新昌市博物館には世貿広場から2kmくらいかな？歩いて到着。
こちら、無料で入れました！
ものすごく広いものとかではないんだけど、市の歴史の紹介がされていて、なかなか楽しい。
Wさんには「新昌はお茶が有名」って言われていたのですが、新昌は龍井茶の産地なんだそうです。
あと、ここの観光名所のひとつとしては大仏寺というのがありまして、今回の訪問でも行く予定にしていたのですが、ここが天台宗ゆかりのお寺なんだそうです。
（天台宗の開祖がこの地で亡くなったんだとか）
天台宗っていうのは当然知っていましたけど、天台宗っていうのは中国の「天台」という地名から来ているとは知りませんでした。
しかも今いる場所から1時間くらいだとは！
今度もうちょっと天台宗の成り立ちとか勉強して、それから一度ここに来たいなあ…と思いました。
ここは写真撮影が可だったので、気になる展示（というか説明）を写真に撮りながら見てました。
いちいちWさんに説明を頼むのも悪いので、あとで確認しようと思ってさ（笑）
この博物館、地元出身・在住のWさんも初めて来たんだそうですが、ま、地元に住んでる人はたいがいそんなもんだよね（笑）
スタバでのんびり喋ってたりとかしてたので、スタートが遅かったということもあり博物館から出てきたときにはもうお昼過ぎ。
「お昼は何がいい？」と聞かれたのですが「もう何でも！」という気分（笑）
しかし定食っぽいというか、ご飯＋おかずというものが良かったので、Wさんが以前良く来ていたというお店へ連れて行っていただいて、黄焖鸡米饭という鶏肉の煮物？のご飯セットを頼んでいただきました。
杨铭宇ってチェーン店でした。
そうそう、こういうお店でも当然のごとくアリペイとか使えるのよね。
QRコード読み込んで「○元お支払い」ってやると支払い完了。
これって読み取り用の機械を店舗に設置したりとかする必要がないんだそうで、本当にQRコードだけ置いてあれば使えるシステム。
だから深夜にQRコードを張り替えて自分の口座に振り込ませるような泥棒が出て来るんだろうけど（笑）
で、黄焖鸡米饭が到着！
できたてのほっかほかです。すごいいい匂い。
「うわ～おいしそう～いただきます～」とか言いながら写真を撮ってたら、Wさんに「食べ物の写真を撮る人は、『毒が入ってないかスキャンしてる』って言われるんだよ（笑）」って言われた。すいません…。
旅行者だからさ、どんなものがおいしかったかとか撮っておきたいじゃない…（もごもご）
これはおしょうゆ味結構しっかりついてた。おいしかったよ～。
なんていう料理かとか知りたかったからここでメニューの写真とか撮ってたら、何かお店の人に話しかけられてしまいました。
わからん！と思ってWさんに助けを求めたら、Wさんが笑いながら「領収書が欲しいのかと思われたみたい。中国人だと思われてるよ～（笑）」と…。
紛らわしくて申し訳ない…。
ほんとにこの人見た目だけでさ、全く中国語（もこの辺の呉語も）わからないから………。
ホントごめんね………。
この後は午後2時くらいから、Wさんの英語の家庭教師先のお嬢さんとおしゃべりしようっていう話だったので、そっちに移動することに。
まだ時間は早かったので近くのスーパーに寄り、普通のお菓子を会社用に買い込みました。
会社へのお土産は、社内みんなでつまめるお菓子にすると決めているので、割と駄菓子系みたいなものを買うことにしているんですけど、Wさんには何回も「こういうの買わなくていいです！」と言われたので「こういうのがいいんだよ！普通のお菓子がいいんだよ！」とそのたびに返してましたね…。
あと上海エリア？の小学生用のノートとかも売ってたので、面白がってピンイン勉強用ノートを買いましたが「こういうの買わなくても良くない？」と言われましたね…。
でもさあ、日本には無いじゃない…？
どうせなら日本に無いものを買いたいじゃないですか…。ねえ…。
で、ちょろっと買い物をした後に、ホテルに戻って荷物を置いて、Wさんの生徒さん（とお母様）との待ち合わせ場所へ移動しました。
朝、Wさんとの待ち合わせに使ったスタバって世貿広場っていうモールの中にあるんだけど、この街にスタバは2つしかない大型ショッピングセンターの中に各1つずつ、計2店しかないらしくて、待ち合わせにはしやすい感じ（笑）
さすがにスタバでコーヒー飲むのは飽きた！ので、香港でよく見る滿記甜品がこのモールにあったので、そこでスイカジュースを飲みました。
私はスイカ食べるとかゆくなるのですが、Wさんにも「私はスイカアレルギーがあるので、もし救急車を呼ぶような羽目になったら、アレルギーのことを救急の人に言ってね～」と言いながら飲んでました（笑）
ちなみに万が一中国で倒れたときにはこの紙を持ってる、と言って見せた「我有西瓜過敏」というメモは間違っていないそうです。
（当たり前だ、同僚の上海人に訳してもらったんだから 笑）
この「我有〇〇過敏」はいろいろ使えるので便利なフレーズです（笑）
で、そうこうしてたら午後2時くらいになったので、満記からスタバへ移動。
しばらくしたら生徒さんことQちゃんと、お母さんがやってきました。
私達はとりあえず席を取って待ってたのですが、ええ、今思うと、このときついうっかり、誰もコーヒー頼みませんでした…。
すいませんすいません、うっかり忘れてたんです…。
でも朝にマグカップ買ったから許して…！
ちなみに私が小学生のQちゃんに会うことになった理由は、Qちゃんに勉強のやる気を出してもらうため、という、非常～～～に大人の都合…（笑）
彼女のお母さんは学校の国語（中国語、ね）の先生なんですが、娘さんには世界を見て欲しい、そのためにはやっぱり外国語ができるようになってもらいたい！ということで、娘さんには英語（とか日本語とか）がちゃんとできるようになってもらいたいんだって。
そんなわけで、英語が（多少は）できて海外に遊びに来る日本人のおばちゃんというのは非常に便利な存在（笑）
まあお母さんの気持ちもわかるし、旅行先で人と会うのは楽しいしさ、断る理由はないから会うことにしたんですよ。
でもねぇ～～～プレッシャーでしたわ…（笑）
まず会って、英語を習い始めたばかりのQちゃんは自己紹介文を丸暗記したものをすらすらすら～～～と読み上げるカンジ。早口！わからん！（笑）
私も自己紹介を英語でしましたが、どこまで通じていただろうか…。
お母さんも自己紹介とか挨拶とか、ちょっとしたことなら英語でOKそうだった。日本語も単語はいくつかはわかるみたいだった。さすが学校教師って感じです。
まあでも私が英語なり日本語で喋ったことはWさんが中国語でまとめて喋ってくれていた。お、お疲れ様…。
私も聞きたいこととかいろいろあったけど、Qちゃんとお母さんからの質問がいろいろ多くて、あんまり聞けなかった…。
話をした中で印象に残ってるのが、「中国でも日本でもピアノの先生は怖い」ということ（笑）
練習を1日サボるとバレて怒られるよねー！とかそういう話をした（笑）
あと、「中国（本土）には何人くらい友達がいますか」って質問をされたので、「Wさんだけかな」って言ったら、Qちゃんが「私、二人目になりたい！」って言ってくれたのよ！
いやあああん嬉しいいいいいいいい！！！！！（涙）
超かわいい…！
んで私が「あなたが2人目で、あなたのお母さんが3人目ね」と言ったら、お母さんが「おなかの赤ちゃんが4人目ね！」って言ってくれて、友達が一気に増えた。なんか嬉しいわ～。
（そうなの、お母さんは妊婦さんだったのよ）
結局2時間くらい話をしてたかな？
私も帰りのバスのチケットを買いに行かなきゃいけないし、Qちゃんたちもまだ用事あるし（お勉強…）、お開きになりました。
また会えるといいな！次はQちゃんの妹さんか弟さんにもね！
実はQちゃん、書道を習い始めて半年くらいなんだけど、それで書を私にプレゼントしてくれたのね。
多分B3変形くらいのサイズでね…。
「半年でこれかい!?」と思うくらい上手だし（本人も書道は好きだって言ってた）、もらえてすっごく嬉しいんだけど、これを自分は日本まで無事に持って帰れるのか!?と真剣に悩みましたね…。
これが半紙とかなら筒状に丸めるとかもアリだったと思うんだけど、厚手の画用紙くらいなので、丸めるともう折れる感じで…。
段ボールに挟んで、手持ちで持って帰るか…と思ったんだけど、こういう時に限って段ボールとか見かけないんだよね（笑）
ちなみにこれ、持って来ていたエコバッグにぎりぎり入るサイズだったので、日曜日の帰りはこの袋に入れて帰ることにしました。さすがに素で持っては歩けない…。
しかし無事に持って帰れるだろうかととても不安でした。
その後、世貿広場のスタバからバスに乗ってバスチケ売り場（というかバスターミナル）に行ったんだけど、土曜日の夕方は案外道路も混んでいて、ターミナルに行くのに１時間近くかかりました。
ちなみにですね、バスチケ買うのも身分証が必要（本人確認のため）で、本人じゃないと買えなかったんだよね～。
日曜の午後15:55の便を17時ぎりぎりにチケットを買いました。
新昌から上海南駅まで、1本で行けて、120元だったよ…。
行きはいくら払いましたっけ？っていうのを思い出すとくっそー、ってなるけど、まああれもいい経験だったかなあと…（遠い目）
本当に、次に行くときはダメなら杭州まで電車。そこからバスね！
このころ、一日つきあってくれてたWさんが一日中日本語＋英語＋中国語で限界になっていて「通訳が高い理由が分かった…」とか言い出してた。わはははは（笑）
一日付き合ってくれて本当にありがとう…。
しかしそんなに眠いのに晩御飯も付き合ってくれて、しかも晩御飯の後に私をホテルまで送ってくれるとか言うので「それは大丈夫だから！普通に帰れるから！！！！！」と固辞。
とりあえずWさんちの比較的近くに行って晩御飯を食べて、そこから私はぷらぷら帰ることにしました。
晩御飯はまた世貿広場近くに戻り、この辺の名物だという榨面を食べにつれてってもらいました。
もう30年くらいやってるお店って看板に出てた。それだけ続いてるってことはきっとおいしいんだろうなあ、と思う。
榨面って、乾麺なんだけど食べた感じが素麺とビーフンの中間みたいな感じでした。
ちなみにおつゆは塩味っぽい感じで、野菜のうまみとシイタケ、卵でわりと優しい味。
上に乗ってるのは湯葉かな。日本人的にも懐かしい感じの、染みる味でした…。
食べてるとめっちゃお腹にたまるんだけど、「今食べても9時か10時にはおなかがすくよ！」ってWさんに言われた。
そしてそれは正しかった…。腹持ちがあまり良くない…（笑）。
でもさすがにこの年になると、その時間からまた何か食べようとはあんまり思わなくなるんだよね（笑）
ここでは私がお金を払わせてもらい（お昼はアリペイの方がラクだよ～って言ってWさんが払わせてくれなかった…）、お店のおじちゃんとおばちゃんにおいしかったよ～ってお礼を言って出てきました。
ここではたまたまTVで抗日ドラマが流れてて、それを見たWさんが、私が嫌な気分になったりしないか心配して、ちょっと挙動不審になってた（苦笑）
私にとっては「中国では本当にそういうドラマやってるんだねえ」というだけのことなんだけど（だってTVで何言ってるかとかわかんないし 笑）、そんなドラマが放送されていても、私はお店の人が普通にご飯を出してくれて、おいしい晩御飯が食べられればそれで問題ないです…。
っていうか帰っていく私は別に大丈夫だが、日本人を連れて歩いてくれている、ここに住んでいるWさんの方が、あとでいやな目にあったりしないか心配よ？（笑）
（いやまあ大丈夫だろうと思いますけど）
ここで「じゃあまた明日ね～」って別れましたがまだ7時前なのよ。
せっかくなのでホテルに戻る前に世貿広場の中をひやかして回ってました。
男子とではこういうところは見て回りづらいからね…。
モールの中はまーまー楽しくて、ちょっとかわいいお店とかもあったのよ。
あら素敵じゃない？って感じのコートとかもあったんだけどどれもこれも1000元越え…。
いやまあコートなんだから別にものすごく高い値段じゃないけど、旅行先のテンションでコート買うのもなあ…と思ったので、買わないで帰ってきました。
あとここでも「通勤用のバッグ」を探してたんだけど、いいのはみつからなかった。
ちなみに新昌、それなりにチェーン店のお店とかはあるんだけど、まだコンビニは入ってきてないっぽかったです。ひょっとしたら新市街にはあったかもしれないけど。
チェーン店もまだそんなになくて、自分が知ってるような国際的な、もしくは日本にもあるようなチェーン店っていうとKFCがホテルの近くにあって、あとスタバとか貢茶とか満記が世貿広場にある。
そもそもショッピングモールも世貿広場と、今年新しく「海洋城」っていうのが新市街の方にできたくらいみたい。
この海洋城の方がZARAとかH&Mとかピザハットとか味千とかがあるようでした。
バスで通りかかったときに見た限りですが、入っていたスーパーもWalmartだったしね…。
新市街の方は「どこにでもあるビル」だらけなんだよね。
旧市街の方は味があって良かった。
ちなみに新昌のホテルを予約するのに、マリオットが1泊1万円くらいだからマリオットにしちゃおうかなあ～と思ったりもしたんだけど、そっちは新市街だったみたい。
こっちのエリアに宿泊にしてよかったなと私は思った。
…とか言ってますけど、買い物に行くのはショッピングモールだったりするから説得力ないわな！ははは！
世貿広場の中のMinisoで買い物しちゃったわ！ははははは！
日本のMinisoももうちょっと店舗広げて取り扱い品数増やせばいいのに～。
Minisoって扱ってる品が結構かわいいんだよね…。
フライングタイガーとかも可愛いんだけど、やっぱりアジアにはアジアのかわいさってあるじゃないですか。
Minisoのかわいさはアジアの可愛さなので、やっぱりしっくりくるものが多め。
そのあとは朝から見かけた本屋に行って万年暦を探して、購入をちょっと悩んできました。
いや…思ってたより大きい冊子だったもんで…。
（B5サイズ400ページ！紙は軽いけど）
翌日にもうちょっとコンパクトなものが見つけられたらそっちを買うことにしました。
で、ホテルに戻って荷物を整理して就寝。
新昌は一泊二日の旅なのですが、一度遊びにきたら気になるところがありすぎる…。
まあ知り合いがいなければ行く都市ではないとは思うけどね…（汗）
