麻婆豆腐発祥の店、陳麻婆豆腐の「旗艦店」みたいなところにもバスに乗っていったのですが、このころには午後6時頃になりました。
途中でおなかが空きすぎて買い食いをしてしまった。
黒糖味の一口ドーナツにゴマがかかってる感じ。これはこれでおいしかったです。
しかし後から思うと、これを我慢した方が良かった…という陳麻婆豆腐の盛りでした…。
陳麻婆豆腐旗艦店には、降りたバス停からはちょっと歩いたんだけどそこが書道用品店街みたいになってました。あとアート系っぽいお店も多かったかな。
すぐ近くには四川博物院と、杜甫草堂がありました。
うーん、最初からこっちの「旗艦店」にしていたら良かった…。
（杜甫も好きなので杜甫草堂も行きたかったんだけど、ここまで回る時間ないかな？とか思っていた）
この向かい側が浣花溪公園で、その奥が杜甫草堂だったのよね。
そうそう、街歩きをしていると果物屋さんがいっぱいいっぱいあって、そこここから桃のいい香りがしていました。
西瓜も切ったの売ってたりもしてね。
食べたかったなあ…西瓜…。
で、陳麻婆豆腐旗艦店なんですが、外で待ってる人がいるっぽいな？と思ったのですが、番号札システムみたいで、まあそれなら待てばいいし…と、「順番待ちします！」っていうアピールをしに店の入り口に行ったら、一人だったからすぐに入れてしまいました。
ラッキー？
注文は紙にチェック入れてほしい物を頼めばいいシステムだったので、中国語喋れない私でも楽でよかったです。
で、周りの人のお皿の大きさとかチェックしながら頼んだのは麻婆豆腐と、白飯と、杏仁豆腐（笑）
杏仁豆腐は口直しです。だって辛そうじゃない…。
注文を取りにきてくれたお姉さんは他には頼まないのか？本当にいいのか？って3回くらい確認してきましたけど、いや、さすがに無理だわ！ごめん！（汗）
あ、飲み物は席料で2元のお茶が来るのでそれにさせてもらいました。
しかし麻婆豆腐と杏仁豆腐で豆腐被りだな（笑）
最初に出てきたのは杏仁豆腐でした。その後に麻婆豆腐。
麻婆豆腐だけでもおぎのやの釜飯くらいあるサイズ。
土鍋で出てくるので冷めない。
っていうか熱いのか辛いのかわかんない！（笑）
でも花椒が効いてておいしい～～～！
ご飯が進みます。
揚げ物とか食べている場合ではなかったんだな…とこの時にしみじみ思いました。
すごくおいしかったんだけど胃の容量が食べることを許してくれないの（笑）
味はまあもちろん辛いんだけど、花椒の辛さが好きなのでとてもおいしかった。
唐辛子の辛さっていうよりやっぱり花椒の印象が強かった。（あんなに赤いのに）
花椒で口の中が本当に痺れたんだけど、多分自分で同じ分量だけ入れて作るとしたら「入れすぎた～！失敗した～！」って思う量だったと思う（笑）
あと案外っていうか思っていたよりしょっぱかった。だからご飯が進むんだよな。
そうそう、入っている挽き肉が結構固かった。日本だったらこんなに固くないな絶対って思った（笑）
多分世の中には、日本人的にもっとおいしく思える麻婆豆腐っていっぱいあると思うんですが、それでも元祖の麻婆豆腐はやっぱりおいしかったです。
これで31元だったかな。豪遊した気分になったよ。
ご飯食べ終わって6時半くらいだったかなあ。
だけどまだまだ明るいんですよねえ。
だいぶ西に来たんだなあ、というのをこのころに感じました。
で、時間があったのでここから少し動いて太古里に行きました。
太古里は陳麻婆豆腐旗艦店からバスで一本でしゅっと行けました。
おしゃれショッピングモールだったな。
輸入食品とかもあるスーパーが奥にあって、日本のお菓子も普通に売っていたので「私、成都に住んだらここに毎週通いそう」って思った…。
太古里の中には香港で一度食べてすごいおいしかったAwfully Chocolateもあったし、成都離れたくない…あと3日くらいここにいたい…！ってなってました。ダメじゃん！
ちなみに太古里とかでもちょいちょいDVDとか売ってそうなお店を探していたのですが、今はもう円盤って出ないのかしら…？
やっぱり今はストリーミングが主流なんだろうか…。
「飛馳人生」のDVDがあったらお土産にしたかったんだけどなあ。
ふらふらしていたらまあ夜の9時くらいになったので、まあちょっと早いんだけど空港に戻ることにしました。疲れてたし。
で、帰りは地下鉄で空港に戻って、預けていた荷物を引き取って、フランクフルト行きの飛行機のチェックインの列に並びました。
飛行機のチェックインは22時35分から…。あと1時間以上待つ感じでした。
でも椅子に座れるお店を探して回ってまた行列の後ろの方に並ぶよりは、荷物置いてその脇にぺたって座って動かない方が疲れないかなって思って、列に並んで、携帯を見ながら待ってました。
近くに並んでる多分ドイツ人のおっさんが、ヒマだからって友達とかに電話かけてずーっと喋っているのがうるさくて居眠りはできなかった。耳栓しててもダメだったよ。
なんかおっさんがこっち向いてしゃべっていて、その声がちょうど私の耳の高さにきていたんだよな…。
彼がちょっと別の方向向いてしゃべっていた時はすごい静かでよかった（笑）
前にいたドイツ人一家はトランプで遊びながら待ってたよ（笑）
お腹いっぱいじゃなければどこかのお店に入って宜賓燃面とか探してみてもよかったのですが、ぜんぜんおなかが空かないので参りました…。
ちなみにこのころになっても麻婆豆腐の辛み成分のおかげか、空港の冷たい床の上に座っていてもぜんぜん汗が引かなくてびっくりでした。
まあ冷えておなか痛くなったりするよりはいいけどさ…。
飛行機のチェックインが始まったらあっという間にチェックインが終わって、パスポートコントロールもサクっと通過して、中の椅子に座ってまたのんびりしてました。
小さい空港だから人も少なくて、いろいろサクサク進むのでストレスがない。
そういえば成都の街中でも列を抜かされるとか横入りされるとかなかったような気がする。
平日の昼間で人が少ないからみんな余裕があるだけとかかもしれないけど、何をするにももたもたしてしまう観光客には優しい？街なのでは…？とか思った。
成都の空港は当然北京とか上海とかより小さいので、お店を見て時間をつぶすとかもあんまりできないんですよね…。
結局椅子に座ったり寝っ転がったりしてツイッター見ながら時間つぶしてたんですけど（笑）、もう夜だから眠いんですよねえ。
飛行機の出発もちょっと遅れたので最後の頃は「ここで寝たり、ゲート変更に気づかなかったりしたら飛行機に置いて行かれる！」というプレッシャーがすごかったです。
多分1時間ディレイくらいにはなったんじゃないかなあ…。ほんとに眠かった。
またスタバネタなんだけど（笑）、パスポートコントロール通った先にスタバがありまして、氷が入った冷たい飲みものが欲しい、ということでここに入りました…。
今回もサーモスのタンブラーを持ってきていたので、アイスのカフェラテにでもしようかな…と思っていたのですが、飛行機の中での氷の使い回し（笑）を考えると他のがいいなと思って、橘香茉吉托かな。シトラスミントモヒートっていうドリンクにしました。
ミントはそんなに得意じゃないですが、このくらいならすっきりしていてとてもおいしかった。
（チョコミントとかミントのガムとかなっちゃうと味が苦手。においは割と好き）
この氷を機内にも持ち込んで、水入れて飲むぞーって思ってました（笑）
ちなみに氷はフランクフルト着くまでちゃんともちましたよ。
ありがたやありがたや…。
