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2017年上海のWECの金曜日と新昌に行ってきました その4

アイス食べて待ってたのもこのぼったくりバス旅行会社の待合室だったのですが、ここに私が来る前からバスを待っていたお姉さんは、耳は聞こえているみたいなのですが声が上手く出せない人だったのかな…?
動画で手話でチャットしてました。そうかそう考えると動画チャット便利だな!
このお姉さん、私に話しかけたげな顔でこっちを何回か見てきていたんですが、私は、耳も聞こえるし声も出るんだけど中国語も上海語もさっぱりわからないのです。ごめんね役立たずで…。

ちなみに私に両替をしてくれたお兄さんはなんかちょいガラ悪めに思えましたが(笑)、手話のお姉さんや私にも翻訳アプリとか使って説明してくれたりするので案外付き合いがいい人でした(笑)
(でもダメです)

7時40分ごろになったら、このお兄ちゃんが「あと20分!」と声をかけにきてくれました。
お、本当に8時にバスが来るのか。と思ってとりあえず安心。
ここで手話のお姉さんには「10時」って知らせてて、お姉さんがものすごい嫌そうな顔をしていた…。
お姉さん、私が来た夕方6時にはいたのに…。
何時間待ってるんだろう…。

そして8時ちょっと前にお兄ちゃんが声かけにきてくれたので、荷物を持ってついていきました。
バス乗り場がどこかあるのかなと思ったら、近くのガスリンスタンドに止まってるミニバスに乗せられました。
バスの定員は15-6人かな?ってところかな。
乗る前に写真撮りたかったんだけど撮る余裕がなかった(笑)

とりあえずバスに乗せられて中で待ってたんだけど、20時すぎても出る雰囲気は無い。
ちょっと~いつ出るのよ~とか思ってたら、後から1人乗ってきた。
この人がものすごい貧乏ゆすりをする人で、止まってるバスが揺れるんだ!(汗)
正直、この貧乏ゆすりで車酔いしてた。

8時を20分すぎても動かず、もう30分たつよ~…っていうころに、5人くらい(家族っぽいカンジ)が乗ってきた。これで大体満員ってカンジ。
何らかの形でバスの予約をした人が全員揃わないと出発しないのか、満員にならないと出発しないのかはわからないけど(どうせなら一便で稼ぎたいだろうしね)、この人たちがまたヘラヘラしながら乗ってきたので、私が乗ったときには既に乗り込んでいた人たちも眉間に皺が寄る(笑)
そしてこの人たちが全員乗り込んでから、バスの運転手さんが行き先を聞いて回り始めました。
杭州」とか「寧波」とか「嵊州」とかみんなが言ってるので私も「新昌(しんちゃん)」って言うんだけど、これが通じないんだなぁ!(涙)
文字で書いて見せたら、「あ~しんつぁん!」ってカンジでさ…。
脳内で「しんつぁん」「しんつぁん」って繰り返しましたね…。
このバスでは普通話は通じない…
(いや私の発音がダメなだけの可能性も高い)

で、ここで最後に乗ってきた5人組がまたなんか騒ぎだすわけよ。
多分行き先を聞いて回るときに、彼らに不都合があったんだろうね。
この時は「杭州からどこかに回っていくときに彼らの行く先が後回しにでもなるから騒いでるのかなぁ」と思ったんだけど、実際はどうだったんだろう…。
ここで彼らが降りて、また出発ディレイですよ…。
何時に私は新昌につけるんでしょう…?

その人たちが降りてからまた運転手さんも外でタバコ吸ったりしてて、いつ出発になるのかなぁって思ってたら、私が来る前に乗ってた乗客の人達が、外でのんびりタバコを吸ってる運転手さんになにやら叫び始めた(笑)
しばらくしたら運転手さんが戻ってきてようやく、ようやく、本当に出発。



「寝たら死ぬぞー!!!」って気持ちになるバスでした(笑)

結局50分遅れで出発です。
何時に私は新昌につくのでしょうか…。

そこからのミニバスは、トイレ休憩も無しで杭州に向かいます。杭州までで2時間弱くらいだったかな?
途中では「もし何かあったときのために現在地のツイートとかしておこう」と、地図アプリ立ち上げてスクショをTwitterに投稿しながら移動(笑)
ほんとに通信手段があって良かった…。
ちなみに翌日新昌で会う約束をしている人にも折々に連絡を入れてます。

高速のICを降りて杭州市内に入った…と思ったら停車。
みんながわらわら降りはじめます。
「あれ?寧波行きの人たちも降りてるぞ?私も降りるのか?乗り継ぎ?」と思ってたら、近くに座っていた片岡くん似のお兄さんが通りがかりに「新昌!」って声をかけてくれたので、私もバスを降りました。
どうもここで乗り継ぎのようでした…。
一本で行けるかなぁと思ってバスにしたのに…。
(注:だからダメだって言ってるでしょ)

降りたらみんなが、ある人に向かって自分の行き先を言って、チケットをもらっている。
「これ私もやらないとだよな?」と思ってたら、片岡君似のお兄さんが「こっちこっち!」というカンジでチケット引き換えの人の前に押し込んでくれまして、「この人は新昌!」ってカンジで係の人に声をかけてくれたので、無事にチケットを引き換えられました。
片岡君似のイケメンは行動もイケメン…!(涙)



ここでまた金とられるのかと思ってヒヤヒヤしましたけど、それはなかった。
なかなかいい業者じゃないか!
(注:多分そんなに良くない)

ここでは他のバスから降ろされてた人とかもいるようで(先客がいた)、みんなしてそこから自分の行き先に向けての乗り継ぎ先のバスを待っているのか…と思っていたら、そこから先ってバスじゃないのね!白タクなのね!
(注:ダメです)

まあここまできたらあきらめて待つしかないのですが、たまに片岡君似のお兄さんが「まだ来ないね~」的なことを声かけてくれたり、同じバスに乗っていた長身のおじさんが「新昌?俺は嵊州だよ~同じ方向だな~」みたいなことを声かけてきてくれたり。
途中で仕切っているお兄さん達に「新昌まだ?」とか聞きに行ってみたりして(聞くからといって順番が上がるわけではないだろうけど、白タクが来たら教えてもらえる確率はあがるかなと…)、ぼちぼち時間をつぶしてました。

途中で片岡君似のお兄さんの目的地方向のお迎え(これはちゃんとしたバスだった)が来たらしかったので、お兄さんが「先に行くね~」ってカンジで手を振ってそっちに向かっていったんだけど、どうも乗れなかったらしくて戻ってきた。
なんか良くわからないシステム…。

この頃、っていうか23時過ぎなんですけども、結構風が出てきて寒かったんだよね…。
トイレも、バスに乗る前に行ったきり5時間くらい行ってないわけで、まあその時は大丈夫だったけど「これあんまりにも来なかったらどうしたらいいかな…」とちょっと心配になり始めた頃。
バスが杭州についてから1時間くらいしたころだったかなあ。
バス停(仮)に、警察が来てしまいました。
なんかわからんけど口げんかしたりしてる人がいたりとか、「○○行き~!」とか声大声出して人を呼んだりとかを、杭州の高速を降りて数百メートルのところでわさわさやってるわけですからねえ…。
案外騒がしいから警察が来ちゃったんじゃないかと思うんですよね。
様子としては警察の人もバスの係?の人も顔見知りっぽくて(笑)、警察も車の中から外を見ているだけで何もしないんですけど。
それでも警察が来ると、静かにはなる(笑)



それまではそのバス停(仮)のところに白タクが来てわさわさみんなが乗り降りしてたんだけど、電動バイクとか電動スクーターで、ちょっと離れたところからの白タク乗降になったっぽかったです。
それをぼけーっと見ながら「早く来てくれないかな~」って思ってたら、「新昌!新昌!」って叫んでる電動スクーターのおじさんが来た!
片岡君似のお兄さんも「来たよ!」ってカンジで指差して教えてくれたし、同じ方向に向かう長身のおじさんも声かけてくれたので、間違えてない!
やった~!これでホテルに無事に到着できる!はず!(笑)
片岡君似のお兄さんに「謝謝!」ってお礼を言って、スクーターに向かったのはいいけど、考えてみたらスクーターは1台なのね。
往復しておじさんと私を運んでくれるのかな?と思ったら、私の荷物はスクーターの足もとに置き、おじさんと私とで3ケツで白タクの元へと向かいました。
どう考えても積載オーバー…
そして人生初の3ケツですわ…
いや~落ちずにすんでよかった…。ほんとに良かった…。

白タクのところについてみたら高速の出入口至近!ってカンジで、こんなところで乗り降りとか大丈夫なのかい!?と思いながらも荷物をトランクに入れてもらって、わさわさと乗りこみました。
こ、これで次はホテル(もしくは新昌のバスターミナル付近)だ…!とちょっと安心しました。
白バス&白タクだけど案外しっかりした商売をしているような気がする(笑)
(注:ダメですってば)

高速に乗って、まあここから少なくとも同乗者の長身のおじさんがいるうちは平気だよな~と思って少し寝てしまいました。コラ!
この段階で日付変わってますからね…さすがに前日もあんまり寝てないので疲れてまして…。
30分くらいうとうとしてたのかなと思います。
結局杭州から1時間くらいで、長身のおじさんの目的地の嵊州へ到着。
さてここからです。私は1人でホテルまでたどり着けるのか!?

しかし白タクの兄ちゃんが結構気さくな人で、新昌のどこまで行けばいい?って聞いてきてくれたのでちゃっかりホテルまで連れて行ってもらうことにしました。
当然のことながら普通に中国語(っていうか呉語?)で話しかけられるのでさっぱりわからんので「あいむじゃぱにーず。日本~」って言ってみたら、兄ちゃんが私の中国語レベルの英語を使い出してくれた(笑)
その後翻訳アプリで何か見せてきたな~と思ったので携帯を覗き込んでみたら『私の部屋に遊びに来ませんか』と日本語にして見せてきてくれました。
お兄ちゃんはにこにこしてたんだけど、「ノー!」と即答させていただきました。
ごめんなぁ兄ちゃん。
おばちゃんホテルの予約がしてあってな…。
さっきの片岡君似のお兄ちゃんなら考えたかもしれんけどな(笑)
(ダメです)

この後さすがにちょっと「もう居眠りはしてはいけない」と気合を入れなおしましたが、ちょうど日本から上海についた友達とメッセージすることになったので助かりました。
以心伝心って感じ~!?(笑)
いやー、持つべきものは友達だと思いました…。ほんと助かったわ…。