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今日の小ネタ〜Autosport Awardなど。

手元控え用レースシリーズカレンダー、今年はやめようかなーって思ってたんだよね。
ガラケーの画面メモって画面スクロールできるけどさ、今の携帯の画面メモってスクリーンショットなんだよねー。
うーん、あれをPDFかなんかにして開けるようにしておけばいいのかしら…。

さて。

熊谷市民(笑)としてはなんとなくずっと気になってしまうディランタ・マラガムワ。
以前は同胞のスリランカ人を不法就労させてたって話で逮捕されてましたが、今度はまたなんつーか怪しい話に関わっていらっしゃる、ってか逮捕されそうらしいですな。

まず日本人のハヤシヨシユキ氏が、スリランカ人のGnanadeepam Sivajothi氏に「60万USドル投資してくれたら、3ヵ月後に84万USドルにして返しますよ!」って話を持ちかけられたけど返ってこなかったのでスリランカの当局に訴えた、という話が発端らしい。
で、そのハヤシさんがSivajothiさんを訴えたとき、ディランタがハヤシさんの通訳をやったらしいんだけど、そこでわざとその訴えを違うように訳して、その報酬としてSivajothiさんから1500万ルピー(これがスリランカリピーだとすると、日本円で1000万円ちょい)をいただいたという疑いがあるそうで。
もちろんディランタは通訳で嘘を言ったことも、お金をもらったことも否定してるらしいです。
んで逮捕されそうらしいんだけど、スリランカではこれで逮捕されると保釈とかしてもらえないらしいのと、逮捕されて旅行制限懸かるとレースで転戦できないじゃん!ってことで、先行して保釈請求を行っているらしい。
…逮捕されてないのに保釈請求ができるのか。面白いなあ。

12/4に今年もオートスポーツアワードがロンドンのGrosvenor House Hotelで開催されました。
受賞者一覧は以下のとおり。

McLaren Autosport BRDC Award: Oliver Rowland
British Club Driver of the Year: Alex Lynn
National Driver of the Year: Matt Neal
Rookie of the Year: Paul di Resta
John Bolster Award: Giam Paolo Dallara
Pioneering & Innovation: "Senna"
International Rally Driver of the Year: Sebastien Loeb
Rally Car of the Year: Mini WRC
Gregor Grant Award: Dan Wheldon and Damon Hill
Racing Car of the Year: Red Bull RB7
British Competition Driver of the Year: Jenson Button
International Racing Driver of the Year: Sebastian Vettel


これ、昔々の1996年には、ダンブレック先生もBritish Club Driver of the Yearもらってるんですよー。
British Club Driver of the Year一覧を見ると味わい深い。

1982: Martin Bolsover
1983: Martin Bolsover
1984: Rod Birley
1985: Chris Cramer
1986: Paul Warwick
1987: Eddie Irvine
1988: Allan McNish
1989: David Coulthard
1990: Warren Hughes
1991: Kelvin Burt
1992: Oliver Gavin
1993: Dario Franchitti
1994: James Matthews
1995: Guy Smith
1996: Peter Dumbreck
1997: Doug Bell
1998: Richard Lyons
1999: Andy Priaulx
2000: Michael Caine
2001: Mike Jordan
2002: Danny Watts
2003: Lewis Hamilton
2004: James Pickford
2005: Andrew Kirkaldy
2006: Sam Bird
2007: Duncan Tappy
2008: Adam Christodoulou
2009: Sarah Moore
2010: Tom Blomqvist
2011: Alex Lynn


で、本題?のMcLaren Autosport BRDC Awardですが、ファイナリストまとめ。

Emil Bernstoff
18歳。Motopark AcademyからFormel Mastersに参戦、シリーズ3位。
カートからステップアップした初年度の2010年、イギリスフォーミュラフォードのJamun Racingで速さを見せたが、シリーズ半ばからの参戦だったためにポイントランキングは7位で終わる。そして今年はドイツのFormel Mastersに参戦。不運も重なったが4勝、シリーズ3位を記録。

Tom Blomqvist
17歳。昨年はイギリスフォーミュラルノーUKでFortecから参戦、初年度でタイトルを獲得。昨年もMcLaren Autosport BRDC Awardファイナリストに選ばれる。2011年はドイツF3にPerformance Racingから参戦。ラウシッツリンクで脊椎を骨折する事故に遭い、フル参戦はならなかったものの1勝を記録、シリーズ6位。

Alex Lynn
18歳。2010年はフォーミュラルノーウィンターカップでタイトルを獲得。そして2011年初頭はニュージーランドToyota Racing Seriesに参戦。その後2011年はFortecからフォーミュラルノーUKに参戦。不思議な「マシンのレギュレーション違反」の問題もあったが、12勝を挙げてタイトルを獲得。

Scott Malvern
22歳。2010年はフォーミュラフォードでシリーズ2位、またMcLaren Autosport BRDC Awardのファイナリストに選出されるが、ステップアップの資金が足りず、トップチームのJamunから2011年も同シリーズに参戦。結果、2011年は24戦中17勝を記録。また4つ全てのEuroCupタイトルと、Formula Ford Festivalでも優勝。2位に100ポイント以上の差をつけてタイトルを獲ったドライバーは数少ない。

Oliver Rowland
19歳。カート時代から活躍。父やメンターのマーティン・ハインズを亡くす悲劇にも見舞われたが、フォーミュラ初参戦の今年、フォーミュラルノーUKでシリーズ4勝。最終戦ではTom Ellinasを最終ラップで抜き、シリーズ2位を獲得した。

Dino Zampieri
19歳。Ginetta Juniorでの活躍の後2009年にFormula Renault BARCに参戦。シリーズ3位を獲得するが資金の問題で1年休み、今年はまた同シリーズにAntel Motorsportから参戦。今までで最も混戦だったと思えるフォーミュラルノーBARCだが、シリーズ4勝を挙げ、最終戦でライバルのJosh Websterを振り切り、タイトルを獲得した。


この中で一人くらいは有名になるのがいるんだろうなー。
(ちなみに1996年はピーターもファイナリストにいたはず。)

以下が、過去の受賞者。

1991: Oliver Gavin
1992: Dario Franchitti
1993: Ralph Firman
1994: Jamie Davies
1995: Jonny Kane
1996: Darren Turner
1997: Andrew Kirkaldy
1998: Jenson Button
1999: Gary Paffett
2000: Anthony Davidson
2001: Steven Kane
2002: Jamie Green
2003: Alex Lloyd
2004: Paul di Resta
2005: Oliver Jarvis
2006: Oliver Turvey
2007: Stefan Wilson
2008: Alexander Sims
2009: Dean Smith
2010: Lewis Williamson
2011: Oliver Rowland


でした。
こちらは結構今でもマクラーレンと縁があるひと多いよね。
そう考えるとマクラーレンって義理堅いのか?(爆)

ダン・ウェルドン記念カートレース、レース結果(というか、当日の様子)どうだったんだろう。
色々気になってるから、情報出てるか探しに行ってこようっと。

そういや来年早々のAutosport Internationalでのデビッド・ブラバムのチャリティカート大会はあるんだろうか。
あれもダンブレック先生が出たり出なかったりがあるんだけど、メンバーが豪華なんだよね。