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2016年マカオGP(と珠海と香港)に行ってきたよ! その5

その後はGTを観に来ていた友人を「観光行きましょう!観光!この間NHKの番組でココナッツのアイスがおいしそうなお店があったんですよ!」と誘い出して離脱。自分が行きたいから他人をつき合わせている(笑)
ちょうど自分達がマカオに出発する頃、NHKBSプレミアムかな?で、『2度目のマカオ「おこづかい3万円で充実旅」』というすばらしい番組が放映されておりました。
ちょうど日程も予算も同じくらいだわ!(笑)
ということで結構マジメにTVを見ていたのですが、その中で割と気になっていたお店がいくつかありました。その中の1つが「洪馨椰子」という、牛乳を使わないココナツアイスのお店でした。
バスに乗ってソフィテル近くまで移動し、そこからグーグルマップを頼りにさて行くぞ!って歩いてたら、たまたま前を通っていた、手にはクリーニング済みの衣類を持っている地元のお姉さんが「どこに行くの?」ってカンジで声かけてきてくれたので、携帯の画面で店名を見せたら「ついてきて!」って合図してくれた。
一応グーグルマップでもぼちぼち確認しながらついていったのですが、お姉さんは本当にお店の前まで案内してくれた!
ありがとうお姉さん!
お姉さん、おうちに帰るのに遠回りしてないといいな…。



さてこの「洪馨椰子」のココナッツアイス、アイスクリームよりもシャーベットの方がイメージに近い表現(?)になるのかな…。
香港・マカオあたりの「昔ながらの甘味」って「甘さあっさり」とか「やさしい甘さ」とかそういうの多いけど(暑い時期が長いからべったり甘いアイスクリームみたいなのよりはそっちの方がいいんだろうか?とかちょっと思う)、これも「あっさりさっぱり、素材を生かした甘さ」みたいなカンジ。
ココナッツアイスではあるけど「ココナッツアイスクリーム」を期待してくると外れると思う。
しかしこれがおいしいんだ~。
個人的には、飲み会のコースの〆に出てくるデザートのアイスでバニラアイスじゃなくてこれが選べるならこれがいい。



(写真適当ですんません)

なんかこの辺はこじゃれたお店がちらほらあるのでふらふらしてましたが、なんかちょっとかわいいお土産屋さんっぽいような雑貨屋さんのような…という雰囲気のO-Moonというお店がありました。実際のところもお土産屋さんらしいです。Facebookを見たらまだ開店して1年程度のようですな。
O-Moonだからホントに「マカオ」をテーマにしたお店で(広東語だと澳門はou munと読むらしい)、面白いポストカードとかかわいいトートバッグを購入しました。トートバッグもお土産にいくつか買って配ってもいいかな?ってくらいの値段よ。
(自分用しか買ってないけど 笑)
マカオのアーモンドクッキーも缶がかわいいの!ということでここはまた覗きに行きたいお店でした。

そのあとはまた友達とふらふらしつつ、先に行った洪馨椰子の近くのCrazy Baristaというスタイリッシュなカンジのカフェに行って休憩。
店内のBGMはギターの生演奏だったり(最初は「お客さんが練習してるのかな…?」と思ってた 笑)、ピアノの弾き語りだったりっていうカンジだったのですが、いやあ落ち着きました~。
すごい素敵な雰囲気で、静かないいお店でした。

そんなところでこんなことさせてきた。ごめん。



ということで正しく雰囲気伝わりそうな画像で口直し。



これはクリームソーダ。口よりも目が楽しい系ではあるけど、アイス食べてリフレッシュ!
お昼を食べたところが騒々しかったし、グランプリコースの方でもずっと人が多くてわさわさしてるし、空調聞いてて荷物を降ろして椅子にゆったり座れて、おいしい飲みものを飲みながらゆっくりおしゃべり…ってなかなかできないわけですよ。
いいところでしたわ…。

せっかくカフェに来たんだから!と思ってフラットホワイトも頼んで飲んでました。素敵です。



途中で「ラブストーリーは突然に」とか「La La La Love Song」とか、懐かしいJポップが流れてきたときはびっくりしましたよ。
店内に日本の招き猫もいたし、ちょっと日本に縁がある人のお店なのかな。日本好き?
「私たちは今どこにいるのー!」って笑ってしまいましたよ。ああ楽しかった!
そんなこんなで夜8時すぎまで友達に付き合ってもらってました。お疲れのところありがとうございました…!

さて私はこの後は今回のマカオで行っておきたかったドッグレース場へ向かいます。
ドッグレースって夜しかやってないのね。知らなかったです。この日は20時が第1レースでした。
あと毎日やってるのかと思ったらそうでもないんですね。まあ日本の公営競技も同じか…?

基本的にギャンブルに興味がない私が(カジノは通過したりバスには乗るけど、実際賭けたことはない)なぜドッグレースに行きたかったかというと、ドッグレース場がなくなるかもしれないからでした。
私は初めてマカオGPに行ったのは2005年なのですが(もう10年経ちますか…)、まあ私が見ている限りでも色々変わってきてます。
2005年のころはOceanusってカジノはまだヤオハンだったし、グランドリスボアもウィンもなかったし(てかウィンのあたりは海だったよな)、コタイのあたりは草ぼうぼうだった(笑)
去年あたりから2016年いっぱいでドッグレースの運営会社とマカオ政府との契約が満期を迎えるのだとかいうような話などを聞いて「ドッグレースなくかもしれないらしいから行っておこう」と友人と話していたのですが、今年の夏に「あと2年以内で移転するか廃止するか」みたいな話が出たということで意を決して(大げさ?)行ってくることにしました。
これで初めて行き方を調べたんですけど、マカオ半島の北、国境の方にだいぶ近い方にあったんですね。勝手にタイパの方かと思ってた。なぜか。
近くまでバスで行って、少し歩いたらネオンがお出迎え。



この向かい側には屋台というか市場が出ていました。果物が目につきましたね。
日本は果物が高いからうらやましい…。

さてドッグレース場に潜入!(いや潜ってない)
すごい混んでるわけでもないですけどガラガラというほどでもないかな。
3月末に行った船橋オートレース場から車券のゴミを取り払った感じ。むしろきれい(笑)
私が到着した時はちょうど犬(グレイハウンドですか)がコースに出てきて、スタンドの前を通ってスタート地点に向かうところでした。



思っていたより大きい…そして「速く走るための犬です」っていう姿形の犬なのね!きれい!
馬も競走馬が美しいというのと同じなのかな。
しかしこの競走用のグレイハウンドは、ショー用の犬よりも「がっしりしていて小さめ」というのでびっくり。
あれでもそんなに大きくないというのか…。

スタートはスタンドの向こう側、バックストレッチからスタートしてスタンド側でフィニッシュ。
そうよね、考えてみたらゴールが大事なんだもんね、ゴールがこっち側にくるわよね…。
(考えてみたらオートレースもそうだった)

犬はスタートして1周(というか実際は3/4周くらいか)でした。
ウサギのぬいぐるみが先導?して、それを犬が追いかけて行く形で走って競争していくのですな。
走る犬がほんとカッコよかったです。

今回は船橋オート最終日と違って賭けたりはしなかったんですけど、なんか売店でドッグレース場グッズとか売ってたんだよね。10MOPでメタルキーホルダー売ってたので(粗忽ものなので重さで存在感があるキーホルダーが重宝する)買ってみました。
なんか動物愛護団体からいろいろ言われていることもあるようですが、美しい犬たちなのでみんな元気で、引退後もいいところで余生を過ごしてもらいたいなあ…と思う。

ちなみに場内はゴミがばさばさ~とかそういうこともなくてきれいでしたよ。
あ、でも場内はスタンドでは喫煙している方がいたので私はきつかった…。
(それがあったので1レースだけ見て撤収してしまった)

あ、トイレだけは一言!
トイレも清潔だけどトイレットペーパーがなかったのですよ!
鼻炎持ちなのでティッシュは持ち歩いているから問題なかったんだけど、行かれる方はご注意ください。

その後はぎゅうぎゅう詰めのバスに乗って国境へ。
バスが混んでるから国境も混んでるのかと思えば、パスポートコントロールマカオ側も珠海側も即通過!
バスを降りてから20分ちょいでホテルに荷物を置きに戻れました。

さて夜は結局コーヒー飲んだりしたくらいなので小腹がすいてたので、近くの商業地帯っぽいところを覗きに行きました。
拱北口岸(珠海側の国境)を出たところすぐの地下街は23時くらいまでは大体のお店もやってるっぽかったかな。
あと拱北莲花路步行街という、やっぱり駅を出てすぐの歩行者天国になっているところをふらふらしてました。
地下街と歩行街で両方見かけた「大阪町(太阪町?)」というたこ焼きとか売ってるお店でカレー味の魚蛋(魚の練り物)を買い食いしながら、マッサージ屋さんどこにしようかな~と思いながら歩いてました。
マカオだと足つぼマッサージが45分で90-100MOP程度っぽいんだけど、珠海だと1時間(45分ではない)で70元くらいからだと思う。

事前に調べていた「日本語もぼちぼち通じる、サービスもいい」的な案内のマッサージ屋さんは思っていたよりもホテルから遠かったし、自分のホテルの正面にある別のホテルはちょっとお値段が高かったので(スパだったからかも?だけどそれ以外でもなんか高かった)ので、結局拱北口岸の真正面!の悦庭保健休閑中心で全身マッサージとかっさのオプションつけてきっちり1時間半!
すっきりしました…。
ちなみにこの時間帯にマッサージに行くと、終わった後無料で朝まで寝てていいオプションとかもあるよ。香港は知らんけどマカオ・珠海・深圳では確認できております。

かっさって日本の感覚だと「顔を優しくこすってリンパの流れを良くする美容」のイメージでしたけれども、こちらでは背中をゴリゴリこすられて内出血させて、悪い血を出す系のマッサージでした。知らなかったので勉強になりました…。
「あざは4日たったら消えるから!」と言われたのですが、実際そのくらいですっきり消えました。

ちなみに私は中国語は『「我是日本人」しか言えない(覚えてない)』という持ちネタがあるのですが、今回もそのレベルでマッサージ店に突入。指さしとジェスチャーで乗り切りました。
お店の人には迷惑な客だろうか…(笑)
「耳かきオプションの押し売り」とかそういう話がほかのマッサージ店にはありましたし、マカオあたりだと「チップをねだる人がしつこい」とかもありましたけれどもここはそんなことなく明朗会計だったので助かりました。

その後ホテルに帰ってシャワーを浴びて(これが気が重い…)、まあすっきりして寝ようとしたらなんかTVで『Sucker Punch』っていう映画をやってて、つい見入ってしまった。
(普段はTVってあんまりつけたりしてませんが、英語の香港のTV局が見られたのでつけてたんだ)
ユーリズミックスのSweet Dreamのカバー曲かなんかのビデオクリップ?これ音楽番組?とか思ってたらなんかストーリーがあって、ついつい…。
あとで最後までちゃんと見てみたくなりました。