2010年もいろいろありました…。
ということで、2010年の「個人的に印象に残ってる」モータースポーツのニュースを10個拾ってみようと思います。
10個もあるんか？ってくらい、モータースポーツの情報を拾わなかった年なんだけど、ま、目標は10個（笑）
ちなみに以下、順不同。
でも大体起こったりした日付順にしてあります。
・ヴァージンがF1にちゃんと参戦できた件
シーズン最初は「燃料タンクに完走できるだけの燃料が入らない」とかあってアチャーって感じでしたが、まあ無事に一年終わったんじゃないでしょうか。
速さとしてはティモはロータスを食うこともできたりもしたけれど、マシンの信頼性とか、完走率がちょっとね…。
おかげでHRTにも負けて、シリーズ最下位になっちゃって、トニー・フェルナンデスとリチャード・ブランソンの「負けたほうが相手の航空会社のスッチーのコスプレしてフライトな」っていう賭けは、ブランソンが負けて、2月にコスプレフライトがあるようですな…。
来年はドライバーはティモとルーカスから、ティモとダンブロジオになりますが、ヴァージンのみんなに幸あれ。
・ダンブレック先生がFIA GT1でフル参戦できた＆ポルティマオの予選レースで優勝もした件
FIAの世界選手権のFIA GT1に日産のエースカー（マイケルの相方）で参戦できる！と思ってすっごいすっごいすっごい嬉しかった！
勝てそうなレースをいくつか落としたのが残念ですが（特に前半戦ね）、でもまあ#23も予選レースではありましたが一つ、#22も前2台がペナルティで繰り上げ優勝ってのではありましたが一つ勝てて、よかったです。
総合の順位は…まあもうちょっと上も行けたよねってのもありますが…。うん。
ピーターに来年があったら、もっといい結果が出るんじゃないかと思います。あるって信じてるから！
だからピーターに来年もシートがありますように…。
・FIA GT1の人たちが、アイスランドの火山のおかげで、アブダビに足止めをくらった件
F1で中国ラウンドの後にヨーロッパに帰れるのか!?とか、MotoGPは4月の茂木のレースを10月に振り替えしてましたが（そんでMotoGPとF1が1週ずれただけだったんだっけ）、FIA GT1の人たちも、開幕戦のアブダビの後、3日くらい足止めくらってました。
イタリアチームは割と早く国に帰れてたりしてたけどね…。
現地に行ってた友達とか、2日くらいは余裕かましてたけど3日目には「早く帰りたい」とへたれてたよ（笑）
この火山の件は、モルタラのお父さんの「飛行機世界一周タイムアタック」にも影響出てましたね。まあ無事に記録更新できてたから何よりだけれど。
あと自分のニュル24時間行脚にもカブりそうだったので、ヒヤヒヤでした。
そういえばニュルの前のVLNに出場予定のGazoo Racing勢がキャンセルになってたりもしてたっけね…。
・ティーマンがInternational Open GTで、ランチェロッティに当てられて脳挫傷で入院→退院はしたけど右目の視界はこのまま見えないままかもしれない件
ニュル24時間の翌週、イモラでInternational GT Openのレースで、Villois RacingのAngelo Lancelottiに幅寄せをされたティーマンはクラッシュして、脳挫傷で入院しました。
命の危険も伝えられていたほどでしたが、意識も戻り、リハビリを続けながらも退院して、自宅に戻ることまではできました。
ですが、クラッシュの時のケガで、右の視野欠損（Hemianopsia）が起こっていて、お医者様によると一生治らない可能性がほぼ100パーセント、とのことです。
また、この事故に関してVillois RacingもLancelottiも、何もコメントをしていないそうです。
ティーマン本人に対してだけでなく、ティーマンの友人やチーム関係者に対しても、一言もないようです。
詫びられても視力が戻ってくるわけでもないし事故がなかったことになるわけでもありませんが、人情としては、一言くらい…と思うんですけどね…。
奇跡を頼りたくはないんですが、奇跡が起こらないとも限らないので、ティーマンの視力が戻ってくることを心から祈っております。
・平手君がFポンで優勝→表彰台でプロポーズした件
平手君が7月の富士のFポンで優勝して、その表彰台のセレモニーが終わった後にプロポーズ。
12/20には入籍もしたようで何よりです。
つかこれって、2chのまとめブログにも載るようなニュースだったのか！(笑)
20日は淑美さんの誕生日かねえ？
時間外労働することになった窓口の人のためにも、幸せになれよ～。
・大雨で9月の富士のGTがキャンセルになった件
週末のGTは台風が来そうだけど大丈夫かなぁとか言ってたら、GTのイベント自体がどうというよりも、富士スピードウェイ周辺が大変なことになってしまいました。
台風による大雨で富士スピードウェイの周辺道路は崩落。11月に行ったけどまだ修復工事中で、開いた大穴がぼこんぼこんありました。
そしてその地元の小山町も道路が使えなくなるなど以外にも、住宅全壊ですとか床上浸水ですとかありました。
GTのレースは結局キャンセル、その週末には東京・横浜・大阪でチャリティイベントが開催されていましたね。
そのあと鈴鹿のFポンでもあったんですっけ。
お家が全半壊とかすると、家が直ったからと言っても、例えば大事なものが流されちゃったりしてなくなってしまうと「直った」とは言い難い部分もあるかもしれませんが…。もうこんな災害が起こらないようになればいいですねえ。
でも、災害対策費とかにお金かけられない財政になりつつある今日この頃…ってカンジはしますけども…。
…まあそっちの話はおいとくか…
・韓国GPの工事の遅れ→でもベストオーガナイザー賞
コース視察の度に「当日までにできるのか？」とドキドキさせてくれたコリアインターナショナルサーキット。
ギリギリでコースのアスファルトもはって、恐れられていた「F1走ったらアスファルトがはがれるんじゃないの？」ということも起こらず、まあ水はけが悪いとかナイトセッション突入（爆）とか、レースが終わってみたらル・マンかってくらいにマシンが汚れてたりとかありましたけど、まあ無事開催されたのではないでしょうか。
で、シーズン最後にFIAから、F1初開催のプロモーターにはご褒美でもらえるらしい「ベストプロモーター賞」をもらって、イヤミか？とか「CARTもS耐ももめて開催できなかったりしてたのによく開催できたね！」ということかとか、いろいろ考えちゃいましたよ（笑）
来年は無事に、普通に、開催されるだろうけどねぇ…。（されなきゃおかしい）
インドGPはこういうスペクタクルはないことを祈ります(爆)
・アフォンソの件
アンドレ・クートの息子のアフォンソ君ですが、2009年の秋に白血病を発病し、その後骨髄ドナーが見つかり、5月に移植をしたのですがその後、別の種類の白血病が発病して、11月3日にに亡くなりました。
彼が生まれたばかりの頃から、クートは親ばか全開でした。
どの子供も、周囲に愛されて育つと思いますが（例外もあるでしょうが…）、あんなに愛されてる子もそうそういないんじゃないかと思えるほどでした。
彼が白血病になって、骨髄ドナーを探しているときにはたとえばSuper GTだったりとかWTCC、それこそクリスティアーノ・ロナウドまで出てきてドナー登録運動が起こってましたが、最期まで（そして今も）アフォンソはみんなに愛されてると思います。
クート一家が今後はみんな元気に暮らしますように…。
・やっぱりアロンソはすごかった＆フェッテル君がF1最年少チャンピオン
今年のF1、フェッテル君が最年少チャンピオンになりましたねー。
それ自体もすごいんですが、フェッテル君は本人のミスとかだけではなくても取りこぼしが多かったですね。だから「まああんだけ速かったからタイトル獲っても不思議じゃないよねー」と思ってます。
あとウェバーは「途中までよかったのにシーズン終盤のあのぐだぐだっぷりってどうなの」というのもあるので、タイトル逃したけど別に印象はない。
今年一番印象に残ったのは、最終戦に入るときにはタイトルの可能性が一番あるんじゃね？ってところまで行ったアロンソかなぁ。最後はフェラーリがとっちらかったみたいですけど。
そういうのがあるから、アロンソは好きじゃないけどすごいと思うですよ。
・モルタラがマカオ連覇
今年は、ボッタスがザンドフールトのマスターズ連覇してびっくりもしましたが、個人的にはモルタラのマカオ連覇になおびっくりです。
そもそも去年マカオで優勝したあとにもF3に参戦してるあたりで「お前はもういい加減にしろ」と思ってましたが、今年はそのユーロF3もタイトル獲得、さらっとマカオに来て、そんで連覇ですよ。
マカオの前にアブダビでテストしてきたりしなかったのが逆に良かったのかもしれませんが、それにしてもあんた。マジ空気読めってくらい強かったですね。
あ、空気読んだからレースでアプトに先行させたりしたのかしら…。モルタラ…恐ろしい子…！（違）
速いわイケメンだわ好青年だわ（注：個人的な感想です）、モルタラには幸せになってもらいたいです。
この冬にはアウディのDTMのテストするらしいですが…。
彼も、ジャーヴィスみたいに「F1ドライバーになるんだ！」とかではなくて、「プロのレーシングドライバーとしてお金を稼ぐのが夢」とか言えちゃう子なのかなぁ…。
まあその辺はさておいても、GP2だろうがWSRだろうがDTMだろうがなんだろうが、シートがあることを祈っております。＜ダンブレック先生といい、そんな人ばっか応援すんのか、私
印象に残った話っていうのはやっぱり年末に偏りがちですね。近い時期の出来事の方が印象に残ってるっていうのもあるけど、一年通して出た結果は、やっぱり積み重なってきたものだから印象が強くなるというか…。
以上、「本当に記憶を頼りにして、ほとんど調べないで書いてみた個人的10大モータースポーツニュース」でした。
今年もいろいろありましたが、来年も年初から始まるダカールでやってないダカールラリーから、みんな無事に一年を過ごせるよう、心より祈っております。
ということでー。
ひょっとしたらまだ明日までにTwitterまとめ以外で何か書くかもしれないですが、皆様今年も一年ありがとうございました。
来年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。
