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5/1 午後はシュコツィアン鍾乳洞とリュブリャーナに行ったよ!

そして教会におまいりしてから、世界遺産のシュコツィアン鍾乳洞へ移動。この時点でお昼過ぎだったかな。
なぜかこれがカーナビに表示されない・・・。

途中で私が道を読み間違えまして時間を食ってしまいまして(本当に余計なことしかしてないですねごめんなさい)、シュコツィアンには14時30分前に到着。
午後3時からのツアーが最終なのはわかってたので、間に合って良かった。
午後3時からの観光ツアーに参加をねらっていたのですが、ツアーが増発されていて、14時半からの回のツアーに参加。
駐車場から5分くらい歩いて(坂を下って!)、鍾乳洞ツアーの入り口へ到着。
その後1時間半ほどのツアーに参加してきました。
イタリア語チームと英語チームに分かれたはずだったんですが、英語チームにもイタリア人が多かったので、結局ツアーはイタリア語と英語で行われました。

中に入るにあたって色々解説がありましたが、一番印象に残っているのは「地下渓谷で橋がかかっている箇所もあって、そこは深さが最低50mで、落ちたら死ぬから気をつけて」みたいな…。
死して屍拾うものなし………(涙)
遺書書いてくれば良かった、とか真剣に考えた(爆)



このツアー、1時間半足もと悪いなかを歩き通すので、歩きやすい&汚れてもいい靴は必須です。
石灰岩ばっかりだから泥はね?して、パンツとかもちょい汚れるので、気にしない格好がいいです。

あと今から考えると私たちみたいに「到着してすぐのツアーに参加」はきついので、トイレ行く時間とか、あと売店とか見る時間も余裕をとっていった方がいいです。
売店は午後4時でしまっちゃうので、午後遅くのツアーに参加すると、帰ってきたらガイドブックも絵はがきも買えないってことになります(涙)
(中は写真撮影禁止。どうせ暗いからふつうに撮っても対した写真撮れないからあんまり関係ないとは思うけど)

で、イタリア語ツアーがルート1に行ったあとに、英語&イタリア語ツアーはルート2へ出発。
この日までオーストリアもスロヴァキアもハンガリースロヴェニアも連日30度(越してたと思う)の気温の中で鍾乳洞に入ったら、涼しくて気持ちがいい、というかまあ寒い。
そしてガイドさんが中で見所ごとに色々説明をしてくれるんだけど、なんかクイーンって呼ばれてる石が私達にはタイの仏像っぽかったり(笑)
なかなか楽しみながら行ったのですが、印象に残ってるのはこの鍾乳洞は地下渓谷でもあって(ヨーロッパ一の大きさらしい。ちなみに世界一はアメリカのマンモス・ケーブだとのこと)、地上で大雨があると数週間後には地下でも増水して、最近だと2010年には観光用通路のところまでも増水してきたことがあったとか。
私達が行ったときは幸いにもずーっと下の方を水が流れてましたが、どんだけ増水するんだよ・・・
この地下渓谷の水は地上に出た後、アドリア海へ流れ込んでいるそうです。
まあ!これで落ちて流されても、見つけてもらえるわね!(たぶんね)

最初のパートは割と普通。Silent caveっていうパートだったのですが、多分きれいなのを見たかったらポストイナの方がいいと思う。こんなに歩かないからラクよ(笑)
Musical hallみたいなところでは、歌うと響くよ~、だけどあんまり大きい声で叫ぶと鍾乳石が痛むからやめてね、という、微妙なオハナシが(笑)
ここではイタリア人のおばさんがAre You Sleeping, Brother John?のイタリア語版を歌ってくれた。確かに響いた。
ここのホールはナニゲに高さが30mくらいはあるような話だったと記憶しております。
そんなに高いように見えないけど、怖かったな…。

そして次は地下渓谷エリア。
ここは湿度が100パーセントあるそうです。
この地下渓谷エリアに、下が最低50mはあるから落ちたら死ぬでって橋がありまして・・・
まあ無事に渡れたからいいんですけど、この橋だけじゃなく深い深い、そして流れもかなり早そうな(ごーごー言っててすごい)渓谷の、滑りやすい縁を、まあ手すりとライトもあるとはいえ歩くわけで。
怖かったよー(涙)
ちなみに通ってきたところのライトは途中で消してました。
自然遺産でもあるからね、観光やってるとはいえやっぱり鍾乳洞内の環境には気を使ってますね。

ちなみに前日以来声がでなくなっていた私ですが、ここのエリアにいたら普通に声がでるようになっていてびっくり!
のどの風邪かなんかかとひやひやしていましたが湿度の問題だったので、とりあえずできるかぎり水分をとればなんとかなるかなーって、ちょっと安心しました(笑)

そんなこんなで高所恐怖症にはつらいツアーではありましたが、無事に出口まで到着。
この出口というのが、もともとこの鍾乳洞が発見された場所だということでした。
出口では写真が解禁になります(笑)



ちょっと鍾乳洞っぽいのが見えてます。

この出口のところを流れている川から地下渓谷に探検者が入っていったということでした。
なんて勇気があるんだろう、というかね・・・。
入り口には探検して入った人たちの名前のプレートが取り付けられてました。
探検・研究者に心からの賞賛を贈りたいと思います。



帰りは、来るときとは反対に、坂を歩いて上らないといけないのか!?とあせりましたが、登りはエレベーターみたいなものがありまして、だいぶ助かりました。

で、上に戻って、のカフェで超すっぱいレモネード(本当にレモンなレモネードで、砂糖がついてきた!)を飲んでリフレッシュ。
売店が4時でしまっているのにショックを受けましたが(涙。商売っ気ないのかなんなのか・・・)、その後は首都のリュブリャーナへ移動。
市街の中心地に車を駐車できるもんだなあ・・・
まあここの人口は確か合併前の熊谷市と同じようなもんだったのよね。
そう考えたらまあ、いけるか(苦笑)

途中で竜の橋で写真撮影。この時はまだ天気いいねえ。



その後はリュブリャーナ城へのエレベーターに乗りに行きました。
そしてまた私が河のどっち側にいるかを勘違いしてまして(もう本当にろくなことしてない)、城から逆方向に移動してしまいましたが、通りすがりのご夫婦に助けていただいて、無事城へのエレベーターへ到着。
昔(私が行った当時ですので1996年とか97年とか)はこのエレベーターがありませんでしたので、ぽてぽてと旧市街から歩いて上り、街を見下ろしたものでした。
今は足で歩いてなんていけない(笑)



城に掲げられてた旗です。
雲がかかってきて、暗くなってきてます…。

で、お城の中は今はなんか色々整備されてて、カフェ?レストラン?とかある。
前は特にそういうこともなかったような記憶が…。

ここでNさんは時計台の二重らせん階段に行きました。
なんかTVかなんかで出てたんでしたっけ?それか日本のガイドブックにに出てたんでしたっけ?(自分が見たわけじゃないからうろ覚え)
なんかそんな話の階段です。
見どころなものなら城内地図にも載ってそうなものですが、載ってない。
なので「有名な階段どこ?」ってインフォメーションのお姉さんに聞いてみたら、「階段?何それ?」みたいな反応。
結局あたりをつけて時計台に行ったら「これかな?」ってものに出会えたので、良かったですな。



ここで、鍾乳洞の湿度マジックが切れてきた私は水飲みたいーとなりましたが、日本と違って席に着いたりしたらすぐ注文できるわけではないヨーロッパ…。
ちょっと我慢して移動。
このころからすごい変に暗くなってきて、あれもう薄暗くなる時間帯かしら?と思ってたら、雨雲。
なんか遠くの方では稲妻も見えたぞ!
なんかいかにもやばそうな風も吹いてきた!(汗)

すごい変な風が吹き出して、遠くでは雷が光るし、すごい焦りながら三本橋のあたりで写真を撮り、広場にあったカフェで水を買い(もちろんテイクアウェイ・・・)、あわてて車に戻ってとりあえず一安心。
雨に濡れずに車に戻れました…。



リュブリャーナ、もうちょっとゆっくり歩きたかったです。きれいな街なので。
でもまあしょうがないですね。

その後は市内、チヴォリ公園の脇など抜けて(そしてこのころには雨に追いつかれた…)、ブレッド湖畔のホテルへ移動。
途中でどかーん!とどこかに落ちたっぽい雷も数回見ましたね…。
大雨だったから、フロントガラスがきれいになったよ!…ってあんまり喜ばしくはないですな。
この時はNさんが運転だったのですが、本当にお疲れさまでした…。

ディナーは夜8時からホテルのレストランでってことにしてあったのですが、15分くらい遅刻。
でもまあ無問題だったようで良かった。
ホテルに着いたころには雨は小降りになってたんだけど、どこかで雷とか来てたらしく、途中で停電(汗)
こっちは別にキャンドルでロマンティック~とか言えますけど(ウェイターのお兄ちゃんたちのフォローがそれだったのよ)、厨房は料理できるの?とか気になった(笑)

ちなみにこのときついてくれたウェイターの若いお兄ちゃんがちょっといや結構かわいくてねえ!
「メニュー説明してください♪」とか無駄にやりたくなりました。
つーかこっちから頼まなくても説明してくれるから、眼福だったよ(笑)
スロヴェニアは美男美女多めで、いい国だ(笑)

今回、コースじゃなくてアラカルトで頼んだのですが、さすが天皇陛下(って今上陛下なのか昭和天皇なのか?)も宿泊されたホテルというべきか、料理がいちいち手が込んでます。

タンドリーチキンをムースにした前菜とか、メニューには魚の天ぷらとかラビオリとかあったから普通に盛られてでてくるのかと思えば、ラビオリはスープの下に沈んでたり(笑)、天ぷらは1つでサラダもついてて、ソースの上に野菜がちょっとずつ飾られてたりとかなんとかとかかんとかとか。
もう細かく覚えてないけど(笑)
普段の食生活が貧しいのがばれるような発言ですが(笑)、たまにはいいもの食べたいねやっぱり・・・って思いました。
昔、友達とオーストリア料理のK.u.K.に行ったときと同じような気分だったかな。うん。
(あそこ閉店だったんだっけ・・・)

で、ご飯おいしくいただいて、また翌5月2日朝、天気が良ければブレッド湖の教会に朝イチで出かけてお茶飲んでからグラーツに行こう!と計画して就寝。
いいホテルだ。また来たいなあ…。