんじゃなかったのか?(笑)
…はい。今回はレースしてるところに観光しに行ったレベルになってます。
Falkenさんがエンジン交換した時点で、ある意味気合が切れてた(苦笑)
でもそれなりに順位とかはチェックしてたんだよ…。
ほんとだよ…。

で、またパドック側に戻って、Falkenさんのピットをストーキングしてたりしたら、ラッギンガーが準備してるのが見えた。
で「ダンブレック先生が走ってた?ってことはグラスタからドライバー交代見たかったなぁ」なんて思ってたら、降りてきたのはヘンツラー。
ヘルメットを見ても、体格を見てもどう考えてもヘンツラー。
あれ?
…まあ走る順番替えたのかな、と、暑いのでFalkenさんのうちわもらいに行こうなんて思いながら(土曜は寒すぎて、とりあえずもらうだけもらっておくなんて気分にもならなかったさ)てけてけ歩いてたら、向こうから声かけられて、誰だ?と思ったら、ダンブレック先生と、奥方様(笑)
すいませんこっちから気づかなくて…。
奥方様には「今年ヨーロッパのレース来てなかったから、これには来てるかな?って思ってたのよー!」なんて大笑いされてしまいました…。
いやー、その…ええ、ゾルダーとかシルバーストーンとか行きたかったんですけどね…(遠い目)

ここで、さっきのピットインでピーターがとばされてる件について、質問してみたら
「これからスペインに行ってテストだから、汗だくで飛行機乗りたくないんで、ラッギに代わってもらった」
…それ、アリなんだ(苦笑)
ちなみにこの時点では「リチャードは今ダブルスティント中だよ。大変だよねー暑いのにー」とか超他人事の発言。
他人事、っていうか、むしろ汗臭い人と一緒に飛行機に乗って行くのが嫌なんじゃないかというような口ぶりでした…。
でまあ奥方の方が先に帰るようで、送っていくようだったのでそこでさようならーって挨拶。
ピーターは「いや俺は戻ってくるよ?」って言ってたけど、ほら私が最後に会えるかわからないから(爆)<そして本当にこれで会いそびれてる(笑)

で、Falkenさんちにうちわもらいにいったら、もうなくなってました。しょぼーん。やっぱりねー。