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ミッレミリアに行ってきたよ! その1

今回はレース観戦記というよりも観光旅行記になるんじゃないかな。
のんびり行きます。
また、この日記がミッレミリア観に行こうって人のお役に少しでもたちますように(笑)

そもそもなんでミッレミリアに行こうとしてしまったかというところから始めます。
ゴールデンウィーク期間中に、ティーマンがミッレミリアに出る!というニュースを見つけてしまったからです。
正直、クラシックカーのことなんて全然わかりません。
ミッレミリアに行った今でもぱっと見てわかる車なんてありません(滝汗)
クラシックカーファンの皆様大変申し訳ありません。

そもそも5月は金がないと、富士のGTに行く前から(予定にしていた。結局行かなかったけど)ヒーヒー言ってましたが、飛行機のチケットを買う金なんか本当にない(笑)
しかし微妙にあきらめきれず、
「飛行機のマイルも去年(WECの最終戦の上海行き)に使っちゃったもんねえ。使わなければ良かった…。片道マイルで行って、片道払うか…」
なんて思いながらデルタ(はい、私はデルタでマイルをためているのです)のサイトを見てみたら、ヨーロッパ往復できるギリギリのマイルが残っていたのです。
「ちょっと!!!!!マイルあるじゃん!でも行きたい日の飛行機がないかもしれないし…!」とか思いながらも、ちゃっかりイタリアに詳しい友達に相談したりなんかしてました。
そして、ミッレミリアのスタート地点のブレシア市内に安い宿を見つけたので仮に予約を入れ(市内のいいホテルはどれも軒並み超!高くなってました)、血が上ってる頭をクールダウン。
…っていうかマイルでの飛行機の予約の電話受付時間が過ぎてたからなんだけどさ。
これはまだゴールデンウィーク中のことです。
ゴールデンウィークも休んで、さらにまた休む気か、お前(笑)

ちなみにGW中のこの段階では、ミッレミリアティーマンを見た後に、ニュル24時間でダンブレック先生のハシゴ、っていう日程を考えておりました。
しかしGW明けて出勤して仕事の都合をどんなにやりくりしても、20日(月)・21日(火)は休めない。
そもそもダンブレック先生が出るというのがかなり早い段階から分かっていたのにニュル24時間に行かない(行けない)のはそれが理由だったからです。
なので、思い切ってミッレミリア一本勝負にしてしまいました。
しかも弾丸ツアー。
「ダンブレックのファン」として通っている人間のやることではないかもしれません。ごめんなさい…。
ちなみにティーマンにもダンブレックのファン、ってのはバレていて、他のドライバーにも「こいつダンブレックのファン」ってさらし者にされていること数回です。
ここテストに出ます。
(うそですテストには出ません)

まあそれはさておいて。
心が決まれば早いですよ!
今回は連れもいませんし、思う存分適当に動きます。

で、GW明けて、ミラノのリナーテ往復で飛行機と休みを確保。行きはAFで、帰りはKLMです。
行きはAFが朝早く着けるから。帰りKLMなのは、帰りの飛行機の出発時間が少し遅めだったから。それだけが理由です。
ただ帰りの乗り継ぎ、遅れなければ雑誌(ドイツの)を漁って帰れるかなーというのは楽しみ。
…10年ぶりくらいのイタリア、のんびりできないのが残念だなあ。
(前にイタリアに行ったのは2004年のDTM、アドリアのレースでした。
一応レースの前後にヴェネツィアとかパドヴァとか観光してきましたよ。
あのころは休みをがっちり取って行脚できる職場でした。(その代り普段忙しかったけど)
サーキットに金~日っていて、その前後1-2日ずつ休んでました(移動日除く)。
今では考えられない(笑)

そうこうしているうちにあっというまに出発日の5月14日になりました。
皆さん、私がニュルに行くと思っていたことでしょう(笑)
しかしニュルも大好きなのですが、弾丸ツアーで何回も行くと、ちょっと飽きつつあるのも事実。
行ったことない場所に行くのが楽しみで、ティーマンに会えなくてもまあそれなりに楽しんでこられるといいなあと思いながら出発しました。

で、行きのパリCDGまでの飛行機ではぐっすり寝ました。
耳栓は会社でも使ってるから(すいません)常に持ち歩いてるのですが、やっぱりあると便利です。特に長距離旅行中。
空気枕はシートの都合でいらないことも多々あるんだけど、私は耳栓だけは不要になることはなさそうです…。

ここで日付が変わりまして15日。
パリCDGに早朝について、朝まで時間つぶしてました。
CDGは朝から雨。
CDGの朝日は結構気分いいから楽しみにしてたのに…。

それでCDGで、ミラノまでの乗り継ぎの間には化粧したり、着替えたり、現地での持ち歩き荷物を再度精査したり(笑)、空港の本屋で雑誌を探したりしてたんですが(もろもろのお店が開くのは朝6時以降っぽかった)、なんか今回行った本屋では(Relayってよくあるところです)、Auto Hebdoが見つからなかったのです。
今まではあったのになあ。違うところに行けばあったかもしれないですね。
まあフランス語は読めないですが、あったら写真が面白かったりとか特集がベン太郎とかだったら買ってきて、ファンの友人にお土産にするとかできたのに。残念。

そういえば英Autosportがフランス語版(でも月刊かなんかっぽい)を出してました。買わなかったけど。
英Autosportは数年前からアジア版も発行してるみたいでしたし、海外進出すごいですねえ。
内容はちゃんとフランス向けになってる感じでした。プロストのインタビューとかあったよ。
あと、ドイツからの輸入のとかも何種類かあったはずなんだけど、今回は1種類も見つからなかった。
行くたびにいろいろ状況が変わるから、あんまりあてにできないなあ…。
まあターミナルにもよるんだろうけどさ…。

で、最終目的地のリナーテにもAFで飛びまして(機内の朝食のチョコレートクロワッサンが楽しみだったのに、今回は普通のクロワッサンだった…。飲み物にココアはあったけどね)、人生初のミラノに到着!です。
イタリアは3回目(学生時代と、アドリア行脚で2回)。
ちょっとドキドキしてました(笑)

ミラノの空港、リナーテの方が市内に近いのかな?
バスの往復チケット買ったら9Eでした。片道5E。
で、バスで空港のロータリー回って出ていくところで、Mercedes-Benz Classicのお出迎えの車を発見。
シルバーのAクラスかBクラスだと思う(笑)
あああああ!ひょっとしてもうちょっともたもたしてたら中で誰か出てきてたの!?ひょっとしたらティーマンとか!
…とか思ったのですがまあ、バスに乗っちゃってたんで、暴れてもしょうがないですね(笑)
空港でティーマンにばったり!きゃー!みたいな妄想をするにとどめておきましょう(笑)

そしてミラノ中央駅についたら、9時半過ぎ。


(真ん中の水着のおねーちゃんはビヨンセH&Mの広告)

なぜか9時半前ブレシア行きの電車が出た後、次は11:30ごろまでありません。
ほんと、空港でもたもたしてても良かったじゃん(笑)
あとちょっと思ったのですが、リナーテからベルガモ空港までのバスに乗って、またベルガモの空港からベルガモ市街地、ブレシアまでとか行った方が早かったんだろうか。
…まあこの辺はまたミッレミリア弾丸ツアーをやることがあったら、その時考える(笑)

でまあ、時間があったのでとりあえずDuomo(の外)くらいなら観光にいけるかな…と、ちょっと移動してみて気が付いた。
ミラノのガイドブック買ったのに(まあ古本で、105円ですけどね)、忘れてきてるじゃん!(汗)
ああもう…とか思ってたんですが、ミラノ中央駅から地下鉄に行ってみたら、Duomoはこっちよ、っていう案内があったのでそれにしたがって行ってみた。
電車で1本で行けました。簡単。
そんで地下鉄の出口を出たら目の前に!Domが!
うわあああ!



感動しました。はい。あの大聖堂が目の前に…!
なんかキリスト教をうっかり信じてしまいそうになりました。
(教会とかで立派な祭壇とかステンドグラスとか天井画とか見ると「これは昔の人は無条件に信じちゃっても不思議はない」みたいなこと思いません?)


そんでそのまま確かその隣にアーケードがあるのよね、はいはいとうろうろしてみたら「ここですね!」ってところがあったので入ってみた。
ブリュッセルもだけどさ、なんかやたら豪華だよね…。
日本の庶民的なアーケード(例えば大山商店街とか)とは同じ呼び名でいいんだろうかと一瞬思ってしまった。
そもそも日本とは文化が違うのでしょうがないんだが(笑)
ありゃすごい建造物ですよ…。

そんで「さあ見たぞ!帰ろう!」と思ったら、アーケードの中にメルセデスのショップ(車は売ってない 笑)があった。



入って、すこし様子をうかがってたら、中の店員のイケメン兄ちゃんが英語で接客してたのでよし!と思って英語で「すいません、こちらで明日からのミッレミリアの情報って何かわかりますか?」って聞いてみたら「特にないんですよね。ウェブサイト見てもらうのが一番だと思います」ってさらっと返ってきた。
「ミッレミリアってなんですか?」まで覚悟していたが、そんなことはなかったです。
あ、ちなみにこう覚悟していた理由は、イベントの知名度を過小評価というよりも、店員教育の問題というか(笑)
いやしかしさらっと返してきた兄ちゃんとメルセデス、えらいぞ!(笑)