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この時期で「マメ」って言ったら…

はてなブログの『今週のお題「マメ」』ということで、子供の頃の節分の思い出をつらつら書きなぐって参加したいと思います。Twitterでツリーにするよりもいいかな?と。

で。

我が家(というか、実家ですね)は農家です。当時は大豆も自家製でした。
この節分でまく豆も当然自前なのです。
なので、今みたいに例えばスーパーで売っている、おいしい炒り豆とかじゃないんです。びっくりするくらい固い、ものによっては半ナマの大豆を全部屋に撒いて回るわけです。歯が折れるんじゃない?とか顎が痛くなりそうな、生のものが硬くなっているときの豆の固さ。煎る前のコーヒー豆とかあんな感じだったりするのかな……と想像します。

そういえば、祖父のカブの後ろに乗って(昔だから当然ノーヘルの2ケツよ)、近くの神社(八幡さま)にも撒きに行ってたな。
(そこは神社なんだけど、鳥居がない。小さいお社で社務所だけみたいな感じ。鈴は一応あって鈴緒が垂れ下がっていたくらい)
我が家は遠出する人がほぼいなくて(父と私くらいだね…)、カブを持っていた祖父でもそんなに遠くまで行っていたわけではないらしいですが、ほんとに家から1kmもないところにある神社にバイクで連れて行ってもらうのも楽しかった時代でした。

で、家で豆をまく話ね。
この大豆はまいたら翌日までそのままで、翌日普通に掃除して撤去していました。
一応「年の数だけ食べる」っていうのは私が多分幼稚園とか小学校とかで仕入れてきた知識として、私だけやってましたね。多分私以外誰もやってないんじゃないかな。
なぜなら、その豆がかっっっっったいから!!!!!!!!!!
踏んだらめっちゃ足痛いですよ。BB弾踏むような感じ。盛ってないからね!ほんとよ!踏まれてつぶれる豆も一部ありますが、大体はつぶれません。中まで火が通っている豆ばかりじゃないですからね…。
だからまあ歯とか顎とか強い子供は面白がって年の数だけ豆を食べることもできなくはありませんが、年寄りなんかそんなもん食えるわけないんだわ。しかもおいしくないし。味なんかついてないわけ。
私も「学校でやってたから」とかで面白がって食べて、年の数なんてせいぜいが10個くらいの時代だから「おばあちゃんの分も食べてあげるね!」とかやってたけど、おばあちゃんは豆食べてなかったからね!おじいちゃんが食べてるのも見たことなかったわ!撒いてるだけだよ!
(両親は私が食べてるから形だけ付き合ってくれてたかもしれない……)

しかもこのかっったい豆、翌日掃除してもそのうちどこからかまた出て来て踏んづけて「いてっ!」ってなるわけ。もちろんその「そのうち」が数か月後だったりとかもあるわけです。あるあるですね。

ま、我が家は色々やっていた割には割と雑なので、よその家では何らかの味をつけてサクサクの豆を撒いていたかもしれません。
そういえば、給食で出てくる節分の豆とかめっちゃおいしく思えたなあ…。
Twitterで「ピーナッツを撒くと楽」というのを見たときに「片付けも楽だし美味しいし完璧じゃんね!!!!!」って思いましたよ。いいなあ今の子は!!!!!

まあ私が子供の頃は節分に限らず、祖父母(特に祖父)が健在だったころは色々とマメに行事をやってた家でした。外の季節行事などについてはまたおいおい。