dumbreck-fan.com別館 レースなblog 新館

dumbreck-fan.com別館 レースなblogの新館です。こちらでもよろしくお願いいたします。

ミッレミリアに行ってきたよ! その2

そしてミラノ中央駅に戻ってみたら最初に乗ろうと思ってた、料金7Eの鈍行(2等車)が、発車前から15分遅れの予想。
何かあったの?って聞きたくなったけど何もないんだよね(笑)
結局その鈍行の次の特急ヴェネツィア行の2等車(料金22Eだったかな…)に乗りました。
こっちも遅れたとしても、特急の方が早く着くだろう!という予想をしました(笑)



特急だと45分くらいでつきます。
んで電車の中にコンセントが席ごとについてて、携帯とかの充電もできるよー!
この時点で結構イタリアの電車の時刻表調べたり地図調べたりして電池つかってたので、本番のブレシア着の前に充電できて良かった。

ブレシアについたのは12:30過ぎ。
天気がいいぞ!
午後から雨の予報だなんて信じられないくらいの天気だぞ!
写真撮っておけば良かった~と思います。
本当に天気が良くて、それだけで嬉しくなっちゃうくらいの青空でした。

ホテルは駅からタクシーで10分・10Eくらいだという話はもう確認済だったので、迷わずタクシーで楽をさせていただきました。
感じとしてはブレシアの中心地からはちょっと離れてるけど、ホテルの目の前にバス停もあるし悪くない立地だったと思います。
そのバス停からミッレミリアのスタート地点まで1本で行ける宿だったんですよ。
でもまあスタート前は道路が閉鎖されるので、そこまで行けないんだけどね。
しかし旧市街まで一気に行けるので、ミッレミリア目当てでなくてもなかなか便利なバスではあった。

ちなみにこれがホテルの前のバス停(の看板)の写真。
天気いいのはこれでなんとなくわかっていただけると思う(笑)



で、まずはホテルのチェックイン。
この時には偶然!ですが英語が達者なお兄ちゃん(将来クリスチャン・リード有望な青年)がいたので本当に助かりました。
その時以外には英語が達者そうな人はいなかった…。
その後は、全然できない人はさすがにいなかったけど、ホテルのルームキーを受け取るのに数字を言ってすんなり伝わらない人もいたので、到着時に英語が達者な人がいて本当に助かった。
このお兄ちゃんにブレシアの地図をもらい、自分が行きたい場所への行き方も教えてもらいました。
「まずここに行ってー、そのあとここに行ってー」とか、あーでもないこーでもないやってたら、なんか従業員じゃないっぽい人まで出てきて大騒ぎになってました。
なんかしまいには「船頭が多くして船山へ登る」になりかけて、兄ちゃんが意見の収拾につとめるのが大変そうだった…。
いやーしかしこの人たちにはバス(とか地下鉄の共通)のチケットの買い方とかも教えてもらって本当に助かりました。

このホテル、私は便宜上「ホテル」といってますが、長期滞在する労働者向け宿泊所、みたいなのが主な目的のようです。
Ottorino Marcolini神父基金運営のNPOって感じです。だから宿が安いのか…と思った。
本当に助かりました。みんな親切だったし!

で、ホテルのお兄ちゃんたちの教えに従って、タバッキでバスのチケットを買い、行くぞミッレミリアのスタート地点!
スタート地点のロケハン(笑)をして、写真撮れるかとかスタート前の車がどこに並ぶかとか確認しないと!
…と気合を入れて行きました。

でもね。

意気込んでスタート地点のViale Veneziaへ行ったはいいのですが、えっと、その、スタート地点っていうのはどこですかね?ってのが全然わからない。
Viale Veneziaは大きい道路でした。
日本のミッレミリア(今はLa Festa Autunnoですか)に例えれば、スタート地点からの表参道みたいな道です。
とりあえず歩いてみるしかないなーと、Viale Veneziaをてけてけ歩いてみたら、おお、スタンドができてるぞ!



良く見たらその近くにスタート台っぽい何かもでき始めていました。
また表参道でたとえると、La Festa Autunnoみたいに表参道のとっつきの明治神宮スタートではなくて、表参道ヒルズあたりにスタート位置があると思ってください(笑)
本当に道の途中がスタートです。

Viale Veneziaの隣に公園があったんだけど、そこに車ためたりするのかな?それだと公園に入れなかったらスタート前にティーマンの姿を見るのは難しいなあ、うーん…とか考えてしまいました。
基本的にはそれが第一の目標だったからねー。
走ってる車を撮れればそれでいいんだけど、コースがイマイチわからないからさ…。

この時は暑かったし喉も乾いてるのもあったので、その辺にはバールが2つあったんだけど、なんか気分的に入りやすかった方に入って、エスプレッソ頼んで「…英語できます?」って聞いてみた。
そうしたらバリスタのおばちゃんから「できない!」ってイタリア語で返事が帰って来た。
ですよねー。(期待はしていなかった)
そんなもんで「…えーっと、みっれみりあー、ぱるてんつぁー、まっきなー…」みたいな感じで、知る限りのイタリア語と身振り手振りを使ってバールのおばちゃんと会話。
ちなみに上で何が言いたかったかというと、ミッレミリアのスタート、車は(どう並びますか)」でした。
それをおばちゃんと、スーツ着てるお客さんのおじちゃんが読解してくれて、
「スタートは明日よ!車はViale Veneziaに並ぶわよ!いっぱいいっぱい(tanti, tantiっていってた 笑)並ぶわよ!見られないってことはないから大丈夫よ!Senza problema!」
って励ましてくれました。

あとここでは、もう一人働いてたお兄ちゃん(腕にタトゥーが入ってる)がちょっと英語できて、「スタンドはお金払ってチケット買わないとだめかもしれないけど、そこ以外なら大丈夫だよ!」って教えてくれた。
皆さんありがとう!
「よし!スタート前にはティーマンの姿は見られるはずだ!写真はだめでも見られればいいや!」と、すっごい励みになりました!

ちなみにこの旅の間で飲んだコーヒー(ってかエスプレッソ)はここのが一番おいしかった。(個人の感想)
なんか豆はブレシアの地元ので、Sから始まる会社名だった(セガフレードでもスタバでもない 笑)で、ぐぐったらすぐ出てくるかなーと思ったら出てこない。残念。
「すごくおいしいー!ブレシアのコーヒー?」とか聞いてみたら、おばちゃんがすっごく嬉しそうに「そうよ!ブレシアのコーヒーよ!」って胸を張ってた。
見かけたスーパーで探したりもしてたんだけどなかったので、大手メーカーとかではないんでしょうかね。バールにおさめてるだけとかなのかもしれない。
もしまたブレシアに行くことがあったら、ここにコーヒー飲みに行きたいです。