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ルーヴル-DNP ミュージアムラボに参加してきました

土曜日、五反田にあるDNPに行って、ルーヴル-DNP ミュージアムラボの「レクチャー・ルーヴル」に参加してきました。
大日本印刷ルーヴル美術館で共同でやってる催しのようで、半年ごとにルーヴルの展示品を五反田のDNPに持ってきて、その展示品についてのオーディオ解説付き展示会、みたいなのをやってるようです。

で、私が行ったのはそれではなくて、ルーヴルで、その道の専門家が選んだ作品について、スクリーン投影して細部まで見せて解説してくれる講演会があるんだそうですが、その模様を収録したのの上映会だったんですわ。
で、私が参加したのは 「ヴァン・ダイクの自画像: ある版画の誕生、あるジャンルの運命」というものでした。
ヴァン・ダイクの頃のフランドル絵画とか割と好きなので参加してまいりました。
「ヴァン・ダイクの最も有名な版画のひとつとして知られる、 《自画像》に関する作品3点 ―銅版、第1ステート、 最終ステート(『イコノグラフィー』の扉絵) ―」ということについての講演でした。

会場はまあ映画館とか劇場みたいに、スクリーン(3面)に向かって段がついてる席でね。
ちゃんとノートとかも取れるように机がついてる席でした。
そういうのはすごーく良かった。良かったんだけど。

うっかり3面スクリーンなので、それをフルに活用してくれてるわけです。

一番右側のスクリーンは、講演をしてるルーヴルの専門家が映されてるわけです。
彼はフランス語でとうとうと喋ってます。
それに字幕が付いてます。<ここポイント
で、基本的に「イコノグラフィー(って、ヴァン・ダイクの版画での肖像画集ね)」が映されてるわけですよ。真んなかに。
で。
なぜか真んなかを映してないときに、別の版画を参照、とかいう話のときにはね、左側を映すんだ。
真んなかを使わずに…。
字幕は右側に出てるのに…。
それが見づらくて見づらくて…。

私は版画は門外漢なのでとっても興味深く聞いてました
版画集はポートフォリオ形式で製本されずに出回るのが普通だった、とか、この「イコノグラフィー」の中に描かれてる(刷られてる?)人は王族・政治家・芸術家・パトロンが多かったとか。
(やっぱりスポンサー様は強いのね! 笑)
いろんな意味で「あーそりゃそうだろうなー」みたいな話とかも楽しかったです。

なかなか見れないくらいアップで映してくれたりしてるのは確かに面白い。
それにまつわる小ネタとかも面白い。

が。

ほんとーに画面が私には見づらかったのよ…。
フランス語だし…。←それはしょうがない。
もうちょっと自分が得意?な分野だったらもうちょっと違ったかなぁ。
微妙に消化不良なセミナー?でした。

「レクチャー・ルーヴル」でなくて、ミュージアムラボの普通の展示の方がとっつきやすいだろうな…。
ティツィアーノも結構好きだからそれはそれで参加してみようかなぁ…。